4月の第一週が始まりましたが,教務委員の仕事でほぼ一色です。
手抜かりがあると良くないし,すべてが厳格な締切りとともに進んでいく仕事ですので,昨日の全学年のオリエンテーションはさすがに疲れました。研究室のメンバーと軽い花見(3分咲き)を楽しんで,さっさと帰宅し,祖父母宅に預かってもらっていた娘たちを引き継いで,濃厚にじゃれ合って,就寝しました。次女の甘え方もかなり激しくなってきました。
教務委員をやりたい,と事前に思う人はほとんどいないと思うのですが,いざやってみると,学生との距離が最も近くなる役割ですので,楽しいです。やはり,根っからの教師なのだなあ,と一人で苦笑。
来週一杯辺りまでは教務関係の仕事が目白押しですが,もちろん自身の講義もスタートします。研究論文の筆頭著者,共著者の原稿も多々あり,作業が滞っています。
一方で,読書はまたまた変な展開を見せておりまして,今は「ベートーヴェン」の伝記を読んでいます。曽野綾子さんの「人間の基本」という本も同時進行で読んでいます。乱読っぷりが著しくなってきたように思いますが,今も4~5冊,並行して読んでいます。いろいろと読みたいものは止めようがない。
ベートーヴェンを読み始めたのは,村上春樹の「海辺のカフカ」がきっかけです。もちろん,子供のころにベートーヴェンの伝記は読みましたし,何となく悲運の大作曲家の人生は知っていたつもりですが,改めて読んでみてすごく感銘を受けています。まだ少年ですが。
村上春樹のような小説を読んでいると,普段だと興味を持たない領域に入っていくことができ,これはうれしいことです。
以前,英語の小説を読むと,普段使わない語彙が強化されることを言われたり,思ったりしたことがありますが,ほとんど実行してません。シドニーシェルダンの小説は結構好きだったので,英語で家にある小説を読んでみよう,と数日前に思い立ちました。また乱読に拍車が。
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