サザエさんやドラえもん同様、いつの世代の子供たちにも愛され続けてる国民的アニメのひとつ、『ゲゲゲの鬼太郎』の第6期の放映が昨日終了したそうで。
1年か2年前のとある日曜の朝にテレビをつけたら、なにやら深夜にやってそうなタッチのアニメーションが放映されていて、朝からなんやねんと思たら・・・
はぁ?こ、これが『ゲゲゲの鬼太郎』!?!?と愕然としたことを覚えている。
ほんま最近の日本の義務教育はどうなっているんだと。
まぁ自分の子供時代の価値観で今の子供たちの流行りの画風を批判したところで老害発言以外のなにものでもないし、それに私が幼少期の頃『ゲゲゲの鬼太郎』(第3期)のアニメをそんなに熱心に観てたわけでもないので文句を言う資格なんぞない。
ところで、私が子供の頃に放映されてた『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌を担当していたのは確か吉幾三氏だったと思うが、私がすでに成人してから放映された第4期『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌を担当してたのが、なにを隠そう大阪のブルースバンド憂歌団であった。
んで、7年前に憂歌団が15年ぶりに再始動して、その記念としてリリースされたのが上写真のCDである。
水木しげる先生が書き下ろした鬼太郎妖怪軍団と憂歌団メンバーの素敵すぎるコラボ紙ジャケットで、べつに憂歌団がめちゃめちゃ好きなわけでもないくせにこれは買わずにはおれなかった。
このイラストは、実は神戸のライブハウス、チキンジョージにも同じものが飾られてあったのを見ていて、とても気になっていたのだ。
さらに、この記念企画盤には、第4期『ゲゲゲの鬼太郎』の第33話が収録されたDVDが付属している。
なんでこの第33話が収録されてあるのかというと、それはこの話に憂歌団のメンバーが出演してるからに他ならない。
もちろん声も本人ら其々が担当している。
ヒット曲が出ずに悩んでいたブルースバンド憂歌団は、小さなライブハウスで演奏しては酒を飲む毎日を送っていた。
そこへ彼らの歌の巧さを見込んだねずみ男が、妖怪さら小僧の歌を盗み聴きしに行って、それを憂歌団の曲として売り込むという儲け話を彼らに持ちかけるのだ。
そのさら小僧が歌っていた歌が「ぺったら ぺたらこ」という歌で、憂歌団はその歌詞と譜面をねずみ男から手に入れ、それを自分たちの曲としてレコード会社に売り込み、見事に大ヒットを飛ばす。
いいとものテレホンショッキングにも出演するほどの人気ぶり。
だが、自分の歌を盗作されることをことさらに嫌うさら小僧にそのことがバレてしまい、そこからさら小僧の恐ろしい?復讐が始まる。
いったん誘拐され、さら小僧の住処に監禁されながらも鬼太郎やねずみ男の協力で、なんとか命からがら逃げ延びた憂歌団であったが、さら小僧の復讐は執念深かった。
紅白夏の歌合戦に出場した憂歌団は、「ぺったら ぺたらこ」を国民の前で演奏。
しかし、この歌には歌えばこの世の終わりが来ると言われている「禁断の4番」が存在していた。
さら小僧はその4番を憂歌団に歌わせるべく、彼らに忍び寄るのであった!
なお、この憂歌団による恐ろしい「禁断の4番」を聴きたい方は、この憂歌団の企画盤を購入するか、レンタルで第4期シリーズのDVDでもかりて視聴してみて下さい。
憂歌団に関しては、ハスキーなダミ声の木村氏の歌のアクの強さにちょっと苦手意識があって音源を所持してなかったが、本作を聴くとやっぱ彼らは日本ブルースの第一人者たる実力バンドなんだってことを改めて痛感させられる。
大阪特有のドロ臭い哀愁感のあるブルース。
本作では、アコギのスライドやタイトな弦の爪弾き加減で、水木妖怪ワールドの妖気漂うあやかしのムードをうまく自分たちのブルース感で表現している。
特にお気に入りなのは、第4期『ゲゲゲの鬼太郎』の後期エンディングテーマになった「イヤンなっちゃう節」。
近代社会に住む妖怪の哀愁を歌ったもので、木村氏の自由奔放なスキャット、そしてホーンの音色が絶妙。
この度の、悪性ウィルスの世界的蔓延による相次ぐイベント自粛で、ミュージシャンのライブ活動、そしてライブハウス経営などが大打撃を受け死活問題に発展している今の現状に、ほんとうに胸が苦しくなってくる。
私も今月観に行くハズだったライブが2つほどなくなってしまった。
これこそほんま「イヤンなっちゃう!!」ですわ。
憂歌団もライブハウスで演奏してナンボのブルースバンド。
ほんとうにもどかしく口惜しく思っておられることでしょう。
なので、水木先生が点描で描かれた、“疫病退散の神”といわれるこの神々しいアマビエ様の写し絵を貼っておきます。
1年か2年前のとある日曜の朝にテレビをつけたら、なにやら深夜にやってそうなタッチのアニメーションが放映されていて、朝からなんやねんと思たら・・・
はぁ?こ、これが『ゲゲゲの鬼太郎』!?!?と愕然としたことを覚えている。
ほんま最近の日本の義務教育はどうなっているんだと。
まぁ自分の子供時代の価値観で今の子供たちの流行りの画風を批判したところで老害発言以外のなにものでもないし、それに私が幼少期の頃『ゲゲゲの鬼太郎』(第3期)のアニメをそんなに熱心に観てたわけでもないので文句を言う資格なんぞない。
ところで、私が子供の頃に放映されてた『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌を担当していたのは確か吉幾三氏だったと思うが、私がすでに成人してから放映された第4期『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌を担当してたのが、なにを隠そう大阪のブルースバンド憂歌団であった。
んで、7年前に憂歌団が15年ぶりに再始動して、その記念としてリリースされたのが上写真のCDである。
水木しげる先生が書き下ろした鬼太郎妖怪軍団と憂歌団メンバーの素敵すぎるコラボ紙ジャケットで、べつに憂歌団がめちゃめちゃ好きなわけでもないくせにこれは買わずにはおれなかった。
このイラストは、実は神戸のライブハウス、チキンジョージにも同じものが飾られてあったのを見ていて、とても気になっていたのだ。
さらに、この記念企画盤には、第4期『ゲゲゲの鬼太郎』の第33話が収録されたDVDが付属している。
なんでこの第33話が収録されてあるのかというと、それはこの話に憂歌団のメンバーが出演してるからに他ならない。
もちろん声も本人ら其々が担当している。
ヒット曲が出ずに悩んでいたブルースバンド憂歌団は、小さなライブハウスで演奏しては酒を飲む毎日を送っていた。
そこへ彼らの歌の巧さを見込んだねずみ男が、妖怪さら小僧の歌を盗み聴きしに行って、それを憂歌団の曲として売り込むという儲け話を彼らに持ちかけるのだ。
そのさら小僧が歌っていた歌が「ぺったら ぺたらこ」という歌で、憂歌団はその歌詞と譜面をねずみ男から手に入れ、それを自分たちの曲としてレコード会社に売り込み、見事に大ヒットを飛ばす。
いいとものテレホンショッキングにも出演するほどの人気ぶり。
だが、自分の歌を盗作されることをことさらに嫌うさら小僧にそのことがバレてしまい、そこからさら小僧の恐ろしい?復讐が始まる。
いったん誘拐され、さら小僧の住処に監禁されながらも鬼太郎やねずみ男の協力で、なんとか命からがら逃げ延びた憂歌団であったが、さら小僧の復讐は執念深かった。
紅白夏の歌合戦に出場した憂歌団は、「ぺったら ぺたらこ」を国民の前で演奏。
しかし、この歌には歌えばこの世の終わりが来ると言われている「禁断の4番」が存在していた。
さら小僧はその4番を憂歌団に歌わせるべく、彼らに忍び寄るのであった!
なお、この憂歌団による恐ろしい「禁断の4番」を聴きたい方は、この憂歌団の企画盤を購入するか、レンタルで第4期シリーズのDVDでもかりて視聴してみて下さい。
憂歌団に関しては、ハスキーなダミ声の木村氏の歌のアクの強さにちょっと苦手意識があって音源を所持してなかったが、本作を聴くとやっぱ彼らは日本ブルースの第一人者たる実力バンドなんだってことを改めて痛感させられる。
大阪特有のドロ臭い哀愁感のあるブルース。
本作では、アコギのスライドやタイトな弦の爪弾き加減で、水木妖怪ワールドの妖気漂うあやかしのムードをうまく自分たちのブルース感で表現している。
特にお気に入りなのは、第4期『ゲゲゲの鬼太郎』の後期エンディングテーマになった「イヤンなっちゃう節」。
近代社会に住む妖怪の哀愁を歌ったもので、木村氏の自由奔放なスキャット、そしてホーンの音色が絶妙。
この度の、悪性ウィルスの世界的蔓延による相次ぐイベント自粛で、ミュージシャンのライブ活動、そしてライブハウス経営などが大打撃を受け死活問題に発展している今の現状に、ほんとうに胸が苦しくなってくる。
私も今月観に行くハズだったライブが2つほどなくなってしまった。
これこそほんま「イヤンなっちゃう!!」ですわ。
憂歌団もライブハウスで演奏してナンボのブルースバンド。
ほんとうにもどかしく口惜しく思っておられることでしょう。
なので、水木先生が点描で描かれた、“疫病退散の神”といわれるこの神々しいアマビエ様の写し絵を貼っておきます。
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