東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

夏休み、有意義ですか?

2015-08-01 10:38:07 | 保護者の皆様へのお知らせ
~そろばん~

 夏休みに入り、合宿・試合とお休みをする生徒も少なくありません。もちろん「何かに頑張る」のであれば、そろばんのお休みは問題ないと思います。しかしながら、「遊んでいて行くのを忘れた」という場合。これは真剣に叱るべきです。なぜならば「約束を破ることに対して平気な人間になるから」です。

 お仕事をされている場合、なかなか平日日中のお子様の行動を把握しきれないのは仕方がないと思います。だからこそ、毎日の行動を小さなホワイトボードに書いておくと言った方法や、携帯を持たせているのであればアラームを駆使して気づかせると言った方法。あるいは、保護者の皆様が電話やメールで直接知らせるといった方法が考えられると思います。

 そして今、私どもの教室では古文・銘文の暗誦に挑戦する「夏休みチャレンジ」を実施しています。そして早くも全体の2割以上がクリアをしています。6年生は「日本国憲法前文」毎年指導する方も戦いとなりますが、今年は少しばかり様子が違います。「この子は苦労するやろうなあ」と私が勝手に想像していた生徒が続々クリアしています。いい意味で裏切られました。そして言い切った時のドヤ顔は本当に素敵です。

 打ち込むものがないのであれば、そろばんに打ち込ませてみてください。その頑張りに応えていく材料はきちんとご用意しています。


~お勉強~

 中学2年生は有意義に過ごしているように見えます。中学3年生は「がっかり」という印象です。まだまだ全然エンジンがかかっていません(ひとりだけなかなかいいペースです)。そして中学1年生は、個人差がものすごく激しくなっています。

 ただ、総じて言えることは「怠けるサボりはいなくなった」ということです。できるようになってくると、指導する方の要求するレベルは上がってしまうんですよね。いつも同じようにしているつもりでも、「◎◎ができるようになってきたから、次は△△を与えてみよう」なんて感じですね。

 今は全学年「動詞の活用」を徹底的に叩き込んでいます。特に1年生には難しい中身ですが、私は常々疑問に思っているんです。動詞の活用を教えないのに、なぜ文節と単語を先に教えるのか?。これが分からなきゃ言葉を単語に区切るのは至難の業だと思うんですよね。

 というわけで、学校の宿題をしっかり取り組ませてお尻を叩きつつ、夏休みで学校の授業が止まっているからこそできる、先を見据えた指導をしています。昔は3年生はイオンのお話をしたり、2年生は古典のために昔人の暮らしについてお話したりしていましたが、教科書が変わって、こうした内容が通常授業の中に入ってきたので、今は別テーマを取り入れています。

 お盆までに、学校の宿題をきちんと済ませて、復讐(あっ!違う) 復習を概ね済ませる。そしてお盆休みの課題として復習を完成してもらう。という予定なんですが、さあ中学3年生やいかに!

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