何だか年々早まっているような気がするJCI年次論文集の締切り。今年は1/10という非常にタイトな設定でした。さすがにこの設定ですと、学部生や修士2年生が論文を投稿するのはきついですね。
今年は私の名前が入った論文は6編、投稿しました。それぞれ、私なりには思い入れの強い論文となりそうです。
・山口県の施工状況把握の研修会(2012.10.11@下関)
・山口県の構造物の目視評価(2012.12.26-27)
・新幹線構造物のPC電車線柱の耐震性能(3次元動的非線形解析)
・無筋、鉄筋コンクリートの収縮挙動の数値シミュレーション
・表面吸水試験のコンクリート内部への水分移動の分析
・高炉スラグコンクリートの微細ひび割れの制御と、高エーライトセメントの可能性
の6編となりました。もちろん査読を受けて×になるものもあるかもしれませんが、それぞれ価値のあるものと思います。特に、山口県の取組みに参画して4年近く経過しようとしていますが、今後の復興道路などの品質確保も視野に入れて、非常に実践的な研究が論文としても出せるようになってきたのはうれしいことです。
1/7に通常業務が開始になってからはかなりタイトでした。1/7、1/8と日中はほとんど隙間の無いスケジュールだったので、学生たちも頑張ったと思いますが、私も1/7に熱血で飲みすぎたこともあって、パンパンになりながら添削を続けました。
先ほど自分自身の論文(上から二つ目)も投稿を無事に完了し、少し一息です。19時過ぎの新幹線で福山に向かうまで、雑務などをせっせとこなします。
今回、一緒に論文を書いた学生たちは、教員の真の力を引き出すためには、やはり論文を投稿することに限る、ということを痛感したと思います。もっともっと高レベルの論文にも、どんどんみんなでチャレンジしていきましょう。
明日は朝から鞆の浦です。鞆小学校の全校生徒に対して、どのような防災授業となるでしょうか。赤間君が主役ですが、私も自分自身の現場対応力を信じて、ベストを尽くしてきます。
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