端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

震 災

2006-01-17 | Weblog
あの日 朝六時 いつものように 枕元のラジオのスイッチを
入れた。
あの時の 驚きは今でも覚えている。
テレビをつけた。 神戸の町が 映し出され次々と火の手が
あがっている。子供の頃のあの 戦争の光景そのものだった。

足が震え テレビは見ていられなかった。
職場に行っても 一日中神戸と淡路の被災の模様を 伝えていた。
何より 痛ましいと感じたのは 建物の下敷きになり
助けられるべき 方々が押し寄せる 火災の中にのまれて
いかれたという。
親を残して逃げた方 子供を残して逃げた方 遠く離れて住む
私でも 涙が止まらなかった。

今朝 両親と兄を失い 十三歳になった少年が 式典で 追悼式に
出ておられたが その姿を見てまたも 涙を出してしまった。

時は 十一年たち あの時の幼児は 十三歳に成長していた。
本人は勿論 周りの方々のご苦労は 大変なものだったと思う。

こんな災害は 今でも起こっている。新潟の地震 この冬の
雪害 昨年の台風など 。
そんな 一番困ったとき 助けてくれる 政治が本当の政治で
あり そうあって欲しいと 心から願っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする