なんてツイてないのだろう!!
ヒマそうだからといって、姉が私に甥の子守を託して子どもサッカークラブの父兄会みたいなのに行ってしまった。
なんということだ!私は子供が大の苦手なのに・・・
特にこの甥は「不吉なる子供」、「かのものどもに魅入られし申し子」、「ヒトの家の冷蔵庫を漁るクソガキ」として、私がおおいに苦手としている子供なのだ。
そう、何を隠そう、この子供こそ旧支配者とのなんらかの繋がりがあると思われる(いや、あるとしか思えない!)あの名状し難き子供なのだ!
(詳しくは過去ログを参照されたし↓
http://blog.goo.ne.jp/amashin666/e/3983f12c18ed70547a647cedb88c3fab)
ああっ!ツイてないとしか言いようがない!
しかもたいして私になついてないし!
私には、木津の密林の奥深くに古くから不気味に聳え立っているという“ふぉとん”なる冷たい灰色の金属で作られた奇妙な建造物のあるところまで甥を連れていくという任務を課せられた。
この建造物のことは人類以前の書物であるという『ナコト写本』にも詳しい記述はない。
甥は普段とは違うしゃがれ声で言う。
「定命のものよ、オマエも大いなるものが創りたもうた神秘的で偉大なる所業の数々を見たければ、ついてくるがよい。」
いや、ついてくるがよいって、俺が車で連れて行くんやろうが・・・
しかし彼の妙に含みを持たせた凄みのある誘い文句に抗うこともできず、彼を車に乗せてしぶしぶその場所へと連れて行った。
周りには古色蒼然たる遺跡がいたるところに点在している。太古の昔、この周辺でいかなる数々の血生臭い冒涜の儀式が執り行われていたのだろうか?
そこへ着くや、私の甥は真っ先に“光の福笑い”なる祭壇へと私を導いた。
そこにはなにやら護符めいた象形文字が刻まれた鏡台が並べられている。
この象形文字は人類誕生以前の文字としか思われない奇妙な形をしていた。
イア! イアグサト=ヨグ=ソトース=イアグサト!
ンガーング アイイ カエ カエ ポケモン カードォ!
人顔を模った古々しい碑石にひとつ目の巨人キュプクロスの像を浮かび上がらせる。
「定命のものよ!これ、オマエのかーちゃん!」とはしゃぐ甥っ子。
このガキャ・・・どついたろか!
彼は知っているのだろうか?私の母親はつまり自分の祖母であるということを!
その日40名限定の「青銅鏡みがき」なる忌まわしき冒涜の儀式に参加させられるハメになった。
選ばれし40名の子供にはそれぞれユゴス星でしか採掘されない“原初の青銅”とダイソーで手に入れたというサンドペーパーが配られた。
大人はその子供達の冒涜行為を参列者として見守ってなければならない。
ああ!なんたる仕打ち!なんたる拷問!
そのますます高揚していくあまりにも背徳的な研磨行為によって、なんとも鉄臭い、吐気を催おすような邪な粉末が大気中に広がり、それを吸い込んだ私はとてつもなく気分が悪くなるという二次災害に見舞われた。
なにかにとり憑かれたかのように一心不乱に研磨行為に没頭する子供たち。
何がそんなに面白いのか?家でガンプラを作っている方がどれだけ有意義であろうことか。
無垢なる選ばれし子供たちによって磨かれた石は、やがて邪な光を放ち“旧き印をもたらせしヌトセ=カームブルのまれなる輝ける石”として完成形となる。
その不吉なる輝く石をこちらに向けて不適な笑みを浮かべる甥っ子。
「低迷のものよ、オマエにこの輝きがわかるか?旧支配者どもが深淵より到来するのを導く最果ての周縁の第七次元にまでとどく、この大いなる素晴らしき輝きが!」
誰が低迷のものやねん。
イア!シュブニグラトフ!
今日の1曲:『Come to Daddy』/ Aphex Twin
ヒマそうだからといって、姉が私に甥の子守を託して子どもサッカークラブの父兄会みたいなのに行ってしまった。
なんということだ!私は子供が大の苦手なのに・・・
特にこの甥は「不吉なる子供」、「かのものどもに魅入られし申し子」、「ヒトの家の冷蔵庫を漁るクソガキ」として、私がおおいに苦手としている子供なのだ。
そう、何を隠そう、この子供こそ旧支配者とのなんらかの繋がりがあると思われる(いや、あるとしか思えない!)あの名状し難き子供なのだ!
(詳しくは過去ログを参照されたし↓
http://blog.goo.ne.jp/amashin666/e/3983f12c18ed70547a647cedb88c3fab)
ああっ!ツイてないとしか言いようがない!
しかもたいして私になついてないし!
私には、木津の密林の奥深くに古くから不気味に聳え立っているという“ふぉとん”なる冷たい灰色の金属で作られた奇妙な建造物のあるところまで甥を連れていくという任務を課せられた。
この建造物のことは人類以前の書物であるという『ナコト写本』にも詳しい記述はない。
甥は普段とは違うしゃがれ声で言う。
「定命のものよ、オマエも大いなるものが創りたもうた神秘的で偉大なる所業の数々を見たければ、ついてくるがよい。」
いや、ついてくるがよいって、俺が車で連れて行くんやろうが・・・
しかし彼の妙に含みを持たせた凄みのある誘い文句に抗うこともできず、彼を車に乗せてしぶしぶその場所へと連れて行った。
周りには古色蒼然たる遺跡がいたるところに点在している。太古の昔、この周辺でいかなる数々の血生臭い冒涜の儀式が執り行われていたのだろうか?
そこへ着くや、私の甥は真っ先に“光の福笑い”なる祭壇へと私を導いた。
そこにはなにやら護符めいた象形文字が刻まれた鏡台が並べられている。
この象形文字は人類誕生以前の文字としか思われない奇妙な形をしていた。
イア! イアグサト=ヨグ=ソトース=イアグサト!
ンガーング アイイ カエ カエ ポケモン カードォ!
人顔を模った古々しい碑石にひとつ目の巨人キュプクロスの像を浮かび上がらせる。
「定命のものよ!これ、オマエのかーちゃん!」とはしゃぐ甥っ子。
このガキャ・・・どついたろか!
彼は知っているのだろうか?私の母親はつまり自分の祖母であるということを!
その日40名限定の「青銅鏡みがき」なる忌まわしき冒涜の儀式に参加させられるハメになった。
選ばれし40名の子供にはそれぞれユゴス星でしか採掘されない“原初の青銅”とダイソーで手に入れたというサンドペーパーが配られた。
大人はその子供達の冒涜行為を参列者として見守ってなければならない。
ああ!なんたる仕打ち!なんたる拷問!
そのますます高揚していくあまりにも背徳的な研磨行為によって、なんとも鉄臭い、吐気を催おすような邪な粉末が大気中に広がり、それを吸い込んだ私はとてつもなく気分が悪くなるという二次災害に見舞われた。
なにかにとり憑かれたかのように一心不乱に研磨行為に没頭する子供たち。
何がそんなに面白いのか?家でガンプラを作っている方がどれだけ有意義であろうことか。
無垢なる選ばれし子供たちによって磨かれた石は、やがて邪な光を放ち“旧き印をもたらせしヌトセ=カームブルのまれなる輝ける石”として完成形となる。
その不吉なる輝く石をこちらに向けて不適な笑みを浮かべる甥っ子。
「低迷のものよ、オマエにこの輝きがわかるか?旧支配者どもが深淵より到来するのを導く最果ての周縁の第七次元にまでとどく、この大いなる素晴らしき輝きが!」
誰が低迷のものやねん。
イア!シュブニグラトフ!
今日の1曲:『Come to Daddy』/ Aphex Twin
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます