昨日、第15回の山口県の「コンクリートの品質確保」の講習会が開催されました。
私も30分の講演をしました。「AIで施工記録データベースを分析して得られる知見と今後の展望」というタイトルでした。
講習会の動画はYoutubeで公開されておりますので、ご興味があればどうぞ。私の講演は、47分20秒ごろからスタートします。
講習会で講演者が使用した発表ファイルのダウンロードもできますので、ぜひご活用ください。
私も決して若くはありませんので(田村先生はもっと若くない!)、若手の教員として、徳山高専の温品准教授が山口県の構造物の調査結果について講演されたのは、山口システムの継続的発展のためにとても良いことだと感じました。
また、コンサルタント会社による、橋梁点検データのユニークな分析、生コン工組からの生産性向上に向けた情報、施工者や監督職員による橋台の品質確保とひび割れ抑制の事例発表、などなど、盛だくさんのメニューで、私も大変勉強になりました。山口県の施工状況把握チェックシートが改訂されたのも、とても大きな一歩であると思います。
情報発信と記録の蓄積、が重要ですね。今後も長く続いてほしい講習会です。