東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

最近思うことをとりとめなく…

2016-03-20 08:34:25 | 学習・塾に関する中身
 最近、私が最低だと思っている塾が、新中学1年生の募集を開始したらすぐにいっぱいになったと、子供たちに教えてもらいました。

 現1年生たちからは「ここに来たいって言う子結構いてるけど無理やんなあ?」とも聞いたりします。

 方や「成績のいい子がいっぱいいるから」人気のようですね。かたや私の教室は「人気」があるのかどうかは分かりませんが、少なくとも私の生徒たちは、お友達に「楽しいしわかりやすい」と伝えてくれているようです。
 みんなで遊びに行ったり、晩御飯を食べに行ったり(といっても年に2・3回ですよ)が、とてつもなく自慢なようです。
 生徒たちの言葉を信じるなら、私の教室も人気がないわけではないようです。ありがたいことです。

 でも、もし「わかりやすい」が人気の理由ならばそれは間違いです。私は絶対に説明が上手ではありません。それは断言できます。ただし、「わかった・分かっていないを、手元・表情・全体的な様子を見れば判断することができる」と自信を持って言えます。
 そして、生徒が「わからない」と感じていることに気付いたときに、放っておいて先へ進まずに、言葉を変えて説明している自負はあります。そして、つまずきの原因へ戻って説明します。そのとき理解できている生徒であっても聞くことを強制します。それは「異なる言葉で説明を聞き、理解することで語彙力が向上するから」にほかなりません。そうして、少しずつ理解できることを増やしていきます。
 さらにそれぞれに足りない勉強を指摘し、課題を指示します。今年の現1年生はその課題をこなせるようになってきています。つまりね、私の説明が分かりやすいのではなく

私の説明が分かりやすいと感じることができるくらいに、学力が伸びてきた

 わけなんですよ。単純に。大人の語彙力で説明すれば、子供たちにとって分かりやすいなんてありえないんですよ。その言葉で理解できるように引っ張っていくことが「指導」なんですね。そのためには一人一人と真剣に向き合い、得意・苦手を把握しなければなりません。

 プリント・過去問を大量にやらせ、成績が下がれば「うちでは指導できませんよ」と付き放し、成績のいい生徒と入れ替える。これって「指導」ですかね。絶対に違うと思うんですが、瓢箪山地区ではなぜかあの塾大人気なんですよね。本当に意味が分かりません。

 まあ、私は私の信じた道を突き進みます。なぜ塾は外部募集をしないのか? 簡単なお話です。小さなころから「私の教室」を信じて預けていただいたそのお気持ちに応えるためです。たとえ、受け入れに余裕があっても、とんでもない事情がない限り、外部の生徒をお引き受けすることはしていません。今の私の課題は「中学生になってから、この指導に共感していただける」状況を、小学生時代から保護者の皆様に感じていただけるようになることです。そろばん指導を通して、もっと保護者の皆様から「信頼」していただけるように、まだまだ精進していきたいと思います。

 そして「間違った指導が人気を得る」状況が、少しでも変わってほしい。子供たちに本気で向き合う先生にもっともっと人気が集まってほしい(瓢箪山地区には私の知る限りはいません。奈良で2名・枚岡地区で1名・もう1教室。くらいですね)
 私は、私の元で頑張ってくれる生徒のみんなと、ご理解いただける保護者の皆様に囲まれて、しんどいながらも幸せに指導させていただいております。

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 いよいよ、瓢箪山教場・石切教場ともに、入学いただける人数に余裕がなくなってきました。

 瓢箪山月・水・金コース:新小学1年生以下は現在受け付け停止中です。最短で6月のご入学になります。
             新2・3・4年生は合計で3名余裕があります。
 瓢箪山火・木  コース:新1年生以下は、原則として募集していません。新2・3年生で合計5名の余裕があります。
 石切(月・水・金のみ):新1年生~3年生で合計2名の余裕があります。

 生徒募集をすれば、すぐに席がなくなる教室になりたいと思っていましたが、なんとなく今のままがいいような気がしてきました。新しい出会いがあったときに、気持ちよくお応えできる。そんな今の状況が私には合っているのかもしれません。身の丈に合った教室であり続けるために、年度末の懇談でたくさんのご意見を頂戴し、教室がよりよくなるように。そう思っております。個人懇談まだ空きがあります。ご希望の方はご連絡くださいね。
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ありがとう。本当にありがとう

2016-03-18 23:29:33 | 学習・塾に関する中身
 今日、公立高校入試発表がありました。お知らせの通り、受験に挑んだ5名は全員合格となりました。

 私立専願2名。公立志望の5名が全員第一志望に合格できました。

 今日の夜は合格を決めた全員と、専願組、さらに小学校の間そろばんに来ていた卒業生2名も合格の報告に来てくれました。

 1人は小学校卒業とともに卒業したのですが、普通に報告に来てくれました。教師冥利に尽きますね。

 中学3年生の皆さんへ

 本当によく頑張ってくれました。たくさんけんかもしました。それでも最後までついてきてくれて本当にありがとう。そして、自分の志望をみごと叶えてくれてありがとう。一緒に進路に悩み、一緒に考え抜いた日々が、今日少し報われました。

 そろばんの先生であるがゆえに、決して十分な指導時間であったとは言えません。自分で頑張ることを教え続けた結果、あなた達は自分で努力を積み重ねていくことを少しずつ覚えてくれました。まだまだ不満・不安ではありますが、少なくとも少しは世の中に通用する力になったことは結果が証明してくれました。決していい先生ではなかったけれど、あなた達は私の誇りであり自慢です。最後まで頑張りぬいてくれたこと、心から感謝します。

 保護者の皆様には、こんな先生ではありますが、信じて最後まで大事な大事なお子様をお預けいただき、ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございます。こうして今、子供たちの合格を共に喜べることを、この上ない幸せと感じております。


 このブログを読んでくださっているみなさんへ

 私の教室は「進学塾」ではありません。だから教え子たちの合格校は記載を控えます。私は、進学する高校は偏差値と言う指標は後回しにして考えます。生徒たちの学力・能力・個性を勘案し、本人の希望を最大限聞きだし、尊重して進路を考えます(そろばんの生徒限定の塾ですから、短い生徒でも5年、長い生徒だと9年くらいの付き合いになります。むしろ生徒のことを把握していない方がおかしいですよね)。
 今年の3年生も、その考え方を貫きました。そのために、本当に胃の痛い想いをしました。さらに、今年は、伸びていく成績につれて、志望校のランクアップを決めた生徒が3名。地を這うような(学年最下位に近かった成績でした)から、何度も何度も話しつづけ、ときにはけんかをして、数学だけでも学年平均を超えるまでのびてくれた生徒もいました。みんなが自分の進路と真剣に向き合い、決定し受験に立ち向かいました。
 その結果、全員が合格を勝ち取りました。塾の出来ることは、生徒に寄り添うこと。そして真剣に向き合いアドバイスをすることだけだと思っています。これまでも、これからも、粛々と真剣に目の前のこどもたちと立ち向かっていきます。

 毎年、頑張ってくれる生徒の皆さん、理解していただき応援していただける保護者の皆様に支えていただいていると痛感しています。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。
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最後の審判下る

2016-03-18 10:15:50 | 学習・塾に関する中身
 午前10時を過ぎました。私の自慢の教え子たちの結果が出ました。

全員合格!



 合格校は、私の教室が進学塾ではないこと、そして個人が特定されるため差し控えます。

 心から合格おめでとう!
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朝から…

2016-03-18 07:51:35 | 学習・塾に関する中身
 いつもは8時ごろに起きるのですが、今日は5時過ぎに目が覚めました。何時に起きようが発表は10時なんですけどね…。

 早く起きてしまったので、いろんな先生方のブログを見てました。塾の先生、そろばんの先生、学校の先生などなど。

 塾の先生は大体書くことが同じでした。頑張って!とか、一夜漬けしても意味なし!とかね。

 そろばんの先生は「新学期生徒募集」が多かったです。というか、更新頻度が学習塾の先生に比べると少ないかな?と感じました。

 学校の先生は「当たり障り」がないものを書いている方が多いですね(実名なら当たり前ですよね)

 何をしても落ち着かない、ソワソワしています。あともう少しで結果が出ます。いつもこの時期は本当に祈るだけです。

 自慢の教え子たちを信じて待つことにします。

 さてさて、関西珠算瓢箪山教場・石切教場では春の新入生を募集中です!(宣伝!)

 とはいえ、瓢箪山教場は、いよいよ定員が近づいてまいりました。新2年生・3年生はまだ空きがあります。新4年生は若干名(月・水・金のみ)余裕があります。新1年生は現在入学をお待ちいただいています。最短で6月の入学になります。

 石切教場も、4月からは空きがありますが、3月いっぱいはご入学いただけません。また、4月以降も募集は若干名となっております。

 3月24日~4月3日は春休みとして授業はお休みとなります。体験授業は実施できません(お問い合わせはお受けできます)。

 ご入学をお考えの皆様にはお早目のご検討をお願いいたします。

 なお、新5年生以上は原則として定員ですが、兄弟・姉妹での同時入学の際、一定の条件を満たせばお受けできる場合もあります。詳しくはお問い合わせくださいませ。
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最後の審判

2016-03-17 23:34:14 | 学習・塾に関する中身
 が、明日の午前10時に下ります。

 今年度の3年生は本当に頭の痛い学年でした。1年生の時点では「塾はめんどくさいからしたくない!」

 ほっておけば、メンバーの平均点が学年平均-50までいきました。「もうお勉強本気にならな無理!」と塾を始めました。

 学年平均を上回るまで約10か月。そしてなんとか全員がひと伸び以上するのに一年以上かかりました。

 それでも、受験の時には一年前には難しかった高校の受験会場に3名が立ちました。2名は順当な受験です。

 一緒に悩みに悩みぬきました。その受験の審判は明日の午前10時に下されます。

 全員に素晴らしい結果が下ることを、心から祈ります。

 そして、みんなで全力で最後に遊びに行きましょう!

 私の自慢の教え子たちに幸あらんことを祈りながら…
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