超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">読書遍歴を続け、奇才マゼールに唸る</span>

2017-08-26 12:31:33 | 無題

加藤尚武『ヘーゲル精神現象学入門』と
今村仁司『アルチュセール』を並行して読んでいる。
ヘーゲル本は今「意識が人倫世界を経て外化した精神となる」ところ。
アルチュセール本はそれだけでは分からないので
『経済学・哲学草稿』や『ドイツ・イデオロギー』読む。
ヘーゲルは『精神哲学』や『大論理学』を取り寄せる。
ヘーゲルやアルチュセールは仕事の逸脱で、その他倫社のまとめをしている。

ミシュレの『魔女』と『ジャンヌ・ダルク』が到着した。
その他『ブラック・デカメロン』文庫もヤケ大だが希少品である。
今、「ロリン・マゼールの芸術」を聞いている。
そのなかからピッツバーグ響のシベリウスを聞いている。
確かにウィーンフィルよりも機動的で、煽情的でマゼールの
テンポや呼吸に機敏に反応する。
マゼールが大見得切ったときのテンポ感が堪らない。
何て面白い演奏だろう!
持っているのと何枚かダブるがこの際構わない。

そういえばカザルス・ポートレートのルドルフ・ゼルキンの演奏がいい。
ゼルキンのシューベルト2枚組のジャケットが哲学的でいい。
今度出たゼルキンの大箱の箱にその写真が使われている。
ゼルキンは全集を残さなかったがなかなかいい。大箱は要らない。
ピッツバーグ響のシベリウス、輪郭が明快で、音が立体的でいい。
他のも大いに楽しみである。

寄り道の仕事を終えて待ちわびた奇才指揮者の大見得を聞く



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする