細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

すみませんが

2011-02-26 22:31:51 | 家族のこと

正月・富士山の日の出のブログ背景から、ぶっ飛びましてビーチに変えてみました。

もうちょっとでバカンスです。いろいろ事情もありまして現在の生活スタイルとなっていますので、その一環で家族水入らずの時間を過ごして参ります。

お仕事も趣味の一部(仕事自体が趣味の一つ?)になってきてますので、バカンスでもそれなりに仕事はいたします。

た・の・し・み。家族とゆっくり過ごせるのが、です。


視野

2011-02-23 20:06:55 | 人生論

「視野の広さ」は私自身の長所であると自覚を深めていることを本家ブログにも書きました。もちろん、人それぞれかけがえのない長所を持っていますので、私は自分の長所を伸ばしていくしか生きる道は無い、という覚悟でもあります。

視野が広いと、選択肢が増えます。ゆえに、効率的に目標を達成する道筋を簡単に見つけることも可能なときがあります。羽生さんの「大局観」とも通じるかと思います。

今日は示方書の施工編の改訂部会のWGだったのですが、とにかく準備をする時間がほぼゼロでした。しかし、今日の少人数のWGで有意義な議論ができるための準備を短時間ででもできればいいわけで、実際には1時間弱の準備・予習で臨みました。

結果として、私の担当分については非常に有意義な議論ができたと思います。山口県のひび割れ抑制システムも参考に、14章「マスコンクリート」などの内容を大幅に改訂するつもりで作業を進めます。

プレストレストコンクリート技術協会で設計施工規準類の作成に携わらせていただいている経験も、示方書改訂の作業に非常に大きな武器になりつつあります。1年前だと何も問題点が見いだせなかった示方書の条文や解説文も、今の目で見ると問題だらけ。

やはり、日常を一生懸命過ごし、そこから学び、視野を広げ、その時点で最善と思う一手を打っていく。これの積み重ねしかないかと思います。

激務に飲み込まれている最中ですが、今年は自分自身のペースで泳いでいる感覚です。


独立

2011-02-21 06:14:21 | 人生論
先週はなかなかハードな一週間でしたが、修士論文の最終審査会も終了し、少しずつ年度末が終わっていきます。

土曜日の午後は自己治癒コンクリートの打ち合わせ。27日のTBS番組「夢の扉」で自己治癒コンクリートが取り上げられるそうです。主人公は岸先生ですが、私も関係者として少し出るかもしれません。打ち合わせにはTBS番組作成会社の取材も来ていました。

日曜日は自宅でお仕事&家族との時間。「コンクリートテクノ」という雑誌の3月号の巻頭言に私へのインタビューの記事が載るようで、そのゲラのチェックをしていました。なかなか過激なことも言ってますが、もはや私のキャラクターも認知されているでしょうから、この路線で行かせていただきます。

遅れていた「コンクリート工学」の膨張コンクリートについての原稿もようやく完成へ。無事に行けば5月号の特集に掲載されるようです。一応、JCI膨張コンクリート委員会の幹事長として書きたいことは書きました。

福沢諭吉の「学問のすすめ」を風呂につかりながら音読するのを気に入っていますが、昨夜は2章を、今朝は3章を音読しました。3章では、個人、国の独立の気概をもつことの必要性が強く説かれています。まったくもって今の時代にも通用するメッセージで、現代の国民の気概の無さ、勉強の足りなさ、に情けない思いが至ります。今必要なのは、それぞれの自立心、独立心とそれに伴う「学びのこころ」でしょうね。

今週は先週よりは余裕がありそうなので、各種投稿論文の添削や、卒論の指導、期末テストの採点、締切の迫っている原稿や査読などをどんどんこなそうと思います。

ドストエフスキー

2011-02-12 09:11:11 | 趣味のこと

宮本輝の読書を少し休憩して、ドストエフスキーの「罪と罰」を読んでいます。

「罪と罰」には解説書や謎解き本もあったり、ドストエフスキーについての本があったりして、それらもすでに入手しています。以前から注目はしていましたが、いよいよ読み始めました。

老婆の殺害のシーンはものすごい臨場感と迫力で、一気に引き込まれました。どれだけ多くの人々がこの小説にのめりこみ、多くを感じてきたかと思うと、文学というもののすごさに感銘を受けます。

今年の前半は、宮本輝、ドストエフスキーに加えて、学問のすすめや葉隠などの古典、吉川英治の平家物語などを軸にした読書で、豊かな精神の構築を楽しみたいと思います。


早熟/晩成

2011-02-05 08:55:00 | 人生論

よく、人間に早熟型、晩成型などがあるとの議論がなされます。

私は、中学校くらいまで自分自身において、明らかに早熟であると思っていました。体の成長も早かったし、体力もあったし、勉強も周囲よりよくできていました。しかし、自分なりに冷静に観察しておりまして、早熟だからそうなのであって、いずれ成長も止まり、後からどんどんと成長してくる人たちに追い抜かされるのだろう、と悲観的でした。実際に、私よりも身長が大きくなった晩成型の人も多かったり、中学では進学校でトップだった成績も、高校では少しずつ下がってきたりしたことも、その観察を裏付けていました。高校で成績が下がったのは、バスケットに夢中になったこと、恋愛というこれまたやっかいなことに興味?を持ち始めたこと、が主因だったように、今では思いますが。

今は、決して早熟型とは思っていません。むしろ、研究の世界においては晩成型となりうると思って、日々努力を重ねようと思っています。その大きな転機になったのは、やはり東大のコンクリート研での教育でした。

たかが中学、高校レベルで自身を「早熟型」と見切りをつける時点で傲慢以外の何物でもありません。本物の研究者や、一級の人間たちを見て、自分自身がいかに未熟な人間かを覚ることがまず第一歩。その過程でくだらない自分自身のプライドなどはこなごなに砕かれました。砕かれてよかったと思っています。自分自身の素直さ、誠実さ、などがそのことによって存分に引き出される結果となったと思っています。

はるか上の目標を見据え、少しずつ努力を開始し、ステップアップしていくことの楽しさが身につけば、あとは死ぬまで続けるでしょう。

まだまだ研究においては未熟でして、いつの日か、自分で自分の研究に心から満足できるようなレベルに達したいと思います。


ダブルマスク

2011-02-02 20:01:46 | 人生論

明らかに花粉が飛び始めてまして、私の咳がひどくなってきています。まだ目も鼻も症状が非常に軽いので、花粉としては少量と思いますが、私の咳がもっとも検知にすぐれています。

すでに花粉症の予防の薬、症状が出た時の薬は手に入れて飲んでます。

今日の帰りがけに咳がひどくなったので、もちろんマスクはしていましたが、コンビニでさらにマスクを購入し、二枚のマスクにしてみました。すると効果てきめん。それまで咳がゴホゴホ出ていたのが、家に帰るまで10分程度、全く咳が出ませんでした。

薬による治療と、マスク、ゴーグルなどによる徹底防御と、この二段構えで行くしかありません。それにしてもあまりのダブルマスクの効果に驚いてしまいました。

ダブルマスクでだめならば、トリプルマスクでしょうか。だんだんと息苦しくなりそうですが。

咳が出ると、(痰のようなものもでる)、周囲からは風邪にしか見えないと思います。また、風邪の咳と同様にかなり体力を消耗するので、いつものようにパワフルに動けないかもしれませんが、ご容赦願います。

以前は冬や春先が大好きだったのですが、憂鬱な時期に変わりつつある・・・・