端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

2012-01-09 | 趣味

昨夜から 大河ドラマ「平清盛」が始まりました。 ドラマへの興味は余りありませんが ドラマの題字を以前から 楽しみに見ていました。

ダウン症の 娘さん金澤翔子さんの書です。 アチコチで個展を開催したり CDの題字を書いたり その活躍は目を見張るものがあります。

筆に たっぷりと墨を含ませ 筆圧を加えて 勢いよく走った墨跡にはそれはそれは 素敵なかすれが走ります。

翔子さんの 書は勢いと その筆圧は ハンディキャップのある方の書とは 思えないものです。

心に決めた自分の思いが 一気に 白い紙の上を走ります。 なんとも心地よい書です。

ハンディを負った その出生は お母さんと一緒にラジオに出演され 明るく語っておられました。

人間 何か一つは 得意なものがあると 母がよく言っていましたが それを回りも 本人も分かっていないままに 人生を終えることが多いのでしょう。

子供が 小学生の頃 書道塾に通っていましたが それに付き添いで通ううち 自分も 時間つぶしに 練習し始め 子供がやめても 続けていた私。 結局 60歳くらいまで続けて やめました。

もっぱら 色々な 人様の筆跡を楽しんでいます。

写真は 水入れです。 書は道具もたのしみで こんな小さな 水入れがまだ 残っています。 

コメント (4)
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