細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

習慣

2022-07-10 19:44:19 | 人生論

新年度も3ヶ月が過ぎ、7月の初旬も終わろうとしています。6月下旬からとんでもない猛暑になり、一気に梅雨も明け、体調を崩している方も少なくないと思います。私も、暑さで体調を崩さないよう、休養も十分に取りつつ日常に全力投球している状況です。

今日は夕食後に、約8kmのジョギング。有栖川宮公園までの往復ジョギングで、日没の時間を挟んだ時間帯でしたが、それでも暑く、なかなかの負荷でした。

日曜日の夕食後にジョギングをする、など以前では考えられず、今日のようなスケジュールであれば、ほぼ間違いなく日中からお酒を飲んでいたことでしょう。。。

ジョギング自体は久しぶりで、約1か月ぶりでした。この間は、水泳が5回、通勤等を活用したウォーキングが主な運動でした。暑い中で、運動のやり方も自分なりに工夫しています。

飲酒をやめてから96日目となりました。もはや止めている状態が普通で、飲みたいと思うこともほぼ皆無。時々、「あー、以前だったらこういうタイミングで間違いなく飲んでいたなあ」と思うことはありますが、飲酒欲とは違うように思います。懇親会にもそれなりの数、出席しましたが、ノンアルコールで楽しく時間を過ごしています。

体重の減少も落ち着いたようで、6月の頭から、63kg辺りが中央値のようです。結構しっかり食べて、しっかり運動もしているので、健康的な適正体重のようです。腹筋が少しずつ割れてきました。。。



人間は習慣で形作られますが、習慣となるまで3ヶ月くらいかかる、と聞いたことがあります。

お酒を飲まない生活も3ヶ月以上となりました。お酒をやめてから、朝食も変化し、基本的に白米をたっぷり食べる朝食になりました。ほぼ毎朝、たっぷりの白米に、生卵、卵かけご飯専用のかつお節としょう油、その上に納豆です。毎日食べても飽きることなく、炊き立ての白米で食べるこの朝食で、朝からパワー全開、を感じます。

お酒を止めてからの毎朝、体操も行っています。朝の体操は38歳のときに始めたのでもう10年以上の習慣ですが、4月6日にお酒をやめてからは、出張の日も含めて一日も欠かさずに朝の体操を続けています。柔軟体操もほぼ毎日行っています。お酒をたくさん飲んだ翌朝は面倒くさくて体操をしなかったときもあったので、体操が毎日続いているのもお酒を止めた効果の一つ、ということでしょうか。

4月からの年度の前半のこの時期は、私の場合は繁忙期ではないのですが(10月からの後半が圧倒的に繁忙)、今年は忙しい感覚で、一緒に業務をする事務スタッフからも「忙しそう」とよく言われます。

自然災害ミチゲーション研究拠点長としての役割がかなり増えたこと、留学生業務のディレクターの仕事、土木学会コンクリート標準示方書の施工編の改訂作業が佳境に入ってきたこと、などが忙しさが増した主な理由と思っています。

上記の理由以外にも、仕事に対するアクティブさが増したため、仕事量全体が増えていることも理由かと思います。

平日は、4時半ごろの起床、子供たちのお弁当箱洗い+お弁当作り、自身の食事+体操+柔軟体操+入浴+身支度、でスタートして、詰まった日中のスケジュールをこなして終わり。休日にも仕事が入る頻度が例年よりかなり多く、少なくとも今年、来年はこのような生活が続くと覚悟しています。

定常的な仕事を安定してこなすことは当然のことで、クリエイティブな成果を増やしていけるよう、指導学生や周囲の方々とも上手に連携して、チャレンジしていきたいと思います。そのためにも、安定した基礎が大事だと思っています。

9月初旬には久しぶりの海外出張(ベトナム)も入りました。7月後半には、2泊3日の山口+熊本+鞆の浦の出張を組みましたが、対面で私の好きな方々とお仕事できるのを心から楽しみにしています。

特別なことをする、のではなく、あくまで日常。習慣の積み重ねでしか何事も成し遂げられないと思ってますので、改めて、日々を誠実に生きたいと思います。

【追記】
電車の吊り広告で目に入り、買ってしまった本なのですが、「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」という本があり、寝る前に時々読んでいます。誰もがよく知る有名な方や、初めて知るけれどその考え方に共鳴する人など、いろんな生き方があり、楽しく読んでいます。

このエッセーを書いた夜に、この本を読んでいて、イチローの話や、新体操で活躍した山崎さんの話も出てきました。イチローが「ルーティン」を大切にする人であることは有名ですが、「普段の自分であること」が大舞台であるほど重要だし、大舞台において調子が良くないと感じるときに普段の食事などのせいにしたくない、という気持ちからだそうです。

特別なことをしようと思ったって、自分にできることというのは普段の自分ができること。得心して寝ました。