あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

今年も若宮八幡秋季大祭に行ってきました

2014年12月17日 | 豊後高田市 昭和の町
ブログ更新しようと思っていた所にパソコンの不調・・・
大分県豊後高田市では12月5日~7日に「若宮八幡秋季大祭・裸祭り」が開催されました。
永保4年(1084年)から900年以上もの歴史を持つ伝統行事で、
岡山県の西大寺裸祭り、山口県の防府天満宮の裸祭りと並び「日本三大裸祭り」の
一つとして数えられてるお祭りです。

豊後高田市に訪れる様になってから、昨年初めて見に行ったお祭りですが、
今年は12月5日に休みを取って行ってきました。
そもそも休みを取ったのは、玉城ちはるさんのライブに行こうと考えていたのですが、
休みが取れた時点でチケットは完売して行けなくなりました。

下関と北九州と寄り道しながら、夕方、大分県豊後高田市入りして宿泊先の
ホテルにチェックインして、休む間もなく会場に向かいました。
会場ではお世話になっている方々にお会いしました。
昨年は3日目に行きましたが、今年は1日目に行ってきました。
1日目は若宮八幡神社から神様を下宮に移すもので、川渡し神事が行われます。

若宮八幡神社を出発した神輿
神輿を担いでいるのは陸(おか)組の方々
この後、豊後高田市市役所前で川の中で神輿を担ぐ締め込み姿の川組の方々に
引き渡されました。
潮が満ちるまで神輿は周辺を回ってきます。
私は寒いので主会場の河川敷に移動して、お酒や暖かい豚汁を頂きながら
神輿の到着を待ちます。

神輿が帰ってくると、同市の弓道連盟の方が数十メートル離れた橋のたもとから
火のついた矢を放って大松明に点火します。
大松明は長さ16メートル、直径3メートル、重さ約5トンもある世界最大級らしい。
ギネスブックに申請したら、比較できるものが無くギネスブックに登録できなかったとか
大松明には、たくさんの人たちがそれぞれ願いごとを書いて、若宮八幡でお祓いを受けた
「願い札」がくくりつけられています。

火の点いた矢を放っても、今年は強風で中々命中せず。
ヘタクソ~とヤジが飛び交うなか何本放ったでしょうか?2本の矢が命中。
無事に点火しました。

ゆふいん源流太鼓の皆様による力のある演奏と共に燃え上がる大松明

川組に引き継がれた神輿が桂川に下りてきます。

桂川を回る神輿
昨年のブログにも記載しましたが、川に入れる方は年齢制限があり、
心臓発作などの急病にならない為に40歳までの方が入水できます。
秋季大祭と言っても、今年は久しぶりに12月開催で気温も下がり、
状況が厳しい中、川に入られました。


飛沫を上げて盛り上がる川組

寒さで身体から湯気が立ちあがってました。

暫く川の中を回ります。所々深みもある。

桂川西岸のスロープに向かう神輿

桂川を上がる神輿

再び神輿は陸(おか)組に引き継がれ若宮八幡神社下宮に向かいます。
最後まで行こうと思いましたが、みぞれも降って寒いので、
主会場まで戻りました。お酒を頂いてホテルに帰ろうと思ったら、
お世話になっている方々から色々と頂いて、プチ宴会になってしまいました(汗)


今年は強風で火の粉が飛んで火災の原因にもなるので、豊後高田市消防局から
消防車が来て大松明の火を消火しました。

翌日、宿泊先近くにある若宮八幡神社の下宮に祀られている神輿を見に行ってきました。

昨年に引き続き、お祭りを見に行ってきましたが、
寒風吹き晒す桂川の中を練り歩く姿と「大たいまつ」と「和太鼓」の饗宴は
勇壮な光景でした。

最後になりましたが、豊後高田市観光協会・豊後高田市商工会議所青年部の
皆様お疲れ様でした。