40才からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス・初級教室【amordance】 齊藤なつブログ

もう若くないから…こそ!ダンスしましょ💕ダンスは心の美容液。アモールダンス主宰・齊藤なつのブログ

パインの切り方🍍~ブランクさん・大人ビギナーさんの貴女へ

2019-07-03 12:56:44 | おけいこラブ
こんにちは。
40歳からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス初級教室
💖amordance💖
主宰の齊藤なつです



7月を迎えいよいよ夏本番。
いろいろな果物が出回る季節です。






そんなこの季節によく登場するパイナップル🍍


突然ですがパイナップルの切り方、
ご存知ですか?


私はパイナップルを見ると思い出すのです。
パイナップルの切り方を初めて教わった日のことを。




もう20年くらい前のこと。
まだダンスブランク真っ只中の時代です。

私は当時、社長一人バイト三人みたいな小さな事業所でアルバイトをしていて

そこではなぜか3時頃におやつの時間があったんです。

メニューは

「お茶とちょっとしたお菓子、

そして

季節の果物」


っていう決まりがあって、

バイト人が持ち回りでおやつを調達してくるシステムになっていました(社長のお金で)。


ある日のおやつの時間、
あるバイトさんから

「あ、今日のおやつこれだから、切って。」

と軽く言われて、
丸のままのパイナップルを出されました。


断っておくと、
職場には給湯室的なものはなく

おやつの支度も

お客様に見えないように
なるべく物陰のほうで
体勢をひくくしながら

小さなテーブルの上で行われていました。
(いただく時も同様に。)


そんなわけで、

丸のままのパイナップルを果物ナイフで
お皿の上で切れと簡単に言う。

まるで私が切り方を知っている体で。



私は当時すでに主婦でしたが、
日々の炊事でパイナップルなどは扱ったことがなく…
ポカンとしてしまいました。

ちなみにパイナップルカットを私に依頼した
そのバイトさんも主婦でしたが、
私よりずっと年下の若い(10代後半)新妻さんでした。


私には
どこからどうやって切るのか?
まったくわかりませんでした。
(フツウ知っているものなの?)

しかも果物ナイフで切れと言う。

昔のドラマでお見舞いのシーンで
リンゴを剥いてあげる時に登場する

木製の鞘と柄がついた、
あの小さなナイフです。




私は恥をしのんで
「どうやって切るんですか。」

と聞いてみました。

その時、若い人妻バイトさんに教わった

🍍パイナップルの切り方🍍は

以下のとおりです。


葉となりくちを切り落とす。



縦方向に分割する。




芯を切り落とす。



皮と実の間(別名「冷静と情熱の間」)
にナイフを入れる



ひと口大にナイフを入れて供する。




このようにすると、
わざわざまな板を持ち出さなくても

テーブルでサーブできるんですよ~✨

物陰に隠れて体勢をひくくしながらでも
できるんですよ~。


私にはまったく目から鱗!😃💡

なるほど~
パイナップルって、こぉんなに簡単にきれちゃうんだぁ!って。

以来、私の中でパイナップルのハードルは
かなり下がりました。




んで、何が言いたいかというと

これはダンスのブランク時代真っ只中に体験した学びなわけですが、

こうした回り道をしなければ得られなかった経験や学びはたくさんあり、

今の私のダンス活動の土台、助けになっている。


ということです。


ダンス目線で見れば、
ブランクはブランクでしかなく、

パイナップルの切り方がダンスの技能や表現にどう関わるのかと言われたら

もちろん無関係。

そんなことより、
ターンやムーブメントをマスターした学びのほうが、
ダンスには直接的にはガッチリと関わってくるのです。


ただ、ブランクが無駄なのかと言われたら

決してそうではない!

と、私は実感しているわけです。



ダンスって、
ただそれだけで成り立っているわけではないのです。

だから、ブランクとかスタートが遅いとかに気後れしている方もいっぱいいると思いますが、

むしろそれはスペックでもあるんですよ、
と言いたい。


繰り返しますが、
ダンスって、ダンスだけやっていれば成り立つものではない


ということを、
大人になってダンスを再開してからしみじみ実感します。

ダンスに直接関係することは、
もちろん、練習やダンスの経験で身につけていきますが、

その周辺のことは、
今までの回り道の経験が
ずいぶん自分を助けて支えてくれているように思う。


たとえば、
家事とレッスンを両立させたいとき・忙しいとき、
思いがけずバイトで教わったことが役立ったり

教室発表会などでは、出演者もダンスだけすればいいわけではなく、
それぞれいろんな役割分担があります。

バイトやパート、家事などで身につけたことが

手早く設営する場で生きたり、

コミュニケーションしながら物事を進める場で生きたり

手工芸が得意な人は衣装を補正する場でそれが生きますね。

栄養士の仕事をしながらダンスを続けている知人の方は、
レッスンや発表会で忙しいときもいつも食事を
気をつけていました。だから50歳を過ぎても私よりずっとずっと元気で活発に活動しています。

(ちなみに、彼女は生クリームやマヨネーズは摂らず、
ステージ前に一緒に食事をした時、パンより米飯がおすすめとのことでした。)


ブランクやスタートが遅いことを必要以上に気にしたり、
ましてやそれであきらめてしまうなんて、
もったいないことです。


あなたの持っているものは
ダンスでも生きますよ✨☺️






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7月15日(月・㊗️)
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