細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

ドライブ in ハワイ島

2008-03-23 15:05:06 | 家族のこと
今日は,ハワイ島をbig drive でした。

目的地はキラウェア火山で,片道200km以上。基本的にはハイウェイなのだけど,集落や村が近づくと車も増えてスピードは落ち,なんやかんやで片道3時間~3時間半。

キラウェア火山だけだと娘も面白くないので,行きにはビーチにも寄りました。カハルウビーチと言って,有名なオアフ島のハナウマ湾よりも良いという評判もガイドブックには書いてました。岩場でしたが,なかなかよく,海亀にもさわることができました。

キラウェア火山は大迫力の噴煙を見ることができましたが,近くまで散歩する時間はなく,昼食を食べて写真撮影してとんぼ帰り。

ドライブしながらハワイ島をいろいろ観察することができて面白かった。
走っている車は半分以上日本車であるように見えました。特にトヨタとホンダが多かった。

泊まっているホテルの周囲は冷えた溶岩がむき出しという感じですが,ドライブした大半のエリアはそうではなく,草や木も生えてました。

明日は丸一日,のんびりくつろいで,その翌日に出発です。

やはりリフレッシュすることで,新年度へ向けていろいろと闘志が湧いてきます。がんばりますよう。

バカンスでの読書

2008-03-23 04:04:57 | 家族のこと
3月前半はほとんど読書ゼロでしたが,バカンスに入ってたくさん読んでます。

「3年でやめた若者はどこへ行ったのか?」は,「なぜ若者は3年でやめるのか」の著者の続編で,昭和的価値観からの脱却を社会に求める本です。大学教育の役割も今後はますます大きくなるようで,身が引き締まります。私自身は昭和的価値観からはかなり脱却しているように思っています。なので現在もこうやってバカンスに来ています。この本は,就職前の若者はもちろん,30前後の人たちはぜひ読むとよいと思います。30半ばになってしまうと,読むと怖くなるかもしれません。昭和的価値観にどっぷり漬かってしまっている人たちは,怖くなるでしょう。もはやいかに「人生を逃げ切るか」しか考えなくなっている方々は。

「青春の門」は初めて読みました。五木寛之の青春小説で,「筑豊編(上・下)」を一気に読みました。面白いです。まだまだ続編があるようで,読んでみようと思います。

「マネジメント」(P.ドラッカー)も読み進めています。マスターして,もっと高次元のマネジメントを,私の関与する組織で実行しようと思ってます。20年度のチャレンジの一つです。

「闇を裂く道」(吉村昭)を半分くらい読みました。東海道線の丹那トンネルの工事です。第一次世界大戦中に着工し,途中で関東大震災にも見舞われました。最初の大崩落のところが終わりましたが,壮絶です。吉村さんの本はしばらくお休みしていましたが,やはり迫真の描写と綿密な取材はいつもどおりで,20年度もコンスタントに読もうと思いました。

バカンスに入る直前に,「明治という国家(上・下)」を読みました。司馬遼太郎さんの本で,明治維新,明治初期の総括です。非常に興味深く読みました。明治維新前後については私も大分見識が身についてきましたが,勝海舟,西郷隆盛,大久保利通,坂本竜馬について,もっと本を読もうと思いました。司馬さんの長編小説は大分読んでますが,実は「竜馬がゆく」は最初の方を読んだだけで読破してません。

今日は,こちらの時間で3/22(土)ですが,朝食が終わりました。これから,キラウェア火山へドライブに行ってきます。片道200キロ以上のドライブです。今回の車は赤色のフォードです。