昨日は京都で開かれたコンクリート構造物の補修・補強に関するシンポジウムに出席してきました。第10回目で,関係者の皆様の真摯なご努力の積み重ねにより,盛況で,私も昨年から参加させていただいていますが,とても楽しみな学会の一つです。
我が研究室からは2つの論文を初めて投稿しました。一つは林さんの博士論文にも関連する研究で,修士1年の長沼君が発表し,優秀論文賞を受賞していました。もう一つはJR東日本と行ってきた表面含浸材に関する研究で,修士2年の松田さんが発表しました。お父様も連名に入っており,いろんな意味で貴重な論文です。二人ともしっかりと発表していました。
維持管理のプロフェッショナルが集まっているシンポジウムとあって,質疑も活発ですし,またこういうシンポジウムで成果をきちんと発表しておくことは実務においても影響が大きいことを感じました。長沼君の発表を見るために,会場を移動している人がかなりいることを生で見ました。かぶりが大きすぎるとよくない,ということをある視点から提言する論文ですが,東北大の久田先生も「横国がそういうことをきちんと言ってくれる論文のようだから,見に行く」とおっしゃって,私と一緒に会場に行きました。
含浸材の論文も,実構造物の暴露試験の8年目の調査結果なので,貴重な成果と思います。こちらもその方面の方々には注目していただいたようで,よかったです。また,そのセッションでは含浸材の研究ばかりだったのですが,私の研究のことが何度も質疑でreferされ,私も何度か発言しておきました。
以前よりも我が研究室の注目度も高まってきているようなので,どんどんと研究を進め,しっかりと成果を発信することの重要性を再確認しました。
また,もちろん聴講者としても多くのことを吸収させていただきました。
特別講演が,人口減少社会でコンクリート構造物に何が期待されるか,というテーマだったのですが,少し偏った視点だなあと思って聞いていたところ,段々と論旨がエスカレートしてきて,会場が暗くなってきているのに講演者は意気揚々,というような雰囲気だったので,手を挙げて発言しておきました。境界条件をきちんと設定していない議論は嫌いです。マスコミのことを批判しておられましたが,まさにマスコミの論調でございました。残念!私と同じくらいの年代でしょうが,もうちょっと修行しましょうね。
我が研究室からは2つの論文を初めて投稿しました。一つは林さんの博士論文にも関連する研究で,修士1年の長沼君が発表し,優秀論文賞を受賞していました。もう一つはJR東日本と行ってきた表面含浸材に関する研究で,修士2年の松田さんが発表しました。お父様も連名に入っており,いろんな意味で貴重な論文です。二人ともしっかりと発表していました。
維持管理のプロフェッショナルが集まっているシンポジウムとあって,質疑も活発ですし,またこういうシンポジウムで成果をきちんと発表しておくことは実務においても影響が大きいことを感じました。長沼君の発表を見るために,会場を移動している人がかなりいることを生で見ました。かぶりが大きすぎるとよくない,ということをある視点から提言する論文ですが,東北大の久田先生も「横国がそういうことをきちんと言ってくれる論文のようだから,見に行く」とおっしゃって,私と一緒に会場に行きました。
含浸材の論文も,実構造物の暴露試験の8年目の調査結果なので,貴重な成果と思います。こちらもその方面の方々には注目していただいたようで,よかったです。また,そのセッションでは含浸材の研究ばかりだったのですが,私の研究のことが何度も質疑でreferされ,私も何度か発言しておきました。
以前よりも我が研究室の注目度も高まってきているようなので,どんどんと研究を進め,しっかりと成果を発信することの重要性を再確認しました。
また,もちろん聴講者としても多くのことを吸収させていただきました。
特別講演が,人口減少社会でコンクリート構造物に何が期待されるか,というテーマだったのですが,少し偏った視点だなあと思って聞いていたところ,段々と論旨がエスカレートしてきて,会場が暗くなってきているのに講演者は意気揚々,というような雰囲気だったので,手を挙げて発言しておきました。境界条件をきちんと設定していない議論は嫌いです。マスコミのことを批判しておられましたが,まさにマスコミの論調でございました。残念!私と同じくらいの年代でしょうが,もうちょっと修行しましょうね。