まあ、生きているといろいろあるわけです。いろいろ無い方がおかしい。
そもそも、いわゆる秋学期(10月からの半年)は、大学は忙しい半年でして、ありとあらゆることを2月末くらいまでに片付けていくイメージです。大学で働き始めた頃は、10月が始まると覚悟を決めていたのを覚えています。
この2年くらいは、フランス渡航のこともあったので、まあいろいろとバタバタしました。もちろん、現在進行形です。
1月3日に家族で帰国して、10日ほど経過したわけですが、その間に、いつの間にか私の家族は港区民になっているし、いつの間にか子どもたちもそれぞれの学校に通い始めています。
私は10月から日本で働いていたので、くそ忙しい日本の生活に加えて、家族マターがどさっと降りかかってきたイメージです。それでも何とかするしかない。
本日、1月14日(水)がコンクリート工学会、JCIの年次論文集の締切りの日でした。Web提出で17:00という厳格な締切りがあります。論文として提出できる研究はなるべく投稿しよう、というマインドで臨んでいます。速報性が高いこと、PDFできれいな資料として残ること、学会発表できること、土木・建築・材料の方々が一堂に会する場であること、などが理由です。私はプラクティカルな研究者なので、グローバルとか英文ジャーナルとか本質的にはにしません。とにかくPublishされることが重要。
今年は結果的に私の名前が入った論文は9本、投稿されたかと思います。数が多ければ良い、などと微塵も思っていませんが、それなりの成果が出たものはやはり投稿すべきと思うし、その過程で皆が鍛えられます。私も筆頭著者で一本投稿しました。2014年11月28~29日に南三陸国道事務所管内の復興道路の構造物群で表層品質を調査した結果を取りまとめた論文です。
9本のうち、英語の論文が3本あったので、それなりに手間もかかり、久しぶりに締切りに追い立てられました。私自身の論文も投稿できたので、結果的には清々しい気分を束の間、味わっていますが、やはり追い立てられて頑張る、という状況も緊張感があってよいですね。
今回は、博士号を持っている人が筆頭著者の論文が私自身も含めて4本あったので、これまでのドタバタに比べると少し様相の違う「ドタバタ」でしたが、楽しかったです。
締切りの17時を過ぎた後、研究室の都合の付く人たちで軽めの懇親会をしました。とにかくガス抜きが大事です。
私自身、明日にかけてもう一山あるので、一寝してから真夜中に起床して仕事開始です。
そもそも、この冬場の時期は、修羅場となるのが常ですので、早くトップギアに入れられるよう、ギアをいじったりアクセルをふかせたり、日々奮闘です。