新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

ペンギンに会いに行く~2020秋~ツアー四日市「VEEJAY」で鈴木純也さんのライブ!

2021-06-14 06:19:36 | ライブ

四日市「VEEJAY」にて

ペンギンに会いに行く~2020秋~ツアー

 

濃い!濃い!!めちゃめちゃ濃い!!異次元空間にすら感じられる「四日市」でのライブ!!

まずは、今回レポするのは、鈴木純也さんのライブから……

 

ステージに登場するなり、開会宣言???…(笑)

「やってきました、四日市…鎌田ひろゆきさんの同窓会、3回目、ペンギンに会いに行く~2020秋~ツアー、今日は一切、MCはありません」

なんて口にしながらも、この後もたっぷりMC語っていくんですけど…

そりゃあ特殊な空間、四日市…

ドンドン客席からツッコミがはいれば、応えない訳にはいかないでしょう…

まずは、しっとりとしっとりと

レナード・コーエンの曲のカバーで

「ハレルヤ」

日本語詞で歌う…

強弱、ときには囁くように、さらにはサビでは声を高らかに…マイナーコードにのせて抑揚をつけて歌うその圧巻の唄声に惹きこまれる!惹きこまれる!!のっけから、鈴木純也さんのシャウトが心に沁みる!!

鈴木純也さんのコーエン(公演)最高!!…(笑)

歌い終えて

「はい、ありがとうございます…」

と余韻を引きずらせないトークは鈴木純也さんの真骨頂

 

事情により、1曲目凄く静かな曲をやりましたけど…凄く静かにシーンとした空気になったことが奇跡のことのように思うと…さっそく客席の後方に集まる鎌田さんの同級生に向けての一言を…

サクサクとやって、さっと終わって、鎌田さんもサクサクっと曲をやって終わって、飲もうじゃありませんか…と声をかけつつ

四日市のやりにくさ、癖になりますね…と笑わせる

本当に癖になって、また来たくなっちゃう!!最初きたとき、北楠の話をしたら、客席からツッコまれて、北楠、南楠戦争の話になってしまったことを語りながら…じゃあ、そんな曲をと

 

 「あてもなく走れ」

先ほどの曲と同じように
マイナーコードの旋律…
切なさの中に
想いを放たんばかりの感情が歌声とともに
響き渡る…

言葉…
さらには言葉に成らない
歌詞と歌詞…その「間」も…包括して
心に沁みる!沁みる!!!

 

歌い終えて

「はい、ありがとうございます…」

と余韻を引きずらせないトークは鈴木純也さんの真骨頂

 

 

ここでのMCは「ペンギンに会いに行く~2020秋~ツアー」ということで、さっき「おもちゃのペンギン」に行ってきたこと

「おもちゃのペンギン」は、今ペンギンの絵の看板がなくなっている…これは四日市の方も知らないでしょう…と語れば

いろんなツッコミが、客席後方から次々と

それに応えながら、鈴木純也さん、その答えはと…発表…

台風が来て危ないということで外したらしい…二度とペンギンの看板があそこに付くことは今後ございません!

 

で、次の曲は「サンハウス」の曲のカバー

 

「ふるさとのない人達」

 

躍動的なリズムではあるけれど、詞の内容はとことん暗い…久しぶりにこの歌、聴いたな…ブルースロックで「サンハウス」は高校生の時、ちょいと夢中になった思い出が…

歌い終えて

「はい、ありがとうございます…」

と余韻を引きずらせないトークは鈴木純也さんの真骨頂

 

予定にないアップテンポの曲をやってみましたけど、また暗い世界に…

と語っている途中から

「アップテンポの曲がいいなあ」という声が飛ぶ!飛ぶ!!

それに対して、鈴木純也さん、応えて

「そんな曲はないんです…笑…では、さほど暗くない曲をあと3曲くらい…あと2曲くらいですね…(笑)…アップテンポの曲やって、しんみりしたのをやって、鎌田さんにつないで…鎌田さんが大急ぎでやって」…と語っている途中でも

「せっかく盛り上がっていたのにな…」なんて声が飛ぶ!飛ぶ!!

 

これには、苦笑いの鈴木純也さん

「今のがマックスの盛り上がりということで、ここからはダークな世界へ」と

「天命尽キタ」

内面から…溢れる想いが…湧きあがってくる感じ…
ごまかしのない…
ストレートな歌声が心を揺さぶる!!


飾らない言葉…
内面から溢れる想いをぶつけるように
歌に込めて…

 

歌い終えて

「はい、ありがとうございます…」とお決まりの常套句…

 

「ちょっとアップテンポの曲でした…あとしばしの間、暗い曲を…」と言葉にして

この四日市の独特な空気、僕は嫌いじゃないです…ライブをやってると、ちやほやされるときもあるし、そうじゃなくて、凄くアウェーの時もあるんですけど、ここ四日市はそれとも違う…(笑)…特殊なアウェー感…

と語り、客席後方にいる鎌田さんに

「また来ましょうね!」と声を掛ける

「もう1曲ちょっとだけしっとりしたのをやって最後にはアップテンポの曲をやります」と次はみんなの知ってる曲

凄く爽やかな曲に人が死ぬ前の気持ちを載せたものを歌おうと思うと

 

ジョン・デンバーの「カントリー・ロード」

に鈴木純也さん独自の日本語詞をつけて…

マイナー調のアレンジで、まさに人が死ぬ前の気持ちを描いた、独特の世界観…それはそれは、しっとりとアレンジの妙を心から感じながら…

「はい、ありがとうございます…」とその世界観からこちらの世界に呼び覚ますような一言の後には

最後にはアップテンポの曲じゃないけど、切ない曲で終わりたいと思う…

と語れば

 

「アップテンポ!」「アップテンポ!」「アップテンポ!の曲を!!」とツッコまれながらも、それをかわす鈴木純也さん

 

また「ペンギンに会いに行くツアー、また必ずきます!」とまとめて

うつみようこさんの曲

「ロッキー」


叫ぶ!
叫ぶ!!
シャウトする!!

その中で

♪泥沼にはまりたくないけど~

…のフレーズが心に滲みる!!
突き刺さる!!



まあ…
日々泥沼にはまったような
毎日を過ごしている私ですので
余計に…このフレーズが
心に滲みる!!
突き刺さる!!

そうなのよ…
泥沼にはまりたくないのよ~

と心から
共感し…

暗い私にぴったりな…
鈴木純也さんのライブ…だったのでした…

 

終わっても、次に鎌田さんが控えているのに

アンコールの声が飛ぶ!飛ぶ!!

恐るべし!!!四日市!!!

四日市のこの今の空間も、なんだか「泥沼」っぽいけど…

妙にその「泥沼」が心地よくさえあるのです…