1月30日に、坐禅を始めました。横浜国立大学の豊穣な社会研究センターの部屋(高等研究院の207室)で、つながり方研究所の河野さんに指導してもらって、5分の坐禅をしました。それ以降、自宅や出張先のホテルなどで、一日15分の坐禅を日課にしています。
禅との明確なかかわりは、大愚和尚のYoutube番組の「一問一答」を見たことかと思います。コロナ禍の最中だったか、その少し前だったかと思いますが、たまたま大愚和尚の番組を見て、感銘を受けたり、様々な気付きがありました。たくさんの大愚和尚の動画を見て、悶々としていたこともあった私は、癒されたり、新たな考え方を取り入れたりしました。大愚和尚の本も数冊購入して勉強しました。大愚和尚の考え方は、私にも結構な影響を与えていると感じています。
その後、2023年2月にゼロ・ポイント・フィールドの考え方を知り、つながり方研究所のメンバーと、この考え方についていろいろと議論しました。禅の考え方と通じるところも多く、仏陀の言う「空」はゼロ・ポイント・フィールドのことであろうと私は思います。
ゼロ・ポイント・フィールドについては、2023年7月末にコーチング祭りでの講演の中で村松大輔さんのことを知って、著書を2冊読んで、理解が深まりました。
つながり方研究所の活動を通して、僧侶の島津清彦さんと知り合い、ご本人から著書をプレゼントしていただきました。「心が回復する禅問答」という素敵な本で、何も知らない青年と禅の僧侶との対話形式の本で、大変分かりやすく、読みやすく、禅の本質を理解できたように感じました。この本のおかげで、私の散歩や、毎朝のお弁当作り、毎日の通勤での山登り・山下り(上星川駅と大学間)なども、すべて禅なのだな、と認識することができました。読書も禅。
さらに、つながり方研究所の活動を通じて、浄土真宗の僧侶の新田崇信さんとも友達になり、新田さんは禅の方ではありませんが、禅の話でも盛り上がり、いよいよ潮時?という感じで、坐禅を始めることになりました。
1月26日(金)に福島大学の地域未来デザインセンターを新田さん、つながり方研究所の河野さんらと訪問し、その夜の懇親会で1/30に坐禅をやりましょう、という話になり、冒頭の207室での坐禅につながります。
坐禅を始める前に、鈴木大拙の名著「禅」を読み始め、私の最初の坐禅を指導してくれた河野さんに推薦された、鈴木俊隆の「禅マインド ビギナーズ・マインド」も坐禅を開始した直後から読み始め、鈴木俊隆の説くように坐禅の修業をするように心がけています。
禅や坐禅の極意は長い人生をかけて体得していくものとは思いますが、鈴木俊隆の言うように、坐禅とは「初心を持つ」ことであり、無心になり、空になることであり、坐禅に目的はない、ただ坐禅する、という気持ちで毎日坐しています。
豊穣な社会研究センター長に就任して一週間後に50歳になり、天命のつもりで全力の活動を重ねていますが、このタイミングで初心に戻る坐禅を始めることができたのは、とてもありがたいことだと思っています。
豊穣な社会研究センターでは、ほんとに多様な素晴らしい方々と出会うことができ、楽しいです。センターが創り出すつながりの場は、なるべく多くの方々に活用していただければと願っています。
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