2021年4月
名古屋駅から徒歩でいけちゃうお店
「名古屋 Barong's grill and L.D.K.# ばろん」へ
三宅伸治さんのライブを観に行く!!
2日連続して、三宅伸治さんのライブに…
今まで何度も何度も…数え切れないほど足を運んでいる三宅伸治さんのライブ…しかし、この日はいつもと「テーマ」??が違ってて
「三宅伸治カバーズナイト名古屋編2days」
書かれているとおり、「カバー」曲を歌うライブでして…
長いこと 三宅伸治さんのライブに足を運んでいるけど…こんな企画に参加するのは初めて…
もちろん、三宅さん、普段のライブで、カバー曲を…洋楽も邦楽も歌うことは多々あるけど…
「三宅伸治カバーズナイト名古屋編2days」はすべて、カバー曲のみのセトリ
蔓延防止なんちゃらで、お店は8時閉店が強要されてて、ライブ後は、即お店から退出しなくちゃいけないのが…目の上のたんこぶですけど…まあ、そんなたんこぶがくっついていたとしても
それはそれは楽しみなライブ…
前夜に告知があったとおり、前夜はオール洋楽だったので
今回は、邦楽のカバーナイトだということで
ではでは
「三宅伸治カバーズナイト名古屋編2days」
2日めのライブレポをば…思いつくままだらだらと…
はい、やりまーす!とステージに登場し三宅さん
「名古屋 Barong's grill and L.D.K.# ばろん」2DAYS…すでに、自分の家みたいにTVをみてて、そろそろ横になろうかなと思っていた時間だったと笑わせる…
昨日は洋楽のカバーを、全部自分で書いた日本語詞で歌ったので、今日は邦楽のカバーをと…
まずは
「プカプカ」
この歌、西岡恭蔵さんの歌で、もちろんラジオなんぞで、この歌をよく聞いていたけど、ライブでは圧倒的に石田長生さんが歌っていたのが心に残ってる…
この「プカプカ」と「アフリカの月」は、西岡恭蔵さんの曲なんだけど、条件反射的に、私はこのメロディーを聴くと、石田長生さんのことを思い出す…よくライブ後、阪神タイガーストークで盛り上がってお話させていただいたことは忘れない…
このブログを書いているのは2021年春…開幕猛ダッシュをしている阪神タイガースなので、きっとお空の上で大興奮していることだろうな…
歌い終えて、三宅さんも、西岡恭蔵さんとはやったことがないけど、吉祥寺でよく会ったこと…そして、この曲の歌詞にある♪あんたとあたいの死ぬ時わかるまで~という言い回しが、私と同様、石田長生さんのことを思いだして歌ったと…
続いては古井戸のカバーで
「気まぐれラプソディ」
私は、古井戸ではCDでしか聴いたことないけど、仲井戸麗市さんの「CHABO BAND」のライブで聴いたことがあるなあ…この曲…
♪うまくいきそうな兆しならあるのだが~うまく逃げられそうな兆しならあるのだが~
なんか…ずっとこのフレーズを憶えてる…そんなに何度も聴いた曲じゃないのにね…
ここでのMCは、三宅さんが通ってたのは宮崎の進学校で、学園祭などやったことのない学校で、それでも、今と同じでジャブ・バンドとかソウルバンドとかをやっていたらしく、そのやったこともない学園祭で、バンド演奏がしたくて、ドラムをやっているらしいと噂に聞いた先生に直談判して、初めて学園祭を行い、演奏した思い出、その先生はウッドベースを持ってて、一緒に練習した思い出など語り
昨日もいろんなことを思い出しながらやったけど、今日も同じようにいろんなことを思い出しながらやろうと思うと…三宅さん
このライブ前に流れた映像、2021年3月8日、9日、東京で行われた自分の還暦ライブのときにいろんなミュージシャンからのお祝いのコメントが流れていたことに触れ、これは東京のみのライブの時にだけ流れていて、配信でも流れていないので、この機会にみてもらえたらと…
このコメントの映像の凄いところは、三宅伸治さん自身から頼んだのは中西圭三さんだけで、あとはバンドのメンバーとかスタッフが連絡してくれてて、三宅さん自身は本番まで誰がコメントしてくれてるか全く知らなくて、たとえばミスチルなんかがメンバー全員でコメントしてくれてるのは、びっくりしたと…
桜井和寿さんとは忌野清志郎さんと一緒に雅叙園でやってるそうな…忌野清志郎さんは憶えていなかったみたいで、桜井和寿さんに、誰よって尋ねていたりしてたとか…
ここからは清志郎さんとの雅叙園での想い出を…たまたま遊びにきてくれてた細野晴臣さんに、突然、忌野清志郎さんがセッションを持ち掛け、それも細野晴臣さんがベースを弾くことなく、細野晴臣さんにパンディエロをもたせて、「キモチE」をセッションしちゃった思い出話など
他にも忌野清志郎さんと細野晴臣さんと一緒だった楽しい思い出を語って
今日は生憎の雨…雨の歌…自分の曲じゃないカバーの曲で、何かないかなと思って、ふと浮かんだ歌を…
有山じゅんじさんのカバー曲で
「Babyお前が好きだよ」
もう究極のラブソング!!この曲、私、大好きで大好きで…
随分、昔のことだけど、緑区のアランプーサンで有山じゅんじさんのライブを観た時、この曲を私、有山さんにリクエストした、そんなことが唐突に思い出されて…
若い頃聴いても、今のこの年齢になって聴いても、変わらず心に沁みる…名曲ですな!!
有山さんの粘り気のあるボーカルもいいけど…三宅さんのボーカルも心に沁みる!!沁みる!!
歌い終わった後は、当然、有山じゅんじさんとの思い出話を語る
有山さんとは最近よく会うそうな…大阪で先週一人でライブをやって終わって、さあ一杯飲もうと思ったら有山さんがやってきて…など、今年になって一番会っているのが有山さんだそうな…
おととい、4月2日は「感謝の日」…来年の4月2日は奥三河でライブをやることが決定したそうな…4月2日は忌野清志郎さんの誕生日で、で、5月2日に亡くなってしまったので、4月2日から5月2日までの期間、思い出すことがいっぱいで、4月2日に電話で話したことが亡くなる前の最後だったこと
毎年、この時期いろんなことを思い出し、だんだんとこの時期にバンドツアーをやることにしてて、そこでも忌野清志郎さんと一緒に作った歌を歌ったりしていると
そんな忌野清志郎さんの曲
「Oh!Baby」
♪一緒に暮らそう
僕と二人で
ふさわしい家をさがして住もう
そしたら僕はギターとペンを持って
君のための歌をきっと書くだろう
Oh! ベイベ~
僕を泣かせたいなら、夜更けに悲しいウソをつけばいい
Oh! ベイベ~
僕をダメにしたいなら、ある朝君がいなくなればいい
それだけでいい~
きっとRCの曲は歌うだろうとは思ってましたが…このラブソングを歌ってくれるとは~
いやあ、忌野清志郎さんの姿が浮かび上がってきて、感極まってきちゃいます!!
歌い終えて三宅さん
「今日は早めに歌った名曲で、早めの乾杯を…笑…2部の頭にも乾杯をしようと思ってるけど…で、何に乾杯しましょうか??」
ここは世界平和ということで
今日はグラスにしたと…笑いながら…昨日はジョッキで、お腹がじゃぶじゃぶになってしまったからと
さて、カバーと言っても、普段やっていないカバー曲、1回も歌ったことのないカバー曲がいいかなと…
これから歌う曲は1回だけ、コードだけセッションで弾いたことがあるらしく、この曲のイントロをギターで弾くと歌いたくなっちゃうとのことで、一度酔っている時にイントロを奏でて、歌う予定じゃなかったけど、つい歌い出してしまってメンバーがびっくりしたことがあるらしいそんな曲
沢田研二さんのカバーで
「時の過ぎゆくままに」
イントロが確かにカッコイイ!!
おお、三宅さんがジュリーに被ってみえる!
1番を歌い終えて、照れながら、もうやめちゃおうかなとか言葉にしながらも、モノマネも入った感じで最後まで熱唱!
三宅さんに♪この身をまかせ~聴き入っておりました…(笑)
この曲、三億円事件を題材にしたドラマ「悪魔のようなあいつ」の主題歌で、当時、村上ポンタ秀一さんとやってたバンドで「BACK DOORから」を、沢田研二さんがライブでもよく歌ってくれて嬉しかった思い出を
さらには、そのときの沢田研二さんが歌入れするときのレコーディングの話を…なんでも、その歌入れでは、三宅さんがディレクションをやることに、恐れ多くもレコード大賞の方に…なんてことがあった思い出、さらには、沢田研二さん、その日もTV収録とか多忙なスケジュールの中、歌入れしたことを思い出しながら
さらに、今度はある席に出かけたら、宮本浩次さんが早めについてて、久しぶりと乾杯したことから始まる笑える普段あまり関わらない芸能人と呑んだ楽しい笑えるエピソードのMCの後には
加川良さんのカバーで
「こんばんはお月さん」
♪こんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ
夜風が身に沁みる でもつきあってくれるね
こんばんはお月さん そんな筈じゃなかったんだ
でもつきあってくれるね 明日の朝まで
俳句や短歌を思い出させるシンプルな言葉で綴られ、情景が浮かんでくる…、孤独感を感じさせる歌で…三宅さんの歌はしっとりと
カバーとなると大好きな人たちの歌を歌いたくなる…加川良さんとは1回も一緒にはできなかった、いろんなところで会ったことはあっても、亡くなる1か月ほど前に下北沢の小さなお店で、初めてと言ってもいいくらいカウンターで1時間くらい喋ったことがあって、最後に「今度一緒にやろう」と約束した思い出があると
遠藤ミチロウさんとは二人でやったりしましたが…近所だったんで、スーパーでも偶然にあったことがあると…ああいうのは恥ずかしいけど…と思い出話を語って
1部ラストは
友部正人さんの
「はじめ僕は一人だった」
「孤立」…そしてその後の「孤独」が漂ってきて心に沁みる曲
ひとりでいることに幸福と安らぎを得ていた主人公が
♪ある日ぼくは素敵な
ある日ぼくは素敵な言葉を見つけた
そしてはじめて寂しさを知った~
ある日「素敵な言葉」を見つけ「初めて寂しさ」を知る…
主人公が「ひとりではなかった」ことに気付く…その時
この歌を初めて聴いた時の
言葉一つ一つを噛みしめながらも
友部さんの表現力の…言葉選びの鋭さに
衝撃を感じたときのことを思い出しながら…
三宅さんの歌にも、その衝撃に似たようなものを感じながら
これにて第1部は終了、休憩挟んで第2部へと…