端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

古参竹

2015-04-16 | 食べ物

高齢者二人の生活に 変化はありません。  

熱い情熱で喧嘩をする元気もありませんから 静かなものです。

お昼ご飯を済ませて 私はいつものプールで ウオーキングに出かけると告げたら 俺は田んぼの見回りに行ってくると 報告がありました。

そして 私が帰宅してみたら 台所の流しに 今年初めての古参竹が 転がしてありました。

本人は 隣町のいつもの温泉に出かけ留守です。

こんな ただの筍で 女房のご機嫌が よくなることを ちゃんと知っているのです。

長い年月 同じ釜の飯を食った 実績のたまものです。

もう 古参竹の時期なんだー と改めて感じ 見入っています。

古参竹とえんどう豆を味噌で煮たのが大好きですが 我が家のえんどう豆はまだ まだ 食べられそうにありません。

これから先 穴熊さんが 毎朝田んぼの水の見回りに 出かけるたびに 古参竹をもぎ取って 女房を喜ばせるでしょう。

さて 今日はこれをどんな料理にしましょうか。

 


至福の時

2015-04-15 | 思うこと

先日オークションで落とした 半纏が届きました。 まだ寒い新潟県村上市からです。

縫物上手の 越後の女性が春の野良仕事の為に 準備していたのでしようか  破れやほつれもなく 丁寧に仕上げられています。

早速 解きます。 

東京糸で頑丈に縫われている 半纏はまだそのまま着てもいい状態です。

裏に つけられた藍染の木綿が 何ともいい色に 仕上がっています。

解いた布は洗濯機にかけ 洗濯し つかの間のおテントウさまに 乾かしてもらいます。

生乾きのものを 取り込み アイロンをかけます。

布目に 忠実に アイロンをかけますが 張り板や伸子針で 干したようにはなりませんが 袋つくりにはまあ いいでしょう。

アイロンを滑らしながら 何を作るか頭の中は 幸せいっぱいです。

この歳になって大きな至福は 通り過ぎていますが こんな小さな至福がいっぱいの私です。

穴熊さんの 姪はお茶農家に嫁いでいますが 今日新茶を届けてくれました。

そういえば昨日 宮崎県の荒茶の新茶の入札が 行われたようです。

今年は 天候が不順で 3月に 暖かい日があったと思っていたら 4月になって 寒い冬の天気に戻ったりして 大変のようです。

これからは天気を気にしつつ  お茶摘みが続くようです。

 

 


ポシェット

2015-04-13 | Weblog

ポシェットが出来上がりました。   いつも作っている 18番です。

後ろ側です。  小さなポケットをつけています。

口の上の方を曲げて蓋にしています。

強力な磁石のボタンをつけていますので 気にせず 蓋が閉まるので 片手が不自由でも 使えるので喜んでもらっています。

幅 21㎝ 深さ25㎝です。

紐は 1m と50㎝ の二本に分けて Dカンで調整しています。

肩から斜めにかけて 両手を使えるように しておくのが一番です。


ギャル卵

2015-04-12 | 思うこと

昨日 産直市場を覗いてみたら ギャル卵が出ていました。

若いギャルの鶏が 卵を産み始める時期ですが 小さい卵ですから 市場には肩身が狭く 出ていないようです。

ゆで卵や料理によっては 小さいのが重宝するときがあります。

15個袋に入って180円でした。

沢山の養鶏場がある 私の町ですが 寒い時期 鳥インフルエンザの心配で 大変でしたが もう冬鳥たちも 北国に帰って 池にはいません。

新緑は 季語そのままに 山笑うの感じです。

パッチワークのような 山の緑を見ながら 自然の色合いに 教えられます。

爺と婆の二人暮らしでは 無駄にしないようにしても 食材が残ることが 多くなりました。

ズッキーニ 茄子 ピーマン ニンジン キャベツを適当に切って ごま油で炒めて 南蛮酢につけました。

勿論ギャル卵の出番です。

 


芝桜物語

2015-04-09 | 思うこと

私の住む田舎町 この時期 春が近くなると 県道のあちこっちに <黒木さんちの芝桜> の案内標識が出始めます。

酪農家で頑張っていた 黒木さんご夫婦 奥さんが糖尿病で失明されたのは26年前 頑張っていた酪農業もできず 廃業されました。

突然の 失明に奥さんは悲しみに暮れ 家に引きこもることが多くなりました。

数年過ぎて ご主人はこれではいかん と奥様が何とか元気が出るようにと 庭や畑そして裏山を譲ってもらい開墾し 一面に芝桜を植栽しました。

植栽して20年 この時期沢山の芝桜が 庭一面をピンクに染めます。

私が訪ねた 3月末にはまだ 少し早いようでしたが 今満開のようです。

ご主人85才 78才の黒木さんご夫婦 花見に訪れる 沢山の見物客とお喋りを楽しんでおられます。

家事全部を 引き受け芝桜の手入れで 忙しい ご主人からは今なお 奥さんを愛する熱い言葉が 語られます。

季節外れの 寒さの昨日今日 我が家の ささやかな芝桜

 哀れな姿です。

黒木さんちの芝桜  そんな物語に魅かれて 毎年沢山の人が訪れています。

 

 


ポーチ

2015-04-08 | 趣味

      

ポーチが出来上がりました。

同じもの3コ目です。

ブルーの 布を少し入れたら 又違った感じです。

同じ布が並ばないように 配置を工夫して縫い始めますが 駄目です。

アラ しもたー と後悔ばかりです。

こんなに色々並べると どんな布も 馴染むから不思議です。

      

裏布 キルト芯  表布 と一枚になるように キルトをしますので 袋に仕立てるとき 裏布で縫い代を包んで 隠します。

大きさが丁度バックに収まる 大きさです。  

ちなみに 小さい2㎝しかくの布は2枚づつ  濃淡で縫い合わせ 次に4枚になるようにつないで 配置を考えます。

面倒に見えますが 割と早くできます。

 


語 録

2015-04-07 | 思うこと

新しい年度になり 会社や役所の入社式や 任命式が 報道されています。

初々しいその姿を見ていると 半世紀以上前の 自分が 思い出されます。

18才の娘を前に 38才の母は 言いました。

今日から 勤めに出るようになったが 親としてこの上なく 喜んでいる。  

仕事場の方々はお前に仕事を仕込んで  一人前になって働いてもらわなくてはならない それまでは何の役にも立たない娘だ 本来なら母ちゃんが月謝を払って 仕事を教えてもらう立場だ  決して給料が安いとか きついとか 出来ないとか 言ってはいけない。

数ある母の語録の中の一つです。

と そんなことを 破天荒な娘に 苦言を呈したのを 鮮明に覚えています。

最初は文書をタイプライターで 作ったり こよりをよったり お昼の出前の注文を取りまとめたりの 毎日でした。

コピーも ホッチキスも なく 文書はカーボン紙をはさみ セロハンをのせ 鉄筆で書いていました。

沢山の文書は 謄写版でした。  文書を閉じる こよりは 欠かせないものでした。

年度末は とても忙しく会計検査など入ったものなら 徹夜でした。

桜が散り葉桜になったころ すぐ近くの城址公園で 花見が開かれていました。

遠い遠い 昔の話です。

袋が出来上がりました。

深さ30㎝ 幅35㎝  底幅13㎝です。

 

 

 

 


心 配

2015-04-05 | 自然

県会議員の 選挙が始まりました。

めったに鳴らない電話のベルに よたよたしながら出ると 選挙のお願い電話です。

「はいはい 頑張ってください」 と 心にもないことを言って 受話器を置きます。

日本の行く末も心配です。

世界の 紛争も心配です。 体調を崩している友達のことも心配です。

穴熊さんの 物忘れはもっと心配です。

私のダイェット 停滞期に入ったようです これはもっと心配です。

お財布の中身だけで 今度の年金支給まで大丈夫か これはもっともっと心配です。

でもでも どれも私の頭で 心配しても仕方のないことばかりです。

作り始めた袋の 色合い これは私が心配して どうにでも解決すること あっちに並べこっちに並べ 悩みます。

きまりはありません。  

ご近所の 桜も散りました。 春と言うより 初夏です。

我が家の庭も 春を感じた 自然が 見て見てと 呼んでいます。

藪椿は まだまだたくさんの花をつけています。

 

その下の 影にはカンアオイが それでも花?  と 咲いています。

八重の 山吹です。

山椒も 若芽を出しました。

この時期の料理の脇役です。 沢山の花のつぼみをつけていますが いまだ実をつけたことはありません。

もし実をつけたら いつもブログを拝見している くりまんじゅうさんに 届けたいものです。

曙つつじも 沢山のつぼみをつけています。

梅の実は人差し指の頭位の大きさです。

時々 聞こえる鶯は まだまだ下手な歌を歌っています。

色々な心配を抱えつつも 美味しいものを食べ 友達と大きな声で 笑い生きています。


梅こかし

2015-04-02 | 食べ物

この時期 落花生を植える季節です。

畑に 畝を作り ポリで覆って 所どころ穴をあけて 種を入れていきます。

毎年 穴熊さんは収穫時期に 圧力鍋でゆでたものを 好物にしていましたが 人間が食べる前に 猿やハクビシンに食べられ

口にしていません。

もう 植える気力をなくしているようです。

方言で まぶすことを < こかし> と言います。

生の落花生を 油で揚げて キッチンペーパーで 油をとり 梅干しの果肉を小さくしたものに まぶします。

乾いたら グラニュー糖をまぶします。 田舎のお菓子です。

もう先の見えた私 誰それに今なら色々袋があるよ いいのを上げるよと お世話になっている方々に プレゼントしています。

大きいものが人気で 人間の欲が見えます。

又大きいのが 一つ出来上がりました。

私のオリジナルを 頭に描いているのですがなかにか取り掛かれません。

次のを始めました。