人間が成長していく過程で、「成功体験」が非常に重要であることは、私たちの同志たちの周りでも意見の一致するところですし、一般的にもよく認識されていることであろうと思います。
学生の指導においても、小さくてもよいから成功体験を積ませてあげられれば、ともちろん思っていますが、そう簡単でもありません。ただ、ぐんぐん伸びていく人、ステージでは、必ずと言ってよいほど成功体験がその裏にあるように思います。
私も完全なおっさんではありますが、今でも成功体験を積み重ねながら自信を付けたり、能力を向上させていっているように思います。
5/20のヒルクライムは、もちろんそれに向けていろいろと準備もしましたし、その過程で不安に感じたことなどもありました。終わった直後は達成感がありましたが、やはり疲労もしたので、少し複雑な感情も感じたときもありました。人間、疲れていると思考がネガティブになります。
ヒルクライムから5日程度経ち、やはり一つの成功体験となりました。やればできる。もちろん20代のころの体力とはくらべものにはならないけど、40代中盤なりのしっかりとした体力を養うことは十分にできるし、やる必要がある。それが精力的な仕事の土台にもなる。ヒルクライムへの準備の過程で経験したこともすべて、経験値となります。
今年度、大学の業務としては、大学院の入試や教務の担当です。他の専攻だと、入試、教務の担当を別々に置いているようですが、土木は一人です。人数が少ないので二人も割く余裕はありません。
私は学部の教務委員は何度も務めていますが、大学院の入試・教務は初めて。これには理由があるのですが、本論に関係ないので省きます。
初めての仕事はもちろん分からないこともたくさんあるので不安な面もあります。ですが、致命的なミスをしなければ十分。他の先生がこの業務をやっているのを傍目ではずっと見てきているので、どこが本当に重要なポイントか、はそれなりに分かっています。
分からないことは経験しながら、質問しながら、解決して身に付けていけばよい。成功体験とは違うかもしれないけど、同じようなものです。自分が十分なレベルで対応できる仕事が増えるわけです。
研究も同じ。今年は、かなり飛び回る一年になりそうです。九州地方整備局の試行工事の品質調査、沖縄での試行工事の品質調査が7月19日~24日で組まれつつあります。北海道での調査も7月末に調整中。今日は山口県徳山に移動中ですが、6月11日~12日は山口県の構造物の調査。山口県のデータベースを活用した研究(機械学習も使う)を、現在かなり力を入れ直して取り組んでいます。一つ一つの調査が結構大変ではありますが、これまでの成功体験に支えられているし、日常の業務もこなしながら、これらのハードスケジュールをこなしていくことで、またタフになるし、成功体験となります。調査に参加する学生たちの成功体験にもなることでしょう。
私の人生のミッションは、私の関係するなるべく多くの方々に、成功体験を積んでいただき、自分の能力を向上させながら社会に貢献していく人を育てていくこと、育つような環境を整備していくこと、だと思っています。その中で、私自身も鍛えていただければと思います。
研究室に前川先生が来られて、私たちの研究室の環境は非常に良い状況になっています。私自身も様々なご助言をいただいており、たまには私の考えややり方が前川先生の参考になることもあるようですが、研究室が人のよく育つ場所になるように全力を挙げ、そのエネルギーを社会へも発信・活用していければと思います。
ロードバイクを購入したのが昨年、2017年のGW。その2年前、2015年の4月にクロスバイクを購入。その前は、ママチャリしか乗ったことありませんでした。。。
かなり衰えていた体も2015年から自転車や水泳などで鍛え始め、痛かった右ひざとも上手く付き合っていけるようになり、いろいろと欲も出てきました。トライアスロンに出るにはまだまだ鍛える必要があると思いますが、知人のアドバイスもあり、まずはヒルクライムから始めてみることにしました。復興道路のプロジェクトで数知れず三陸には通ってきましたが、その三陸の大槌で開催されるヒルクライムです。5月20日に第3回目が開催され、参加してきました。
というわけで、素人ヒルクライム報告。
18日(金)に釜石に入り、日中は仕事もして、夜は親友の手間本さんが気仙沼から来てくれて、飲みました。気の置けない友との時間は、何事にも代えがたい楽しい時間ですね。この夜も、楽しい幸せな時間でした。
自転車をどうやって大槌まで運ぶか、というところから今回はチャレンジでしたが、自転車の宅配サービスがあり、配送キットの段ボールに収納して、新花巻のレンタカー屋に送り、レンタカーで釜石まで来ました。私一人の場合、これでよいですが、チームや仲間と来るときはまた手段が変わるのでしょうね、それはそれで勉強。
19日(土)は、どんなコースなのか、まずは下見。
結構きつい坂道だなー。
すごくきれいな山つつじ?も咲き乱れてました。
標高1000mのゴール付近まで車で到着。風力発電の風車がたくさん立ってました。
下見の日は天候が悪く、寒く、ここまで無事にたどり着けるのだろうか、と不安になりました。。。
下見を終えて、山道を下り、スタート地点に近い辺りで車を止めて、自転車の組み立て。メカに弱いので、サドルが上手く固定できませんでしたが、しばらく悪戦苦闘して、構造を理解して、固定完了。ただ、翌日にレースに出てみると、私よりサドルの高い人ばかりで、サドルの位置の改善の余地あり、かも。
組み立てた自転車で試走。なんか、行けそう。。。(甘かった)
自然たっぷりの素敵なコースでした。
完全な山道。
下ってくると、復興道路の現場もありました。この橋梁の床版打込みも視察したことがあります。。。奥に見えるトンネルは、小槌第一トンネルで、私たちのメインフィールドの一つでした。。。やっぱりこのヒルクライムにしてよかった。頑張ろう。
復興で建てられた町営の住宅群も増えていました。
さて、コースの下見を終えて、自転車も組み立てたので、大槌の大型ショッピングセンター、マスト、で昼食。本屋にはヒルクライムコーナーもありました。昨年のレースの状況の動画もあり、一人、気持ちがやや高まる。
三陸にお金を落とす、という社会貢献の気持ちから?お昼はスタミナの付きそうな食事をいただきました。結構なお値段しましたが、マストの中の果物屋も、マンゴーやキウイ、メロンなど、東京よりも高かったかも。輸送費がかかっているのでしょうね。
昼食後、ヒルクライムの参加登録のため、城山公園へ。ここは、2011年4月に、土木学会の大震災の調査団として来たところで、その後、7月ごろにもう一度来たと思いますが、それ以来です。
城山公園の説明。
その後、大槌のアイルーム(ホテル)にチェックインし、休息。フルーツ(キウイ、チェリー、メロン、マンゴー)や、黒酢の飲み物、ジュース、スポンジケーキのような和菓子、あんこ餅(よもぎ)などを買い込んで、これらが夕食と翌朝の朝食。当然この日は禁酒。
さて、レース当日。個人で競技に参加するのは初めて?昔やっていたスポーツはバスケなので。レースに参加する、というのはなかなか不思議な気分でした。
大会事務局からもらった袋に入っていた地元の小学生?からのメッセージ。3回目の大会ですが、今後も発展することを祈念いたします。
そして・・・
9kmのパレード区間を皆で走り、プラス2kmでスタート地点へ。
いよいよスタート。
序盤の上りがかなりきつい、とは聞いていたものの、全くペース配分が分からず、40代の皆さんと一緒にスタートし、それなりに漕いではいたものの、2kmを少し過ぎた辺りでどうにも無理になり、息が上がり、自転車から降りました。これはきついなー、と思いながらも、自転車を押して山道を歩いて登りました。息が整ってきたら再び走り始め、3kmちょっとでまたきつくなり、降りました。その後は、結局はゴールまで一度も降りることなく、13kmのコースを完走できました。1時間21分。
まあまず、自転車を降りるという愚行(オーバーペースによる)をやめるだけで、かなりタイムは短縮できると思うし、しっかりトレーニングすれば、この大会の場合1時間ちょうどくらいまではレベルアップできるように感じました。来年出るとすれば、1時間10分を目標にしたいと思います。
天気もよく、ゴールしたときはうれしかった。ゴール直前の坂がめちゃきつく、自転車を降りたら太ももがプルプルしてました。
ゴールで振舞われた軽食。大変においしかった。
昨年よりも参加者が減ったそうです。前日の運動会が悪天で延期になり、運動会を優先したお父さんもいたのか、というような話も聞きましたが、来年以降、盛り上がることを期待します。
下山(下山はスピードがすごい!)後に、自転車も解体して片付けもすべて終えてから、閉会式へ。カキご飯いただきました。片付けも勉強です。実際、段取り、実行、片付け、すべて勉強です。一つのプロジェクトをマネジメントする、という観点では、本当に何事も勉強であるということを、本業でも趣味でも家庭でも、学び続けております。。。
振舞いの方々。ありがとうございます!
総合優勝から3位までの方々の表彰。トップは40分ちょっと。すごすぎ。
初参加なので、まずは完走でOK。素敵な大会だったので、今後も参加してみたいし、全国あちこちでいろいろな大会があるようなので、チャレンジを重ねてみたいと思います。
昨年度、2回、贅沢なご講義を横浜国立大学土木でいただいた、作家の高崎哲郎先生による「近代土木工学の偉人たち」についての4回のご講義が、6月6日(水)から不定期で始まります。
初回、第1回目の参加募集を行っております。初回のみ、講義室の手配の関係で、5/21(月)を締切りとしていますので、参加申込はお早めに。学部生1~3年生の参加が少なく、教養科目等の講義と重なっているのかもしれませんが、そうでない方は、(そうであるかたも?)、ぜひぜひご参加を!
各学年間や、様々な媒体で情報拡散お願いします!
一つ下のエッセーで、最近のいくつかの受賞に関して「思うところがある」と書きました。それについて書いておこうと思います。
私自身は、自分が優れた研究者だと全く思っていません。むしろ、コンプレックスや劣等感を抱きながら努力を重ねてきた人間です。
もともと、いわゆる「研究者」に向いた資質ではなかったのだと思います。どうして今の職業に就いたのか、と聞かれても、「研究が好きで仕方ないからです」とは決して答えないと思います。
なぜ、今の職業に就いたのか、ですが、進路を今の方向に決めた24歳くらいのころは、深く思慮したわけでもなく、研究室の先生に声をかけられ、「この職業が、最も努力しないと通用しない職業に自分には思えた」からでした。
その後、修士論文、博士論文でも泥仕合の様相を呈しますが、お世辞にもスマートな研究者とは言えない状況が続きました。
JR東日本での2年半の経験は私の人生を根本的に変えるきっかけになったと思います。
「研究者」にもいろいろタイプがある、と心底から気づかせていただいたし、自分なりの、自分こそがなれる「研究者」の像もそのころからおぼろげながらイメージし始めたのだと思います。
横浜国大に30歳5ヵ月で助教授として赴任し、職場には実質的な直属の上司はいない環境となりました。この環境が吉と出るか凶と出るかはその人次第かと思いますが、かなり不安を感じながら、自分や自分たちの信念を大切に、模索を続けてきて現在に至ります。
その間、多くの出会いがあり、私が師匠と慕う方々の数もとても多くなりました。東日本大震災等の極めて大きなできごともあり、私自身も土木技術者としての生き方や哲学を模索しつつ固めていく時期でもありました。
修論や博士論文で泥仕合をしているころに比べれば、多少はましな研究をしているとは思いますが、本質的には今でも非常に未熟な研究者だと思っています。
最近読んでいる、北野武の「超思考」に、武さんは、自分の最もやりたい仕事が、漫才師や映画監督だったわけではない、と書いてました。でも、それでよいのだ、と。一歩引いてみることのできる自分がいるから、と。
武さんと比べるのはおこがましいですが、私も同じような感じなのかと思います。
教育や研究を通して社会に貢献したい、とは人一倍思っていますが、研究という仕事が自分に最も向いている仕事とは思っていません。
でも、元のレベルが低いからこそ、普通にやっている分にはとても社会に貢献できるレベルにはならないと考えるし、研究活動を通して本当に社会に貢献するにはどうすべきなのだろう、ともだえながらも考えることにつながっていると思います。
コンクリートの分野だけを深く深く掘っても、とてもその分野のトップになれるとは思えないので、コンクリートで鍛えていただきながらも、自分が真に貢献できる領域へ視野や活動を拡げて行っているのかと思います。
そのような未熟な研究者にとっては、今回のいくつかの受賞はもちろん励みにはなりますが、これまでのとくに横浜国大に来てからの努力の方向性が箸にも棒にも掛からぬものではなかった、と自慰できる材料にもなりました。
そんな自分のことよりは、山口システムに関係して一緒に仕事をさせていただいた方々と出会えて本当に良かった、という心からの感謝や、優秀な学生たちに恵まれているのだな、と自身の環境への感謝を思う契機となりました。
今のシステムの定年までそのまま働くとして、あと20年程度。ここからが本当のチャレンジと思いますので、愚鈍な研究者らしく、しっかりと悩んで、泥臭い模索を重ねたいと思います。
いくつかの賞を受賞しました。研究を行っている身として、励みになります。
私一人の力でいただいたものはもちろん一つもなく、一緒に研究した方々、様々な形でご協力、ご支援いただいた方々のおかげ様でございます。
3月に、横浜国立大学の優秀研究者賞(技術進歩賞)をいただきました。「コンクリートの道路構造物が長寿命となるための技術マネジメントシステムを構築し,社会実装した研究プロジェクト」としていただきました。
授賞式は6月になりますが、以下の2つを受賞しました。
・コンクリート工学会賞(論文賞) Modeling and Verification of Early Age Thermal Stress in Second Lining Concrete of NATM Tunnels (Chamila K. Rankoth, 細田 暁,岩間 慧大)
・土木学会賞(技術賞) 「山口県によるひび割れ抑制・品質確保システムの構築と展開」(山口県、田村 隆弘、二宮 純、中村 秀明、細田 暁)
5月21日に授賞式のある、以下を受賞しました。
・構造工学シンポジウム論文賞 Numerical Simulation of Early Age Expansion and Autogenous Shrinkage Behavior of Blast Furnace Slag Concrete with Expansive Additive (Arifa Iffat Zerin,細田 暁,小松 怜史)
これらの受賞については、私個人として思うところはあるのですが、それは次のエッセーで書くことにして、ここでは素直に喜びたいと思います。今後も研究者としてしっかりと精進したいと思います。
GWも終わり、研究室に新たに配属になった学生たちの研究テーマも決まりはじめ、研究室全体が少しずつ活性化してきている雰囲気を感じます。
2012年の新書のベストセラーであった内田樹先生の「日本辺境論」を読み、今は本屋で見かけて気になって買った北野武の「超思考」を読んでいる真っ最中で、様々な視点からの物の見方を学び、刺激も受けています。
上記の本からの刺激や、最近感じていることも含め、以下、時間のスケールという視点で書いてみます。
人間の生活には様々な時間のスケールがあります。毎朝の準備だって大切だし、1日も大事。1週間スパンでの計画やリズムも大事だし、1年の抱負・反省・計画等ももちろん大事。もっと長いスパンで戦略を練ったり、数十年後くらいの将来のための議論なども行うことも少なくありません。
日本辺境論にありましたが、人間は年齢を重ねると、時間の過ぎ方を早く感じるそうです。当然ですね。45年生きてきた人にとっての1年間と、5年しか生きていないこどもにとっての1年は、物理的にも相対的な長さが異なります。
内田先生は、武道における考え方を示しながら、時間についても論じています。正確な理解ではないかと思いますが、私なりに咀嚼して簡潔にしたものは以下です。AさんとBさんが剣道で闘っているとして、Aさんが繰り出した技に対して、Bさんが対応する。こういう技が来たから、このように防御して、次はこのように返す、というような思考をしない。ある技が繰り出される前の世界と、ある技が繰り出された直後の世界は異なる。ある技が繰り出された瞬間に、AさんもBさんも、そしてAさんが繰り出した技も含む新たな世界が構築される。その新たな世界に自分も新たに出生し、その世界の一部として動く。
相当に私の勝手な解釈も入りましたが、そのような考え方をすると、様々に生み出される新たな世界において、新たな生き方を始めることになるので、時間に対する考え方も変わってくるように感じます。新たに生み出されるし、次々と死ぬことにもなる。
2018年度が始まって、1ヵ月半が経過しましたが、この時期は研究室にとっては大まかにいうと研究の種まきの時期です。品質・耐久性確保も今年度はまた大きく動き始めましたし、私が新たに始めるいくつかの研究のためも含み、様々な種まきを始めています。1年、数年のスパンで研究活動をダイナミックに推進していくために、日々の種まきが重要であることをこれまでの経験で熟知しているので、種まきも一所懸命やります。
日常的に考える最大の時間のスパンは、私の場合せいぜい5年程度です。前川先生とも5年後くらいまでを見据えて、研究室をレベルアップしていくための議論をしており、実行できる作戦は次々と実行に移し始めています。
5年、10年単位での自身や組織の成長と、1週間、1日、1時間程度の短時間の生き方の連関も体得してきており、今年は自身のスポーツ活動も活発化しているので、さらに時間についての感性が高まってきています。
5月20日に大槌のヒルクライムに出ます。そのために、いろいろな時間が折り重なっていきます。
せっかく釜石、大槌に行くので、18日(金)には小佐野高架橋の視察、親友の手間本さんにも気仙沼から前職場の釜石までわざわざ来ていただいての打ち合わせ・会食もセットしました。今回は出張ではなく、プライベートで行きます。日頃のトレーニングも20日に向けて進めており、13日(日)はハードなトレーニングで追い込みました。その筋肉痛が15日(火)まで続きました。今朝は、上星川駅から上り坂を歩いて通勤し、帰りも下り坂を歩いて帰ります。レースも近いので筋肉痛が生じないように、日常の限られた時間も活用してトレーニングです。今日の夕方はカイロプラクティク。
研究・教育が本業ですが、スポーツにおいても、目標設定、日常の努力、成果の確認、を含んだ趣味として行うことで、自分自身の生き方をブラッシュアップしていく場面が増え、総合的に楽しくなる感覚を持ち始めています。
自分の生・死があちらこちらにあるようで、死を前提にした生きることの意義や、人との出会い、人と過ごす時間のあり方、などについての考え方にも影響が出始めています。
自転車の初レースが近づいてきました。5月20日(日)に大槌町で開かれるヒルクライムに出場予定です。
公式のレースに初出場、ということもあり、不安なこともありますが、初めてのことにチャレンジする、ということはやはりワクワクします。大槌は釜石のすぐ北で、何度も何度も訪れているエリアなので、18日(金)に入りますが、その点では気楽です。18日はいつもの品質・耐久性確保関連の仕事も入れています。
自転車をそのエリアまで運搬しなくてはなりません。これも、現代はいろいろな方法があるので、15日(火)に私の自転車は東北の方へ向けて出発します。今日の夕方にパッキングです。
さて、ヒルクライムに限らず、スポーツ全般への意欲やチャレンジが高まっていますが、4月28日(土)は、トライアスロンの初心者教室に行ってきました。初心者のメニューではなかった。。。
会場が台場だったので、往復のサイクリングのみで25km程度。最初のSwimは、トライアスロン用の泳ぎ方や注意点等をいろいろと教えてもらい、大変勉強になりました。教えてくれる先生はトライアスロンで有名な方なので、やはりしっかりした方に教わることの重要性を大学教員として痛感しました。。。
Runは、走り方のレクチャーも受けた後、お台場海浜公園の中を数kmですが、走りました。この日は相当な暑さで、走るのが得意そうな方々とトップ集団で走りました。。。
Bikeは、体育館の中で自分のロードバイクの後輪を外して練習用の冶具にバイクをセットしての練習。これが過酷でした。自宅までの帰りも含め、約40kmのバイク。
とても初心者のメニューと思えませんでしたが、遠くないいつの日か、トライアスロンにもチャレンジできそうな感覚は十分に得ることができました。翌日からひどい筋肉痛でしたが。。。
GWにはもう一つスポーツイベントを実施しました。5月5日(土)に、京急で輪行して新逗子駅まで。そこから52.8kmのBikeで自宅まで。鎌倉、北鎌倉、大船、戸塚と来て、あとは国道1号、横浜を経て、国道15号で自宅へ。スタートから20km弱のコンビニでアイスを食べて休憩しましたが、そのあとは休憩なし。信号停止が結構あるので平均時速は速くはないですが、3時間程度で帰宅しました。
一般人も参加できるスポーツイベントはたくさんあり、これからも教室やレースにちょくちょく参加しながら、レベルアップしていければと思います。
本業の研究・教育面ではもちろんチャレンジを重ねていきますが、趣味においても楽しみやチャレンジ、レベルアップがあると、一度しかない人生は楽しくなりそうです。