陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「HOKUSAI」DVD

2022-08-18 22:20:17 | Weblog
<「富嶽三十六景」など生涯を通して3万点以上の作品を描き残したと
いわれる江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の知られざる生涯を、柳楽優弥と
田中泯の主演で映画化。町人文化が華やぐ江戸の町の片隅で、食うことも
ままならない生活を送っていた貧乏絵師の勝川春朗。後の葛飾北斎となる
この男の才能を見いだしたのが、喜多川歌麿、東洲斎写楽を世に出した
希代の版元・蔦屋重三郎だった。重三郎の後押しにより、その才能を開花
させた北斎は、彼独自の革新的な絵を次々と生み出し、一躍、当代随一の
人気絵師となる。その奇想天外な世界観は江戸中を席巻し、町人文化を押し
上げることとなるが、次第に幕府の反感を招くこととなってしまう。
青年期の北斎を柳楽、老年期の北斎を田中が演じ、重三郎役を阿部寛、
人気戯作者・柳亭種彦役を永山瑛太、歌麿役を玉木宏をそれぞれ演じる。
監督は「探偵はBARにいる」シリーズ、「相棒」シリーズの橋本一。   
映画.comより>

 若い北斎は蔦屋重三郎にみいだされたとはいえ、写楽や歌麿には及ばず、
なかなか重三郎の言われたとおりに描けなかった。
その葛藤は柳楽優弥さんが見事に演じていた。お堅い人物に仕上げていた。
その逆は歌麿で・・・吉原?で遊びながら絵を描いていた。
そういういろんなタイプの絵師がいるので北斎は伸び悩んでいたんだな~。
(戯作者とももめていた。滝沢馬琴?)
葛藤があったなか妻もめとりこれから・・・って思っていたのにいきなり老年の
北斎が出て来て・・・真ん中はしょった?
そりゃ長生きしてたくさんの絵を残した人だから仕方ないが・・・

偉業をなした絵師の葛藤を十分に出してくれた田中泯さん。
戯作者の柳亭種彦役を永山瑛太って必要だったのかな~。
この人武士だったような・・・戯作を書かなくなって上司永井五右衛門
(津田寛治)に背いた?この辺がわからなかった~。背いたわけではなく、
戯作を批判されていたのか?自分が書きたい物を書けなくなって背いた罰?
政に背いたから?
北斎から一目置かれていた戯作者の柳亭種彦だったのに・・・
殺されて、北斎泣きながら、彼の絵を描いたら・・・凄い絵になっていた。

田中泯さんの北斎なりきり度が半端なくて迫力はあった。
墨が入っている器を雨の中に持って出て、それを自分にかけていたところが
凄い演技だな~と魅了された。
迫力はあったのに、映画全体の印象が薄い。
柳楽優弥さんと田中泯さんの演技力の差がありすぎて・・・😑 
やや作りが固すぎた感がある。やっぱり真ん中抜けたからね~。
北斎は後年の方が有名だから、仕方ないかもな~😀
北斎の娘お栄役の河原れんさんは知らない女優さんだった。
この映画は北斎の内面を見て欲しい映画だったのかもしれない。
できはいいけど・・・
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