あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

若宮八幡神社秋季大祭 開催

2016年11月20日 | 豊後高田市 昭和の町
大分県豊後高田市では11月11日~13日に「若宮八幡神社秋季大祭」が
開催されました。

永保4年(1084年)から900年以上もの歴史を持つ伝統行事で、今回で933回目。
岡山県の西大寺裸祭り、山口県の防府天満宮の裸祭りと並び「日本三大裸祭り」の
一つとして数えられてるお祭りです。
今回、大分県豊後高田市へ出掛けたのも祭りの翌日に休みが取れたので
この祭りの為に行ってきました。
豊後高田市に訪れる様になって、秋季大祭を見るのは2013年2014年
見に行って以来、3度目。
1日目の11日は若宮八幡神社から神様を下宮に移す為、豊後高田市中心部を流れる
桂川を渡る川渡し神事が行われ、
3日目の13日は1日目に若宮八幡神社から下宮へお下りして二泊した神様を下宮から
若宮八幡神社へお上りする川渡し神事が行われました。

川渡り神事を前に昭和の町や宮町周辺では、御神幸を前に陸組と川組の男衆が
商店、飲食店を巡り商売繁盛等を祈願します。

ボンネットバスと陸組の方々
昭和の町ではボンネットが優先です。
皆さん、通りすぎるのを待ってました。

いつも土産を買う二代目餅屋清末「杵や」を訪れたら
川の中で神輿を担ぐ締め込み姿の川組の方々が商売繁盛等を祈願にやってきました。

宿泊先のホテルをチェックインして荷物を身軽にして下宮を訪れると
神輿は下宮を出発した所でした。
今年は陸組にボンネットバスBX141が福山自動車時計博物館から
豊後高田市に嫁入りした時から
親交のある方が神輿を担いでいるという事で今回は陸組を中心に撮影しました。


今回初めて知ったのが、担いでいる方は赤と白に別れてますが、陸組の中で
赤組、白組と別れているみたいで押し合いがありました。
商店、飲食店を巡り商売繁盛を祈願した際にお酒を飲んでるので
喧嘩が勃発する事も・・・

商店前で祈願する陸組

昭和の町にある1つ目の信号機と神輿


先回りして川渡しが行われる会場に行ってみました。
既に大たいまつには火が点いてました。
解体中の廃墟は旧豊後高田市庁舎
大たいまつは長さ16メートル、直径3メートル、重さ約5トンもある世界最大級。
ギネスブックに申請したら、比較できるものが無くギネスブックに登録できませんでしたが、
今回良く見るとギネス認定と幕に書かれていたからギネスに認定されたのかと
思ったら、ギネス認定の横に小さく?マークがありました。
大たいまつには、たくさんの人たちがそれぞれ願いごとを書いて、
若宮八幡でお祓いを受けた「願い札」がくくりつけられています。

ステージでは、豊勇會、河内中学校、和光保育園、西叡太鼓大和、豊後みさき太鼓
による勇壮な演奏が行われ、会場を盛り上げました。

神輿に戻ると川組に引き継がれる場所まで来てました。

神輿は川組に引き継がれ川の中へ


今回はステージのある反対側から撮影してみました。

飛沫を上げて盛り上がる川組

川から上りました。

勇壮な演奏が続くステージ

勢い良く燃える大たいまつ

神輿は再び陸組に引き継がれた。

神輿は若宮八幡神社本宮に還御する為、本宮へ向かった。
最後まで行こうと思いましたが、後追う人の多さで断念。

秋風吹き晒す中、練り歩く姿と「大たいまつ」と「和太鼓」の饗宴は
勇壮な光景でした。
来年は12月に開催になるのだとか・・・
最後になりましたが、豊後高田市観光協会・豊後高田市商工会議所青年部の
皆様お疲れ様でした。