細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

三つ子の魂?

2007-12-01 10:51:00 | 研究のこと
私の研究室では、勉強会を実施していますし、研究室が主催の研究会も来週に2回目が開催されます。

勉強会は2005年に開始し、有志を募って行う勉強会は前期に実施しています。2006年には2つの勉強会を並行して行い、今年の2007年もそうしました。来年の内容はまだ考えていませんが、継続実施することだけは確実です。

研究会は、2007年の6/21に第1回を開催しました。
このさきがけとなっているのは、2004年から始めた講演会です。毎年、前期の研究室ゼミの一環として、外部から最前線の技術者をお招きして講演をしていただき、懇親会をしていました。

さすがにいつまでも受け身ではよくないだろう、ということで今年から研究会という形で私も発表し、より多くの人々に来ていただく形をとりました。この研究会は生き物のようでして、皆さんのいろいろな思いを乗せた形で発展していくことになると思います。

私のこのような行動は、横浜国大に来てから始めた、というのではなく以前からずっと一貫したものだったようです。

博士課程の学生のとき、関連する研究テーマの後輩たちを集めて勉強会をやっていました。

JR東日本で働いていたときの2年目にも、私が主催して勉強会を立ち上げ、2か月強に一回、勉強会を始めました。社内の多くの実務者が集まって下さり、毎回懇親会もやりました。第1回のテーマが軽量コンクリート。同じテーマで2回実施し、2回目には何らかの結論を出す、という形をとりました。よって、軽量コンクリートについては2回やりました。

その次の3回目のテーマは、外ケーブルPCのせん断破壊でした。付着の有無にも着目し、結構いい勉強会ができました。その後、私自身の結婚、体調不良などがあり、私の転職と続き、結局この勉強会は3回で終わってしまいました。

私自身の中ではこのような流れを経て、現在の状態に至っています。

「示方書勉強会」なるものも立ち上げて、12/8(土)に初回を開催します。これは、同年代・先輩の大学の研究者、実務者が集まって、コンクリート標準示方書に関するいろんな角度からの勉強をするものです。

やはり、やろうとすること、が大事であって、内容のレベルは続けていくうちに自然に高度になってくると思います。


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