細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

多様な構成員

2009-10-24 09:34:52 | 職場のこと
 研究室の構成員は年々変化します。また、研究室での研究も、現時点では年々レベルは上がっていっているように思います。構成員が成長しているのでそれにつれてレベルが向上するのは当然かと思います。

 構成員も、博士課程の国費留学生も4人に増え、世界銀行からサポートを受けているインフラ管理学コースの修士課程の留学生2名も研究室に属し、国際的になってきています。

 それだけでなく、外に留学して帰ってきた学生や、PEDコースといって修士課程の間に半期ごとにいろいろな研究室に所属し小プロジェクトを遂行していくコースの学生で他の研究室を見てから我々の研究室に帰ってきた学生もいます。

 さらには、大学院入試で他大学や高専の専攻課程を修了してから仲間に加わっている学生もいます。

 高専で学部3年生に編入して、わが研究室に入ってきた学生も複数います。

 こうなってくると、内部生というか、学部1年から上がってきた学生以外の構成員も非常にたくさんおり、とても多様であり、誰が特別で、ということもなくなります。

 多様であることはよいことです。みんなの得意なこと、みんなの長所を持ち寄れば、とてもクリエイティブになるでしょう。

 たとえば5年前の我が研究室と比べて、多様性という意味では雲泥の差であると思います。また、組織の活力や可能性という意味でも5年前よりも相当に向上してきているのではないかと思います。

 まだまだ変化していくでしょうから、この多様性、前に向かっていくエネルギーを、構成員たちは存分に味わってもらえればと思います。