端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

蕎麦がき

2006-01-09 | 食べ物
この時期 近くのJAの地場産品の直売所に 蕎麦粉が並ぶ。
町では蕎麦づくりに 力を入れていて 生産者も多いし
蕎麦を食べられる お店を始めた人もいる。

新鮮な地元の蕎麦粉は 通でない 私でもおいしいと思う。
ちょっと ご飯が足りないときや 小腹のすいたとき
女友達が来たとき よく「蕎麦がき」を作る。
私にとって 母の味です。
薬缶にお湯を沸かす。あくまでも熱く ぐらぐらのお湯で
なければいけない。
大きめのどんぶりに お湯を入れ暖める。どんぶりが
温まったところで お湯をあけ 蕎麦粉を控えめに入れ 
熱いお湯を 少しづつ注ぎ 蕎麦粉を仇のごとく
菜ばしで必死でかき混ぜる。
ここが肝心で 熱湯で 蕎麦粉を煮る 状態にするのである。

蕎麦粉と 熱湯の量は経験あるのみ。

この動作を子供の頃 母は私にくどいように言い聞かせていた
記憶がある。
出来上がると 熱いうちに醤油や砂糖をつけて食べる。

上品ぶらない 食べ物である。
体にもいいし 私にとって懐かしい食べ物です。