車で10分ほどの 隣町は歴史のある街です。
其の町の古い民家を 解体するに先立つて 現状の民家を見学できると聞き 昨日行ってきました。
若い頃から家の設計に興味があり よそ様にお伺いしたときは 必ず間取りをそれとなく 検索します。
その筋の 勉強はしていませんので 素人の見方ですが 母がチラシの裏によく自分の理想の間取りを書いていたのを見ていたからでしょうか。
今回の古民家も 間取りはどうなっているのだろうかと 気になって出かけました。
この民家 藩主のお抱えの医師だった方の家で 診療所と自宅と二つの玄関があり
押入れのふすまを開けると 隠れた階段があり中二階です。
その中二階にも 隠れた逃げ道が隠されていました。
医師であり武士であった 当主の家の作りに納得です。
多分今で言う 病院ではなく 医院だったのでしょう。
座敷の欄間には 「因幡の白兎」の透かし彫りです。
嘘をついた白兎を 治療した大黒様は 昔からお医者様の 守り神でもあったとの説明に納得です。

私のデジカメの腕では 上手に写せませんでしたが 兎が見えるでしょうか。
明治の初期の建物のようですが 天井が高く 四方無節の杉柱は 年月を経て手でなぜると木目だけが はっきり分かります。
建物の 材料は質素で床柱も質素でした。
それも其のはず 貧民からの治療代は農産物で 頂いておられたとか。
家は 朽ちる寸前で 庭は 荒れて住む人も無く 昔の繁栄を想像するだけでした。
この 町医者が繁盛していた頃の 様子が目を閉じると見えるようです。
裏の 釣瓶井戸 厠 沢山の女子衆が働いていたのでしょう。
家を囲む 土作りの塀も残っています。
この家 丁寧に解体され 使える材料が又生かされるようです。
其の町の古い民家を 解体するに先立つて 現状の民家を見学できると聞き 昨日行ってきました。
若い頃から家の設計に興味があり よそ様にお伺いしたときは 必ず間取りをそれとなく 検索します。
その筋の 勉強はしていませんので 素人の見方ですが 母がチラシの裏によく自分の理想の間取りを書いていたのを見ていたからでしょうか。
今回の古民家も 間取りはどうなっているのだろうかと 気になって出かけました。
この民家 藩主のお抱えの医師だった方の家で 診療所と自宅と二つの玄関があり
押入れのふすまを開けると 隠れた階段があり中二階です。
その中二階にも 隠れた逃げ道が隠されていました。
医師であり武士であった 当主の家の作りに納得です。
多分今で言う 病院ではなく 医院だったのでしょう。
座敷の欄間には 「因幡の白兎」の透かし彫りです。
嘘をついた白兎を 治療した大黒様は 昔からお医者様の 守り神でもあったとの説明に納得です。

私のデジカメの腕では 上手に写せませんでしたが 兎が見えるでしょうか。
明治の初期の建物のようですが 天井が高く 四方無節の杉柱は 年月を経て手でなぜると木目だけが はっきり分かります。
建物の 材料は質素で床柱も質素でした。
それも其のはず 貧民からの治療代は農産物で 頂いておられたとか。
家は 朽ちる寸前で 庭は 荒れて住む人も無く 昔の繁栄を想像するだけでした。
この 町医者が繁盛していた頃の 様子が目を閉じると見えるようです。
裏の 釣瓶井戸 厠 沢山の女子衆が働いていたのでしょう。
家を囲む 土作りの塀も残っています。
この家 丁寧に解体され 使える材料が又生かされるようです。