超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

リトルリチャード旋風

2020-05-16 11:35:26 | 無題
昨夜、試しにリトル・リチャードのベスト「キープ・ア・ノッキン」
聞いてみる。
ぶっ飛んだ。
このロックスターの熱狂的な絶叫。
ジョン・レノンがアルバム「ロックンロール」でリップ・イット・アップ、
滑って転んで、センド・ミー・サム・ラビング、エイント・ザット・ア・シェイム、
レディ・テディと5曲もカバーしていることからみても、
ジョンやポールにとって憧れのロックスターだったことがわかる。
歌い方からみても、hoo!と裏声で叫ぶとかリトル・リチャードを
真似ている。あのアイドルにも、またアイドルが居たのだ。
ジョン・レノンのルーツを垣間見た気がする。
ポールものっぽのサリーやカンザスシティーやヘイヘイヘイを
カバーしている。ジョン・レノンのアルバム「ロックンロール」は
カム・トゥゲザーがチャック・ベリーのユー・キャント・キャッチ・ミー
を盗用していると訴えられた経緯で制作されたアルバムなので、チャック・ベリーが
2曲入っているのは当然(それにしてはノリノリで歌っているが)として、
頼まれもしないのに、リトル・リチャードを5曲もカバーしているのは、
心底、ジョンは彼の歌が好きだったのだろう。
強烈なシャウトやご機嫌なサックスなど、ジョンのロックのお手本としては
詞や曲も含めてリトル・リチャードが断トツではないか。
リトル・リチャードはだみ声でジョンのほうがクリアなシャウトなので、
そのカバーは本人とは違ったよさがある。
リトル・リチャード、聞いてよかった。
断トツなロックスターの熱狂を伝えるシャウトまさに衝撃
コメント
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