「素直であること」の大切さについては、私の過去のブログでも何度か書いてきました。今の時点で、改めて、素直さの大切さを強く感じていますので、土木学会全国大会で仙台に来ている今、書こうと思います。
時代は激変しています。100年に一度くらいの変化が生じていると言う人もいますし、もっと大きな変化だと言う人もいます。私もそう思います。また、過去の古き良き時代があるとして、そこに戻りたいという気持ちを持つ人も少なくないと思いますが、我々人類は、前に向かって進んでいくしかありません。
人口爆発、食糧・エネルギー不足、大都市の過密化と地方の過疎化、人間個人の分断と孤立、先の見えない時代における不安、問題は限りありません。豊穣センターが真正面から立ち向かう、防災・減災や、インフラの長寿命化・維持管理なども、極めて大きな課題です。
時代や社会が変わるのですから、人間個人も変わらざるを得ないと思います。何のために変わるべきなのでしょうか。
幸せに生きるためだと思います。
何をもって幸せ、豊穣、豊穣な社会、というのか。それこそ、今、そして今後、問い続けるべきです。問うて、実践すべきです。
変わるためには何が必要か。素直さ、でしょうね。
私の周囲を見ていても、素直でない人はとても多い。私の本当に近くにいる方々は、素直な方が多いです。
素直でない人と話していると疲れる。もう一度話したいとあまり思わない。話していても、受け入れる様子もないし、とにかくクリエイティブに会話が進まない。
素直な方、学ぼうとする方、変わっていく時代、社会に適切に対応し、少しでも貢献したいという気持ちを持つ方々とは、話していて楽しいし、その時間こそが幸せ、豊穣、であると感じます。
私自身は、素直な方だと自覚しているし、いろんな方に「素直ですね」と言われるので、おそらく素直な素質は持っているのだと思います。そのように育てていただいた両親や先輩方に深く感謝いたします。
私自身、本質的には生まれたときからそれほど変わっていないとは思いますが、多くの方々の導きや、自身が置かれた環境において、数知れず、変化を遂げてきました。
今回、2024年の3月末くらいから経験した、自身の体調の不良(基本的には過剰な業務、責任から来ていた)、精神面での脱皮、心身のバランスを高次元で確保するための人生設計・生活環境・生活スタイル・仕事スタイルの大転換、は私自身にとって極めて大きな学びの期間となりました。
その期間、本当に信頼できる方々とたくさんコミュニケーションを重ね、多くの新たな出会いがあり、同志が増え、豊穣な社会を目指していく人のつながりが急速に増えてきました。
素直であり続け、学び続け、そして誠実であり続けるために努力を重ねる。
逆説的ですが、素直であるためには、したたかさも必要です。
私が素直で、学び続けられるのは、そして誠実であり続けられたのは、研究者であるから、という面が大きいと思っています。
自然科学、工学の場で研究、実践をしていると、自分の仮説や思い込みが覆されることなど日常茶飯事。日々、学びます。そして、自分の思い込みほど恐いことはない、と思い知らされます。
社会で実践、技術や考え方などを社会に実装、していくとなると、素直なだけでは上手く行きません。原動力は素直さでよいと思うのですが、誠実かつ、したたかさ、たまにはずる賢さも合わせ持っていないと、大きな改善は形になりません。
清濁併せ呑む、というような言葉もあります。
今回の仙台出張は、とても大きな仕事はすでに終わりましたが、自分一人の時間も多く、休養も取りつつ、その時間を貴重に使わせていただいています。また、多くの方々と懇親する場もいくつかあるので、豊穣な社会のための、豊穣な時間となるよう、素直さを前面に出して全力で懇親します。。。
私のことを心配しておられる方もおられると思いますが、体調がようやく回復しました。
5/10(金)にほぼ完調に戻った感覚を持てたのですが、それまでアップアップで乗り切っていたので、いろいろとご迷惑をおかけしたかと思います。
5/13(月)の週も、「生き返った」ような状況において、慌ただしい日常生活をどう回していくか、に適応していくのに時間がかかり、私を支えるスタッフたちと連携しながら、回復のプロセスがほぼ完了しました。リハビリがほぼ完了した、というイメージです。
まだ少しご迷惑をおかけしてしまうことがあるかもしれませんが、ほぼ回復しましたので、ご安心ください。
5/16は一泊で岡山へ出張しておりました。
来週あたりから動きが激しくなり、5/27の一週間は、激動となります。何とか心身が付いていけるよう、整えたいと思います。
豊穣センターの主催で、5月28日(火)の夕刻に、素敵なセミナーを開催します。
とみおかワイドメーヌ代表の、遠藤秀文さんをスペシャルゲストにお招きします。
私は、遠藤さんのことを2024年3月3日に初めて知りました。富岡町で活躍する様々な方々の実際のお話を伺う2日間のツアーに参加し、何度も感激するような素敵なツアーでしたが、ツアーの二日目の朝に、遠藤秀文さんのお話をオンラインで伺いました。
私は、遠藤さんのお話の後半はずっと泣いていました。魂が震えるような感覚でした。
16,000本のワインのための葡萄の木を植える。もうすぐ16,000本に届きます。この数字は、大震災の前の富岡町の人口。
葡萄の木は時間をかけて質が高まっていくそうなので、まさに100年後の富岡が豊穣になるための取組みを実践しておられるのです。
2024年4月13日に、富岡町で開催された「福島再生塾」の開塾式に私も参加させていただき、そこで遠藤さんと初めて対面でお会いしました。
福島再生塾での遠藤さんのご発言の中に、「双葉郡8町村は、復興の方向性がバラバラで、方向を見失っているように思える。分断と孤立が加速している。」というような主旨のものがありました。これは、我が国の状況そのものではないか、と私は瞬間的に感じました。
さあ、5月28日に、遠藤秀文さんを横浜にお招きします。対面で参加できる人数には限りがありますが、ぜひぜひ、オンラインでもなるべく多くの方々に遠藤さんのヴィジョンを聴いていただき、福島の、そして我が国の将来について考えませんか?
1月30日に、坐禅を始めました。横浜国立大学の豊穣な社会研究センターの部屋(高等研究院の207室)で、つながり方研究所の河野さんに指導してもらって、5分の坐禅をしました。それ以降、自宅や出張先のホテルなどで、一日15分の坐禅を日課にしています。
禅との明確なかかわりは、大愚和尚のYoutube番組の「一問一答」を見たことかと思います。コロナ禍の最中だったか、その少し前だったかと思いますが、たまたま大愚和尚の番組を見て、感銘を受けたり、様々な気付きがありました。たくさんの大愚和尚の動画を見て、悶々としていたこともあった私は、癒されたり、新たな考え方を取り入れたりしました。大愚和尚の本も数冊購入して勉強しました。大愚和尚の考え方は、私にも結構な影響を与えていると感じています。
その後、2023年2月にゼロ・ポイント・フィールドの考え方を知り、つながり方研究所のメンバーと、この考え方についていろいろと議論しました。禅の考え方と通じるところも多く、仏陀の言う「空」はゼロ・ポイント・フィールドのことであろうと私は思います。
ゼロ・ポイント・フィールドについては、2023年7月末にコーチング祭りでの講演の中で村松大輔さんのことを知って、著書を2冊読んで、理解が深まりました。
つながり方研究所の活動を通して、僧侶の島津清彦さんと知り合い、ご本人から著書をプレゼントしていただきました。「心が回復する禅問答」という素敵な本で、何も知らない青年と禅の僧侶との対話形式の本で、大変分かりやすく、読みやすく、禅の本質を理解できたように感じました。この本のおかげで、私の散歩や、毎朝のお弁当作り、毎日の通勤での山登り・山下り(上星川駅と大学間)なども、すべて禅なのだな、と認識することができました。読書も禅。
さらに、つながり方研究所の活動を通じて、浄土真宗の僧侶の新田崇信さんとも友達になり、新田さんは禅の方ではありませんが、禅の話でも盛り上がり、いよいよ潮時?という感じで、坐禅を始めることになりました。
1月26日(金)に福島大学の地域未来デザインセンターを新田さん、つながり方研究所の河野さんらと訪問し、その夜の懇親会で1/30に坐禅をやりましょう、という話になり、冒頭の207室での坐禅につながります。
坐禅を始める前に、鈴木大拙の名著「禅」を読み始め、私の最初の坐禅を指導してくれた河野さんに推薦された、鈴木俊隆の「禅マインド ビギナーズ・マインド」も坐禅を開始した直後から読み始め、鈴木俊隆の説くように坐禅の修業をするように心がけています。
禅や坐禅の極意は長い人生をかけて体得していくものとは思いますが、鈴木俊隆の言うように、坐禅とは「初心を持つ」ことであり、無心になり、空になることであり、坐禅に目的はない、ただ坐禅する、という気持ちで毎日坐しています。
豊穣な社会研究センター長に就任して一週間後に50歳になり、天命のつもりで全力の活動を重ねていますが、このタイミングで初心に戻る坐禅を始めることができたのは、とてもありがたいことだと思っています。
豊穣な社会研究センターでは、ほんとに多様な素晴らしい方々と出会うことができ、楽しいです。センターが創り出すつながりの場は、なるべく多くの方々に活用していただければと願っています。
2023年の大晦日となりました。このエッセーは浦和の実家で書いております。
まさに世界が激動となり、馬渕睦夫さんによると「2023年に世界の大転換がすでに生じた」とのこと。人類史で少なく見積もっても100年に一度くらいのパラダイムシフトがすでに生じた、ということですから、とんでもない激動になっていくことは確実でしょう。まだ何が起きたか気づいていない方は、ぜひ馬渕さんの著書や動画でフォローしてみてください。
さて、私個人も2023年にはいろいろな出来事があり、まさに全力で駆け抜けてきた感が強いです。ほとんど休日もなく、明らかな休日は数日くらいでした(ある一日は9月19日に大雄山最乗寺に登山・お参り。ある一日は11月4日に友人と筑波山に登山。ある一日は12月29日に昭和記念公園でハーフマラソン)。結局、休日もダイナミックに活動しており、寝転がって過ごす休日はほとんど無かったように思います。
2023年は2月に、田坂広志さんの「死は存在しない」という著書を紹介されて読み、「ゼロ・ポイント・フィールド」という概念を初めて知り、今年の自分の転換の一つの大きなきっかけとなりました。その後、田坂さんの著書や動画をフォローし、7月末には東京コーチング協会のコーチング祭りという三島でのイベントにゲストで呼んでもらって、そこでのコーチングの達人たちの講演の中で村松大輔さんのことを知り、2冊ほど著書を読んで、「ゼロ・ポイント・フィールド」や量子力学の世界の概念について、認識を深めることとなりました。ブッダの世界観と量子力学の世界には共通点も多いように思われ、ある意味で、宗教と科学の融和、という壮大なテーマなのかもしれません。
仏教にも多大な興味があり、多くの著書や動画などを勉強していますが、ゼロ・ポイント・フィールドとの出会いは、私の今後の人生にも大きな影響を与える出来事、きっかけでした。
2月には、ドテラのアロマオイルを始めました。友人に勧められ、始めましたが、すっかりはまってしまいました。10ヵ月以上経過しましたが、睡眠前・中の寝室でのディフーザー、風呂上がりや日常の顔・肌のケア、香水もやめてドテラのオイル、洗濯の洗剤、衣類や靴のスプレー、などすべてドテラの製品に切り替えました。自分でオイルをブレンドしたりしており、これも私の人生に大きな転換をもたらしました。
ついでに食生活について。2022年4月6日から断酒し、そのままずっと継続していますが、飲みたいとは全く思わず、すでに1年9ヵ月。主食は白米を大幅に増やすことにし、食事メソッドは、柏原ゆきよさんのメソッドに従っています。白米を相当な量、食べるメソッドですが、非常に健康で、以前は肌荒れもかなりあったのですが、肌の調子も極めてよいです。体重は63kgくらいをほぼずっとキープで、引き締まっています。
そして、2023年4月から、豊穣な社会研究センターが設立され、センター長としての業務が始まりました。普通の大学教授と兼務ですので、忙しくなるのは当たり前なのでしょうが、まあそれにしても忙しいこと。3つの研究所(元気なインフラ研究所、もしも×可視化研究所、つながり方研究所)を抱えるセンターの長として、まともな研究センターとして機能させるためには、ありとあらゆる努力を実践する必要があり、まさに全力でやってきたと思います。センターが今後、どのような展開を見せるかは、乞うご期待、です。
豊穣Cで活動をともにする同志たちとも出会うことができ、私にとっても新しいチャレンジが続きますが、私の50代を捧げるチャレンジとなるでしょうから、やりがいも大きく、使命感に燃えている状況です。
2022年度から職務としている、留学生プログラムのディレクター職も2年目となりましたが、比較的順調に推移しており、文科省の奨学金プログラムの継続審査も無事に合格し、ディレクターの責務を果たしてホッとしています。
4月に50歳になりましたが、まさに体力勝負。膨大な業務を元気にこなし続けるためにも、とにかく心身の健康がすべてといって過言ではありません。幸いに、メンタル面がへたることもなく、身体面では7月に股関節痛が発生しましたが短期で回復し、3回の海外出張(ベトナム+シンガポール、パキスタン、ウズベキスタン)も無事にこなすことができました。半月後の1月には久しぶりのヨーロッパ出張でイタリアに行く予定です。
心身の健康を維持するため、まさにありとあらゆる努力と修業を重ねている状況で、毎朝の体操+柔軟体操、2週間に一度のカイロプラクティク、ほぼ毎週のスーパー銭湯でのサウナとリンパドレナージュ、日々のウォーキング(通勤での上星川駅からの山登り+下り)、毎朝の娘たちのお弁当作りなど、習慣が仕事のパフォーマンスを支えています。
運動も基本は日々のウォーキングとなりました。一番手軽だし、体への負荷も小さいし、とにかく散歩は楽しい。3月から12月の10ヵ月は、すべて月間平均で10000歩以上/月を達成。特に、10月は13,236歩/月、11月は13,933歩/月と頑張りました。また、一日10000歩以上の連続日数記録も77日(9月16日~12月1日)という自己新記録を作りました。歩く、という行為と様々な記録をつなぎ合わせて、趣味にしてしまいました。
年末も基本的には1月8日締め切りのJCI(日本コンクリート工学会)の投稿論文の添削。8本程度の投稿となりそうで、空いている時間はとにかく添削。
そのまま年始に突入しそうですが、突っ走れる間は走り続けようと思っています。
2024年も心身の不調がなければ、同じように走り続けると思いますが、ご一緒いただく方々にはお世話になると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
数年以内くらいに、3ヶ月程度の海外滞在を考えています。居心地の良い国(例えばベトナム)に拠点を置いて、心身のリラックスと、研究・執筆活動などに専念する充電期間です。それを夢見て、走り続けようと思います。。。
世の中は年末モードですが、25日から熊本へ年内の最終出張に出かけたたため、まだまだ年が終わる感じがしておりません。おまけに、27日の午前に熊本空港から羽田に戻り、到着直後にオンラインでの会議、そして午後は土木学会で品質確保・長寿命化の235委員会+懇親会、と全力モードが続きます。
28日は少しリラックスし、職場での仕事納め(机の片づけとか、親族へのカレンダーなどのプレゼンとの持ちかえり、少々の事務仕事程度)をして、整体+銭湯+リンパドレナージュで体を癒し、29日の昭和記念公園でのハーフマラソン(3年連続3回目)に臨みます。ハーフマラソンもあるので、気持ちは張っており、完走した後は、お気に入りの立川駅構内でのカニチャーハンでの昼食と、行きつけのスーパー銭湯(二日連続)でリラックスの予定。これで一年が終わった~、と一息付ける見込み(気持ちよく完走できることを願う)。
12月も一所懸命でしたが、怒涛のように過ぎ去りました。12/1からウズベキスタンに出張。初の中央アジアで、大変貴重な体験をいろいろとさせていただきました。
あまり予習せずにウズベキスタンのタシュケントに乗り込みましたが、歴史、文化、伝統、食文化などに濃密に触れることができ、すでにウズベキスタンの教え子が母国に戻っており、大変な歓待をしてもらいましたが、今後のウズベキスタンとYNUとの連携に少しでも貢献できればと思いを強くしました。
ウズベキスタンから帰国後、咳が出るようになりましたが、発熱することもなく、徐々に咳も収まり、仕事には何の支障もなく、週に一回程度のジョギングで軽めにハーフマラソンに向けて体調を整えてきました。
高岡市(橋梁維持管理システム)への弾丸出張や、熊本県玉名市の廃棄物有効利用オワコンによる雑草対策プロジェクトの2泊出張なども極めて良好な形で終えることができ、豊穣な社会研究センターの元気なインフラ研究所のプロジェクトも順調に始動しています。
オワコン玉名プロジェクト 宮本ブログその1
オワコン玉名プロジェクト 宮本ブログその2
オワコン玉名プロジェクト 宮本ブログその3
オワコン玉名プロジェクト 宮本ブログその4
年内の講義も無事に終え、通常は金曜日の午前に実施している「土木史と文明」は、12/26は学而暦の関係で金曜日の講義を実施する必要があり、何と、玉名市役所の会議室でオンライン講義を行いました。玉名プロジェクトの同志や、玉名市役所の職員の希望者たち、合計で15人くらいが、会議室で私の講義を聴講する、という異例の状況でしたが、楽しく講義をすることができました。会議室で聴いた方々も、大変面白かったとの感想をいただき、様々な刺激を受け取っていただけたようです。一つの講義が、60名くらいの現役学生の聴講生や、会議室で聴いてもらった大人の方々、それぞれの個人に向けて、縦横無尽?のメッセージをお届けできたようで私もやりがいがあります。こうやって、一つ一つの講義においても大切な時間を積み重ねていくことが、素晴らしい将来につながっていくものと信じています。
12月23日ごろから、年末年始の論文執筆・添削モードに入っておりまして、28日からこのモードが加速します。かなりたくさんの和文、英文の論文を投稿しますので、執筆者の学生や学外の共同研究者たちと無数のやり取りを重ねていきます。年末年始もずっとこの作業を続けることになりますが、もはや毎年の恒例行事なので、上手に気分転換しながら、クリエイティブな時間を楽しみたいと思います。
2023年の総括は、もう一本、ブログを書こうと思っているので、そこに譲ります。
今年はとにかく心身のケアに注力し、「習慣」により高いレベルの健康を保ち、まさに全力で仕事に取り組んできました。その仕上げが、ハーフマラソンになります。天気も良さそうなので、健康に生活させていただけていることに感謝の気持ちを抱きながら、走りたいと思います。
ややレアな事例かもしれませんが、空港で襲われたりすると危険ですので、ご参考までに。
下記は、12月2日の早朝に、ソウルの仁川(Incheon)空港にいたときに書いたものに少し加筆したものです。
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Incheon空港におりますが、なかなかひどい目に会いました。
私のこれまでの例年は、10月から繁忙期に入り、5か月間、2月末ごろまでかなり忙しい時期が続く、という生活を繰り返してきました。
昨年度、自分の役職が変化し(留学生プログラムのディレクター、豊穣な社会研究センター長(2023.4~)に向けた準備)たこともあり、さらに忙しさが増しました。
今年度からは、豊穣な社会研究センター長にも就任し、一日仕事をしない日という休日がほとんど無いような状況となりました。
2023年10月は、10月としてはこれまでの人生で最も忙しかった10月だと思いますが(2月など、10月以外では限界を超えたときも何度かありましたが)、ヘロヘロの状態で終了しました。11月は少しワークとライフのバランスを、などと思い、11月4日の休日には友人と筑波山に登山したりしました。結果的には、月間の平均歩数/日が13933歩と過去の最高を記録し、月間平均10000歩/日以上も9か月連続に伸び、10000歩以上/日の連続日数記録も77日まで伸びて12月1日まで続き終了しました(ウズベキスタン出張により)。健康には徹底的に配慮したつもりですが、次から次へと襲いかかる?業務を淡々とこなし続けた、という11月でした。
10月以降が忙しい理由の一つが、手のかかる講義がいくつかある、ということでもありますが、土木史と文明や、国際プロジェクトマネジメント(留学生用講義、私の担当は11月17日で終了)も順調に進み、11月もあっという間に終わってしまいました。
12月1日の夕方から、ウズベキスタンに出張しましたが、出発直後や、経由地の仁川空港でトラブル勃発。トラブルについては別のエッセーで報告します。何とか、トラブルを克服して、無事にタシュケントに到着し、教え子に出迎えてもらい、快適な状況に復活し、滞在中のミッションをしっかりこなそうと意欲に満ちている状況です。
1月8日が締切りの学会の投稿論文に、今年は結構な数の論文を投稿する予定です。年末年始もそれらの添削で休む暇はありませんが、投稿予定の方々(学生たちや共同研究者たち)も頑張る気満々と思いますので、クリエイティブな時間と思い、楽しみたいと思います。
こちら、ウズベキスタンのタシュケントで私をもてなしてくれている教え子のSohib君も、修士課程中に実施した研究を、上記のJCI年次論文集に投稿予定で、第1稿をすでに私に提出してくれている状況です。これから添削を重ね、しっかりした原稿を投稿したいと思います。学会は愛媛で行われる予定で、Sohib君も、同じ釜の飯を食った仲間たちと学会で再会できるであろうことを楽しみにしており、そのためにも私がしっかり添削してあげようと思っています。大事な積み重ね、ですね。
今回の出張中も、出張そのもののミッションをこなすことは当然のことですが、本日も1時間半後に日本で開催されているベトナム人のアカデミアたちの学会でKeynote presentation(オンライン)をしたり、数日後に締め切りのかなり重い事務仕事を少しずつ片づけたり、土木史の学生たちの論文を評価したり、とやることだらけではあるのですが、いずれもやりがいのある仕事を思うようにして(実際思っていますが)、時間を有意義に使おうと思っています。飛行機の機内も、仕事しているか、寝ているか、のどちらかです。。。
本日は日曜日のため、こちらの時間で9:00から30分ほどオンラインで英語での講演をした後、Sohib君が迎えに来てくれて、市内視察の予定です。旧ソ連国の中で地下鉄のある国はほとんどないそうで、ウズベキスタンのMetroにも乗ってみる予定です。楽しみ。。。
12月もスタートしました。12月29日に3年連続となりますが、昭和記念公園でハーフマラソンを走って、1年の活動を終えることとなります。それまで心身の調子をしっかり保って、走り続けます。。。
9月もまもなく終了で、2023年度も前半を終わることになります。
私としては、一つの節目でして、横浜国立大学で勤務を始めてちょうど20年が終わります。20年前の10月1日に助教授として赴任し、赴任したその日に「構造の力学Ⅲ」(不静定の構造力学)の講義で緊張しながら登壇したことを思い出します。当時、土木工学教室の教授・准教授陣の中では圧倒的な若手でしたが、今では教室でも上から数えて3番目の年長者となりました。。。
今年度の前半戦が終わりましたが、順調に行ったこと、そうでもなかったこと、などいろいろですが、振り返っておきたいと思います。
4月に「豊穣な社会研究センター」が総合学術高等研究院の中に設置されました。私自身はセンター長として、舵取りを担当しますが、プレーヤーでもあるので、まさしくプレイングマネージャーとなっており、忙しいですが、楽しくやらせてもらっています。
豊穣な社会研究センターの中でも、つながり方研究所は、新たな領域を開拓する研究所として設置し、人と人のつながり方を研究するチームとして、4月からチームビルディングが始まりました。今年の1月末ごろの時点で、私以外に誰もメンバーがいないところから組織を始めたので、まさにまっさらな状態からできあがっていくチームです。
4月上旬の2回の顔合わせ、フリーディスカッションから始まり、ほぼ月に一回、丸一日の会合を重ね、8月21日の勉強会・対話会でおおよそ、つながり方研究所の方向性をチームメンバーが把握できたものと思っています。学外からも客員教授を3名、客員准教授も10月で2名、という体制で、さらに学外の様々な企業等との連携を開始する会合を10月23日の午後に予定しており、本格的な活動がスタートしています。
つながり方研究所には、様々な分野の方々が集いますし、個性と才能豊かな方々が次々と集まってきますので、私自身もとても勉強になりますし、元気もいただいています。量子力学的生き方、についても勉強を深めており、個人の生き方としても、つながり方研究の社会への実践としても、大変にワクワクする状況です。9月17日・18日の防災KOKUDAIでは、つながり方研究所が主催のセッションも2つ、開催することができました。
4月の誕生日で50歳となり、いわゆる「天命を知る」年齢となりました。これまでの私の活動のまさに集大成となる取り組みが、豊穣な社会研究センターと思われ、研究者、技術者、教育者、一個人として培ってきた能力や手段のありとあらゆるものをつぎ込んで、センターの活動を活性化させ、少しでも社会に貢献できればと心から思っています。25年以上続けているブログも、重要な手段の一つです。
研究面では、3~4年くらい前に、「くすぶっている」時期があったと自己分析していますが、いくつかの研究プロジェクトを積極的に仕掛け、中期的に育てていくつもりで取り組んできましたが、それらが軌道に乗ってきているため強力に推進したいと思っています。一つは、2021年度から取り組み始めた、生コン会社の方々と連携しての超環境負荷低減型の建設材料の開発で、もう一つは、これも2021年度から取り組み始めた暑中コンクリートの品質確保とその先にある品質確保・長寿命化技術の体系化、です。さらに、現実のインフラ維持管理システムの改善にも実践的に取り組み始めており、これらの研究プロジェクトは、信念をもって発展的に続けたいと思っています。これらは、豊穣センターの「元気なインフラ研究所」の活動につながります。
私は、数値シミュレーションを活用した研究も実施してきていますが、最近新しく取り組んでいる研究としては、横浜市と連携しての「都市丸ごと解析」と、前川宏一先生にご指導いただきながらの「コンクリート構造物の放電破砕による解体」のシミュレーションです。どちらも、極めて多くのことを学びながら、成果を社会に還元していくことのできる研究であり、大きく育てていければと思っています。これらは、豊穣センターの「もしも×可視化研究所」の活動につながります。
2022年4月6日に断酒して、1年半が経過しました。数えきれない数の懇親会に出席していますが、お酒は全く飲みたいとも思わず、おいしい食事や会話を楽しんでいます。過去は有名な?酒飲みでしたので、お酒を飲むことの楽しさも知ってはいますが、もう十分飲んだので「飲み飽きた」ということにし、違う人生を歩むことにしました。お酒を飲まなくても楽しいことは山ほどあるし、私の場合、お酒を飲みたい、という欲にやや支配されていた面があったので、その欲から解放されて清々しいし、時間も有意義に使うことができ、こちらの人生を気に入っています。
2023年3月から、7か月連続で「月間の平均歩数/日が10000歩以上」となっており、歩くこと・散歩が趣味になっています。9月も昨日の時点で11000歩/日を超えており、7か月連続の達成は確実。散歩と神社・お寺のお参りを組み合わせたものが最高に楽しく、量子力学的生き方から学んだお祈り方法をほぼ毎日実践しています。
私自身の人間関係がどんどん拡大していくので、新しい人間関係を大事に育てていくことや、従来からの人間関係を大事にすることや、ときどきこじれる人間関係を適切に修復したりケアしたりすること、がとても大事です。
私の研究室の学生たちのケアが十分に行き届いていないと反省する点もあり、その点は、10月からの秋学期でしっかりと改善したいと思います。私のホームグラウンドですからね。
さて、10月からは毎年かなりの繁忙でして、10月から2月の5か月間が息も絶え絶え、になりがちな繁忙期です。2022年度は、これまでに珍しく、トップスピードで5か月間の繁忙期を乗り切ったように感じましたが(お酒を飲まなかったこと、花粉症がほぼ治ったことも大きな要因)、今年度はどうなるでしょうか。働き方「かいかく」に全く逆行するような、仕事と私生活の境目が曖昧な状態で突き進んでいきますが、心身の健康には徹底的に配慮して、50代の最初の年を充実したものにしたいと思います。
8月、ブログのエッセーが1本もありませんでした。。。
実質的な最後のエッセーが「股関節痛からの学び」で、7月15日に書いたものでした。
この後、7/16からベトナムとシンガポールの連続出張となり、7/26からの山口県調査、伊豆長岡、三島とこれまた4日間の連続国内出張、8/1の岡山トンネル現場、8/8~12のパキスタンのラホール工科大学への出張など、国内外の出張が相次ぎ、何とか一つ一つ無事にこなしていったという状況でした。
ベトナムのダナン大学でのオワコンの実験(7/17)
8/9-10のラホール工科大学でのシンポジウムなどの大学間交流
8/18のカイロ大学のHamed先生と細田の共同指導を経験した博士号の研究者たちと夕食
股関節痛からは比較的短期間に回復し、7/16からの海外出張ではほぼ影響なし。改めて、健康の大切さを痛感し、その後、さらに健康への配慮を強化しています。
毎日の歩く、という行為も、データを取り続けるといろいろなチャレンジや楽しみ、趣味に変化します。最近達成した新記録は、月間の平均歩数1万歩以上を、6ヵ月連続で達成しました。2023年3月から8月までの6ヵ月です。何らかの継続が始まると、チャレンジしたくなります。
過去の他の記録としては、1日1万歩以上の連続日数記録として、2022年10月21日~12月2日までの43日間が私の記録です。この記録は、コロナに感染して強制終了となりました。。。
また、月間の平均歩数の最高記録は、2022年5月の13,101歩。これは、その前月の2022年4月6日に断酒し、心身が健康になった勢いで歩いたり走ったりしまくっていたのでしょう。。。
断酒も1年5ヵ月に達し、もはや私とお付き合いする方々も慣れてしまってます。。。
8月はお盆も含めてほぼ無休でした。カイロ大学のHamed先生を招へいして、8月に3つの共同研究プロジェクトを推進することになったため、私が最も暇であったお盆の時期(8/14~18)もすべて出勤、勤務となりました。国際共同研究が進展し、無休ではありましたが、関係者が皆ハッピーになり、私としても満足です。
いわゆるお盆明けの8月21日以降は、研究活動、業務でフル稼働。豊穣な社会研究センターの活動もかなり本格化してきて、いよいよ対外的な活動の展開も始まり、そろそろ皆さんの目にもとまり始めるかと思います。ごひいきのほど、よろしくお願いいたします。
8月31日~9月1日に予定されていた、研究室の夏合宿@沖縄、が台風の予報を参考にキャンセルになりました。結果的には予報の進路がやや外れ、夏合宿は実施できていたようにも思いますが、頑張って準備してくれた幹事学生たちは特に、かわいそうでした。私としては、かなり疲労が溜まっていたこともあり、しっかりと休養も取れ、3名の修士2年の学生と研究の打ち合わせもできたので、これはこれで良かったと思っています。
というわけで、ほぼ無休の8月が無事に終了しました。
ようやく、業務に追い立てられるモードから、少し腰を据えて攻めに転じられる状況に変わってきたとも思いますが、本日9/3の夕方から、またまた4泊の国内出張です。金沢、富山、鞆の浦と巡ります。
ますます、行動をともにする方々との連携なくして、私の諸活動もあり得ない、という感謝の念を強くしておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
四苦:生老病死。お釈迦様の説かれた人生の真理であり、何人たりとも逃れるわけにはいかないが故に真理なわけです。
私も順調に老いておりまして、ときどき病にも悩まされ、そして真理ゆえに、そこからも学ぶしかありません。
私自身が老いていく過程は、当然に私自身も初めて経験することなので、よく観察し、でき得ることをやっていくしかないわけです。
今のところ、私の弱点は身体に生じる痛み、です。肩痛とか関節痛、のような。
元々屈強に生まれてきたようで、内臓系の病は今のところ大丈夫そう。お酒も止めて1年3ヶ月が経過したし、食習慣も極めて健全(と思っている)ので、6月の健康診断もほぼすべてA。血圧が少し高いことは気にしても仕方ないので無視。
口腔ケアも20年近く、確立された方法でケアを続けており、その間、虫歯もほぼゼロ。若いころのケアが不適切だったため、そのころは虫歯など結構ありましたが、結婚前に、極めてレベルの高い歯医者にしっかりと治療してもらい、そこからの状況をずっと健全にキープしている、という状況。
さて、身体痛に戻ります。
今回は、左の股関節痛というものが生じました。今のところ、約2年に一度くらい、身体のどこかに不具合が生じ、少し時間がかかって回復する、というパターンです。
現在は、約2週間に一回、カイロプラクティク(内容の大半は整骨院)に通っており、歪んだ骨格のバランスを定期的にメインテナンスしていますが、それでもたまに大きな不具合が生じます。定期的なメインテナンスをしていなければ、とっくにギックリ腰とか、大事に至っているものと思います。
また、お酒も飲まないので、以前使っていたそれらの費用は、サウナ、リンパドレナージュ、マッサージなどの趣味に投資しています。お酒を飲むことよりもよっぽど気分転換になり、癒されます。。。
今回の股関節痛は、私自身は初めての経験であり、それなりに深刻な状況でした。寝ていても体勢によっては股関節周りに激痛。起床後に起きたり、ベッドから降りることも難儀。ただ、少しずつ股関節周りに筋肉をほぐせば、日中は歩くことには支障がない状況でした。
7/5~7に博多でJCI年次大会。股関節痛は6/30ごろから発生していたように思いますが、7/4に外環自動車道のシールドトンネルの現場見学の引率。この見学会でものすごい距離を歩き、この日の歩数が17000歩超え。見学会が18:15ごろに終了し、帰宅もやや遅くなり、その翌朝、2:30に起床して娘たちのお弁当を作って、始発の京急で羽田空港へ。そして博多へ。
この7/4~5の無理がたたって、疲労も蓄積され、左股関節痛がひどくなりました。
7/7に福岡空港から帰ってくる機内でもかなりつらい状況でした。飛行機に乗る前に空港でマッサージも受けたのですが。。。
7/8(土)も横浜国大土木の同窓会総会。欠席しようかと思いましたが、何とか歩ける状態に戻して参加。
7/9(日)にマッサージとリンパドレナージュにも行って、ここから一気に回復傾向に向かったように思います。
7/10(月)からの週は出張は無かったのですが激務で、股関節痛はどんどん回復しながら、ほぼすべてのエネルギーを使い切る形で毎日が過ぎていき、昨日、7/14(金)を乗り切りました。
7/15(土)の朝、9割方回復。今日の午後は川越の生コン工場で超環境負荷低減型の革新的建設材料の技術開発の研究チームの実験・ミーティング。明日、7/16(日)の早朝からベトナムのダナンへ出張。ダナンからシンガポールへ移動して、7/20(木)の早朝に羽田空港に戻ってきます。股関節痛が治り、元気な状態で海外出張に行くことができ、うれしいです。
さて、今回の股関節痛からの教訓は。
38歳のときの左肩痛、41歳のときの右膝痛からは極めて多くの教訓があり、生活習慣などに極めて大きな変化が生じました。が、48歳のときの左腕のしびれや、今回の50歳での左股関節痛からは、「体のケアをしっかり、休息も適切に無理しない」くらいの教訓しか、今のところ得ていませんが、
・やはり健康であることは大切。左股関節痛により、著しくパフォーマンスが落ちることを体感しました。
・2022年度から明らかに忙しさのギアが上がっており、忙しいのは仕方ないのですが、やはり無理が重なると身体に不具合が生じます。忙しさと健康とどうバランスを取っていくかは私の考えややり方次第ですが、とにかく健康にはでき得る配慮をするしかない。
・38歳の左肩痛をきっかけに始めた毎朝の体操はずっと続けています。最近の5年くらいは、柔軟体操も、体操の後の日課になっています。身体が硬いことが身体痛になりやすい理由と認識しているので、身体を柔らかくする体操なのかヨガのようなものなのか、この辺りを今後さらに充実させる必要があるようには感じる。
といったところです。
皆さん、健康にはお気をつけて!
良いアイディアが出てこないかな~、と考えて出てくるものでもないし、特にひらめきのようなものは出そうと思って出てくるものでは決してありません。。。
とにかく睡眠は大事で、どうしようもなく忙しい時は睡眠を削らざるを得ないときもありますが、私は基本的には8時間くらいしっかり寝る生活スタイルを重視しています。
しっかりと寝て、朝早起きして、娘たちのお弁当を作った後、朝の体操(テレビ体操の録画 or リアルタイム)をしているときに、いろいろとアイディアが降りてくることが多いです。体操しながら、「メモしておかないと忘れる!」というようなアイディアが複数降りてくることも最近も経験しました。
これは、「ゼロ・ポイント・フィールド」に触れているのだろうと思います。私にとって、朝の体操は、もう12年くらいの習慣で、定型的な動きは身体が覚えこんでいるので、そのためにほぼ無心になり、ゼロ・ポイント・フィールドに触れることができるのだと想像します。
そういうひらめきに対して、一つ一つ実践していくことで、道が拓けて行ったり、状況が改善されていくのだろう、と思っています。
着実に日常の習慣を重ねていくことがもちろん大事で、習慣はまさに毎日、毎時のことなので、良い習慣を築くこと、そして必要に応じて習慣を少しずつ改善することが善く生きることのポイントかと思います。
一方で、大きく変更する「テコ入れ」も同様に大切で、人間は怠惰でもあるので日常がもちろん完全では無いために、時々思い切ったテコ入れも必要です。また、習慣を大きく改善するテコ入れも、長い人生を生きていく上では重要かと思います。
梅雨真っただ中ですが、17日、18日の週末は好天でした。17日は午前に宅配を受け取る必要があったため在宅。これはチャンスと思い立ち、日常的な洗濯に加えて、寝具を大清掃。羽毛布団の掛布団は先週にクリーニングに出してあったので、それ以外の寝具をすべて洗濯もしくは天日干し。ほこりもはたいてきれいになり、その日の昼寝から気持ちよく寝ました。これもテコ入れ。
18日の日曜日の夜は、以前から少し気になっていた自室の元気の無い観葉植物のためのテコ入れ。ナポリタンのパスタ(全粒粉)を家族のために作って、自分は一人先に食した後、片道3km弱のホームセンターまで夕食後の散歩も兼ねて買い物へ。徒歩で行くと、実に多くの寺院が通り沿いにあることに改めて気づかされ、夕刻なので門が閉まっているところもありましたが、門が開いていればふらっと入って「全託の祈り」(お導き給へ)。うっすら気持ちよい汗をかきながらホームセンターに到着。観葉植物用の土を4リットルほど購入し、植物の栄養剤もついでに買って、帰る途中で翌朝の子供たちのお弁当用の材料を購入して、それなりの荷物をかついで帰宅。
帰宅後、元気の無かった観葉植物の土を補充し、栄養剤も差し、ベランダで風を受ける環境に静置。これで元気を取り戻してくれるとよいのですが。自身もシャワーを浴びて、気持ちの良い自分の寝床へ。
ホームセンターへの道すがらの寺院のお参りもテコ入れ。全託の祈りですが、あまり上手くいっていない人間関係についても、田坂広志さんの教えにしたがって、顔を思い浮かべて「ありがとうございます」のお祈り。かけめぐるように6~7人くらいのお顔が思い浮かびましたが、「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えてお祈りしました。人間関係にもテコ入れは重要ですね。
習慣を改善するテコ入れとしては、昨年4月の断酒は大きく、すでに1年2ヵ月以上が経過しました。柏原ゆきよさんの白米健康法により、もりもり白米を食べる健康食生活も続いており、食べたいだけ食べて体重も63kgくらいで安定しています。たんぱく質は胃腸にもとても負担のかかるので、胃腸が喜びタンパク質もその他の栄養素もしっかり取れる柏原ゆきよメソッドを心からお薦めします。何事も、我慢する方法って、何かおかしいし、長続きしないと思われます。
体調がやや低調だったのが戻ってきました。研究予算申請書の作成や、各種研究プロジェクトの種まき・推進に注力すべき時期で、これらもテコ入れです。
いろんな方々と新たにお会いできるご縁にも恵まれており、ポジティブな対話を重ねながら前進していきたいと思います。チャレンジが楽しみです。
吃音、どもりの人はたくさんいて、日本でも100万人以上いるとか。
私もどもりでして、その100万人にカウントされているのかどうかは知りません。
明確に自覚したのは中学生のころで、話すときに最初の言葉が詰まって発音しにくい、できないという状況がありました。小学生の高学年のころにも少しあったようにも記憶しています。
その後、ずっとどもりと共存していますが、症状?がきついときがあったり、そうでもないときがあったり。
私のような職業だと、とにかく話す機会が多い(講演、講義、様々な委員会や会議、などなど)のですが、まあ何とか50歳まで仕事も普通にこなしてきました。
電話が苦手で、最初に自己紹介で自分を名乗るときに名前が出なかったりとか、過去にもしょっちゅうありました。
年齢を重ねるにつれて、多少のことはどうでもよくなってきたし、自分自身の個性はそのままでよいといろいろと思えるようにもなってきたし、緊張することも減ってきたので、どもりが気になる状況も以前よりは減ってきたようには思います。それでももちろん、言葉が詰まるときは結構あります。特に、疲労や精神的なストレスが蓄積している繁忙期などにどもりがひどくなるような傾向があるように感じます。
ワイドショーなどの司会をしていた小倉智明さんもかなりのどもりで、今でも私生活ではどもるとか。それでも仕事をしているときは全く分からないくらい流暢にしゃべっておられます。また、哲学者の西部邁さんも若いころすごいどもりだったとか。その後治ったのか知りませんが、テレビや動画では流暢にしゃべっておられました。
私個人について言えば、ごく感覚的ではありますが、発声しにくい状況を緩和する方法のようなものはいくつか身に付けているようには思いますが、根本的な対策でもありませんし、まあ一生、共存していくのだろうと思います。
今朝、吃音の方が接客を務めるカフェがあることをYoutubeで見て、自分自身のことも書いてみようかと思いました。
吃音の方々が自分らしく、普通に社会で生活できるとよいですね。
人間の人生とは、まさに一日一日の積み重ねであって、よほどのことが無い限り、日々で最善を尽くせば良い方向に徐々に向かっていくでしょうし、その逆もしかり。
よくこのブログでも書きますが、一日、一週間、一ヶ月、一年などの区切りがあるので、それぞれの目標を立てたり、振り返ったり、することもできます。
2023年度の最初の一ヶ月が終わりました。私にとっては、豊穣な社会研究センターが創設された4月であったし、学会活動としては土木学会コンクリート委員会の幹事長としての2年間がスタートした4月でもありました。また、50歳という大きな区切りを迎えた4月でもありました。
2023年度が終わって振り返るときには膨大な活動を実施したことになるでしょうから、この一ヶ月だけを焦って全力でやり過ぎる必要もないのですが、やはりこの一ヶ月をどのようにスタートさせるか、は一年全体にとっても大切です。
まず、そこそこアクティブに行きたい、という基本願望があったので、よく歩くようにしました。4月のスタートの土日を浦和の実家で過ごしたので、両親も誘って見沼代用水沿いの桜鑑賞。4月の最初の週を11,000歩/日くらいで滑り出したので、その平均歩数を超えるように日々を過ごし、結局、11,300歩/日くらいで4月を終えそうです。夕食後に散歩したり、少し意識的に歩数を増やさないと、この平均歩数には到達しません。たくさん歩く、ということで心身の活性化をまずは確保しました。
長年の習慣になっている毎朝の体操と柔軟体操も、この4月は一日も欠かさず毎日実施しました。高知と新潟に一泊の出張がありましたが、それらの日も含めて毎朝、体操・柔軟体操を継続できました。
一ヶ月という期間は短いようで長く、「習慣」という意味でも重要な期間です。新たな習慣を取り入れるときも、よく三日坊主という言い方をしますが、三週間程度がその後続くか続かないかの一つの分かれ目のようなので。
2023年2月中旬に始めたアロマオイルに囲まれた生活も、2ヵ月半くらいになりました。私は、友人に紹介されて、ドテラのアロマオイルをやってます。使いこなし方は時間が経つにつれてバリエーションが増えており、4月に結構幅が広がりました。寝るときのディフーザーは初期からやってましたが、風呂上がりの顔などへのオイルマッサージはもちろん、足の指・裏とか、ふくらはぎなどにはオンガードのマッサージ。カプセルに入れて摂取するのもスタート。昨日は、自分でスプレーを作って、リネン類にシュッシュッとスプレーするのも始めました。とても楽しい。
昨日、昭和の日の祝日でしたが、午後に、「土木酒場」の友達たちと懇親会。私はノンアルコールで楽しく3時間ほど参加しておりました。初めて対面で会った岩政さんとも隣になり、大変仲良く楽しくおしゃべりしましたが、斜め前にいた白木さんからは、「細田先生ってほんとに純粋ですよね」と言われました。「アロマオイルで人生が変わったとか、そういうことを言える人ってあんまりいないと思う。」とのこと。「土木アカデメイア」という休日朝に月例で開催している勉強会でもご一緒しているので、私の素の考え方などをよくご存じの白木さんから見ると、私は大変にピュアな人間のようです。
実は私自身も自分のことを「ピュア」な人間と思っていまして、大分以前、コンクリートの研究者たちの私的勉強会「示方書勉強会」で私が30代後半だと思いますが、懇親会の場で、「千々和さん(後輩)はキラキラしているが、細田はギラギラだ」と先輩に言われ、「僕もキラキラですよ!」と主張したいのですが、「ギラギラ」に断定されました。。。
ピュアなので、キラキラなんですけどね。見た目とか発言の仕方で、どうしてもギラギラキャラに誤解されてしまいます。。。
というわけで、アロマオイル生活もすでに二ヶ月半が経過し、完全な習慣になりました。今後も、いろいろ使いこなしていくと思いますが、これも楽しみ。
4月は、研究室メンバーも大きく入れ替わります。私のチームもメンバーが決まり、新しく研究を始める学生はそれぞれの研究テーマを決めようとしている段階です。「研究」というものに対する考え方は、私自身も年々変化していきますが、今は、自分の生活の一部であり、自分一人だけで取り組む研究的な活動ももちろん無いではないですが、私の場合、多くは仲間・同志たちと取り組むものであって、その意味でも私にとって刺激的な、チャレンジングな、自分自身を鍛えてくれる、大事な大事なものです。
今年も、研究に膨大な時間やエネルギーを投資していくことになりますが、それこそ日々の積重ね。ときどき幸運が舞い降りてきたり、発見のようなものも訪れますが、それは積重ねがあってこそ。誠実にチャレンジを重ねたいと思います。
娘たちもそれぞれの一年間が始まり、基本的には今年も娘二人のお弁当を毎朝作ります。4月も結構な数のお弁当を作りましたが、これまでのワザの延長で作りました。お弁当作りでも、たまに新しいメニューを導入すると、作る方も食べる方も幸せになるので、この日常行為においても小さなチャレンジを中長期的に重ねていけるよう、努力です。
昨日からGWが始まりました。初日の昨日は、表現者クライテリオンの座談会で紹介されていた「仁義なき戦い」の映画を初めて視聴。スーパースターたちのエネルギーに溢れており、大変面白く視聴。映画の名作を観るのは本当に良いものです。このシリーズものも少しずつ見て行こうと思います。
読書としては、GWに入る前日から読み始めた、エミール・デュルケムの「自殺論」。社会学の古典的名著で、数ヵ月前から職場の机の上に置いてあったのですが、ついに読み始め、大変に面白く、勉強させられながら読んでいます。「つながり方研究所」のように社会学的な研究に取り組もうとしておりますので、そういう身にとっては大変に深い、面白い名著です。データがたくさん出てくるのも、理系の人間にとっては読みやすく、面白く、論旨も納得できます。映画にしても本にしても、名作というものにしっかり触れ続けていきたいと思っています。
今年のGWは、仕事、趣味、家族レクリエーション、家事、休息などをバランスよく組み合わせた期間にしますが、明日、5/1のみ出勤。研究指導も数件あり、土木アカデメイアのオンラインでの勉強会もあり、この日はこれでとても楽しみ。
次の一ヶ月である5月が明日から始まります。どんな一ヶ月にするかは自分次第。5月もとても大事な一ヶ月になることでしょう。