端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

小松菜

2012-01-17 | 食べ物

野菜を 熱心に作りたければ 場所も時間も 道具もあるのに 他のことに夢中になり ご近所から頂いたり 出来の悪い我が家の 生産の物を使っていますが 先日はスーパーで 小松菜を買ってきました。

今朝 味噌汁に入れるために よーく見たら 袋にレシピが載っていました。 「豚肉と小松菜のからし酢味噌」 です。

小松菜の名前が 最初に出ていないのが 奥ゆかしい。 作り方など見なくても わかります 豚肉の薄切りを湯にくぐらせ 細切りにし小松菜も サッと茹で 適当に切り からしの利いた 酢味噌で和えるだけです。 

酢味噌の味が 鍵のようです。

それにしても パッケージにレシピが載っているものは 沢山ありますが 野菜の袋に載っているのを見たのは 私は初めてでした。  消費を伸ばそうと 努力している生産者に 感心です。

こんな世のなか お金を使わず頭をもっともっと使わなくては と猛反省の私です。 

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寒 鯉

2012-01-16 | 食べ物

昨日の朝 穴熊さんの お友達から鯉が届きました。 5キロを越す大物です。 鯉は 尺鯉と言って 体長一尺ぐらいが 美味しいのですが 頂き物 文句は言えません。

釣った 本人の熱い釣果話を 聞きつつ 鯉は バタバタ跳ねていました。

魚を 頂いて舌なめずりしているのは 穴熊さん 捌くのは私です。 

まだバタバタしているのを「ごめんよ」といいつつ 鱗を剥ぎ 腹を出して 三枚におろし 皮を取って 薄切りにして 氷水で 何度も洗い 身を締めて 酢味噌で 頂きます。

昔の人は この時期 寒卵 寒ぶり 寒鮒 寒鯉と 食卓に乗せていましたが 寒い時期こそ 体に栄養を 蓄えていたのでしょう。

鯉を肴に <だれやめ>が 多かったのは 仕方ありません。

今日は 久しぶりの雨 そろそろ 田んぼの 畦の草焼きも始まりますが こんな時期になると雨が多くなるような 気がします。

春の気配でしょうか。 

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友 達

2012-01-15 | Weblog

昨夕 遅く隣町に住む 友達から電話がありました。 本当に久しぶりの電話でした。

もう何年も会っていない 友達ですが 狭い田舎のこと あちこちから元気にしていることや 弟さんをなくしたことなど 聞いていました。

私と同じくらいの 歳ですから 長く会っていなくても 気心は分かります。 日本舞踊を習っているとは 風の噂に聞いていましたが その発表会が 私の町で 開催され舞台に上がるけど 足腰が段々弱くなり 今回を最後の舞台に しようと思うので 見に来て欲しいとのこと。

日曜日だし 予定のない私 余り興味は無いけど 行ってみることにしました。 入場券は頂いたものの 手ぶらではいけません。 花束にするか お菓子にするか 迷いましたが お菓子屋さんに寄り お菓子を 片手に出かけました。

町の文化会館の設備は 一流です。会場に 文句は言わせません。 近隣の市町村の 踊り好きの 新春の初舞です。

しかし 出し物は本物の 常磐津長唄の日本の古典の 舞踊は初めと 〆めだけで 後は歌謡曲に振りをつけた 歌謡舞踊でした。

毎日 農業や仕事に追われる中 時間を見つけて 踊りの練習をした大人の学芸会の 発表会のようなものです。

平凡な毎日の中 今日ばかりは お化粧をしてもらい かつらをつけ おそろいの衣装に スポットライトを浴び 主役です。

保育園児の <柔>に拍手し 84歳の<港町十三番地>に大きな声援です。 設備 衣装 小道具 大道具 音声 化粧着付けと プロと同じですから 知り合いでも 一寸分かりません。

きっと明日からは 畑や 牛や大根が待っている生活に戻るのでしょう。 本当に女性はたくましい。

 

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計 る

2012-01-13 | 思うこと

敗戦直後の 混乱期小学生でしたが いつも空腹だった記憶が 残っています。 

主食のお米はわずかな量が配給でした。  箪笥の着物を唐草模様の風呂敷に包み 農村へ食料と交換に 母が出かけていました。 

しばらくすると 農村の人が米を 持って 売りに回ってきていました。 ヤミ米です。   

台所に広げると 一升枡に米を入れ 麺棒を枡の淵で転がし ぴったりの 一升を計っていたのを 今でも覚えています。

野次馬の 私は いつも親と 膝を並べて 見ていた記憶があります。母は 「トカゲを引く」と言っていましたが どんな語源だったのか 今はもう聞かない言葉です。   

そんなわずかな米には 麦やサツマイモが 混ぜられ 育ち盛りの子供達の 空腹を満たしていました。

田舎に住んでいると 一升枡は欠かせません。 私の一升枡は私の代で 購入したものですから 横に 1.8リットルの 表示があります。 反対側には 私の名前が油性ペンで 書いてあります。

スーパーなどで 豆類を一升枡に コレでもかと 山盛りにして デモンストレーション 販売していることがありますが なんだかお得な 感じがするから不思議です。

テストの悪い成績を母に見せると 「一升枡には一升しかはいらないからね。」とつぶやいていましたが あの頃には山盛り なんて無い時代でした。

大人になっても 煮物の 醤油も砂糖も 計らず いい加減に 回し入れしている私 毎回違う味になるのも仕方ありません。

残りの人生どれくらいで 枡が一杯になるのか 知る由もありませんが これからが 楽しみです。

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シンピジューム

2012-01-11 | 自然

私の町は <野菜の町>でPRしていますが 隠れた生産物もたくさんあります。 其の一つにシンピジュームがあります。

一番忙しい 年末の出荷も終わり 文化会館で 展示会が開催中です。  皆一鉢一鉢 丹精込めて育てられたもので 約200鉢は見事なものです。 

それに皆 名前がついています。

英語のネーミングですから 私など 覚えられませんが この真っ白い花は 「恋の予感」と命名されていました。

外の寒さを忘れさせ 甘い香りが かすかに 漂っていました。

    

しばし私の 目の正月でした。

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見た目

2012-01-10 | 思うこと

先日 十数年ぶりに 知人に合いました。 軽く挨拶して 連れの女性がおられたので  小声で 「 お母さんですか? 」と私。

すると「いや 家内です。」 との答えが返ってきました。 あれー 口の軽い私の 癖が出ました。

でも私の心の中ではどうしても 奥さんとは 思えなかったのです。 

昨年骨折して 其のリハビリにいいかもしれないと 町の温泉に 通い始めましたが 最初の日70歳以上は 入湯料が300円なので 自動券売機で買って 差し出したら 何も言わずに「どうぞ゛ ごゆっくり」 といわれ あれ! 私 証明書が無くても 70歳を越えていると 分かるんだ と 考えこんでしまいました。

先日 シニア料金の設定のある バイキングランチに行った時も テーブルの清算書をめくってみたら シニアに丸がついていました。

髪はしっかり染めていても しわだらけの 色黒の顔 曲がった背中 地味なくたびれた洋服とくれば高齢者に間違いありません。

気分はまだ18歳なのに 立派な老人です。  亀がひっくり返ったときのように もがいていますが コレばかりは 仕方ありません。

どこかに 不老長寿の薬は無いか 探したい気分です。 

 昨年 ギャラリーでの展示会で 頂いた蘭 まだまだ 綺麗な花を付けています。

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2012-01-09 | 趣味

昨夜から 大河ドラマ「平清盛」が始まりました。 ドラマへの興味は余りありませんが ドラマの題字を以前から 楽しみに見ていました。

ダウン症の 娘さん金澤翔子さんの書です。 アチコチで個展を開催したり CDの題字を書いたり その活躍は目を見張るものがあります。

筆に たっぷりと墨を含ませ 筆圧を加えて 勢いよく走った墨跡にはそれはそれは 素敵なかすれが走ります。

翔子さんの 書は勢いと その筆圧は ハンディキャップのある方の書とは 思えないものです。

心に決めた自分の思いが 一気に 白い紙の上を走ります。 なんとも心地よい書です。

ハンディを負った その出生は お母さんと一緒にラジオに出演され 明るく語っておられました。

人間 何か一つは 得意なものがあると 母がよく言っていましたが それを回りも 本人も分かっていないままに 人生を終えることが多いのでしょう。

子供が 小学生の頃 書道塾に通っていましたが それに付き添いで通ううち 自分も 時間つぶしに 練習し始め 子供がやめても 続けていた私。 結局 60歳くらいまで続けて やめました。

もっぱら 色々な 人様の筆跡を楽しんでいます。

写真は 水入れです。 書は道具もたのしみで こんな小さな 水入れがまだ 残っています。 

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2012-01-08 | 食べ物

ここ 二 三日は冬将軍が 威張っているのか寒い。 そろそろ正月気分も終わりにしなくてはといいつつ 朝の家事の取り掛かりが 遅くなります。

針を握る準備をしなくては と座りましたが頭の仲は 別のことを考えています。

冷蔵庫の中の残りを 点検しつつ 久しぶりに おでんを仕掛けました。 

近頃我が家の鍋は「キムチ鍋」がよく登場します。 市販の鍋つゆに茹でた白菜 きのこ 豆腐 餅 など入れて二人でつついています。

今夜の準備が出来たので 午後はゆっくり 私の時間が出来そうです。

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洗 濯

2012-01-06 | 思うこと

今朝早く 今年初めてのゴルフに 穴熊さんが 出て行くのを見届けて 私も急いで身支度をして 出かけました。

かねてよりお慕い申し上げている方に 会いに行くためです。 もう長くお会いしていませんので 私のことを覚えていてくださるか 心配ですが お会いすれば きっと声を掛けていただくこと間違いなしです。

「よお! 元気だったかい?」

「はい 足腰弱りましたがどうにか 元気にしています。」

「それが何よりよ! 命があるだけで もうけものだよ。 亭主は大事にしてくれるかい!」

と心から 声を掛けていただきます。

客席50席ほどの ミニ映画館 暮の31日から今日まで お客の投票で選んだ寅さんの映画上位 4本を上映中でした。 

今日はどうしても 見たくて 出かけました。 1981年の「浪花の恋の寅次郎」一本を見て デパートの バーゲンセールを覗き 帰ってきました。

映画は30年前のものです。 あの頃 八方塞の生活をしていた私 正月過ぎに一日時間を作り 寅さんの映画を見るために 映画館行っていました。

其の時間だけ 涙を出して笑い 寅さんと一緒に泣いていました。 現在の自分なんて 想像も出来ませんでした。 もがけばもがくほど 紐に締め付けられるような生活でした。

寅さんも さくらさんも おいちゃんも 社長も皆 若いのです。 私も40代でした。

今日 映画を見つつ 改めて 生きていてこそ 幸せがやってくると思いました。 アレから30年時の流れの速さを感じています。

久しぶりに 命の洗濯をしてきました。

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釣 果

2012-01-04 | 食べ物

この 寒空に釣り好きは 休みが来ると じっとしていられないらしい。

この時期 小あじを頂きました。  そのまま腹わたを出して から揚げです。 南蛮漬けにしました。

お正月は 日本酒でしたが 昨晩からは 元の焼酎に 戻った穴熊さん この寒さで 一段と美味しいことでしょう。

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