一晩でまた軽くなる秋愁い
下山して秋も滴る智慧の蜜
かくれんぼ秋の夕焼け一人きり
買い物に行けない程の秋旱
八月は鰻を食えぬ財布かな
出来事が成る時を待つ秋日和
背後では時も熟して秋気差す
散歩道黄花秋桜かき分けて
学童のないしょ話や百日紅
空駆けて何を告げるや流れ星
絵筆から溢れて光る星月夜
車窓から夏の名残や遠花火
下山して秋も滴る智慧の蜜
かくれんぼ秋の夕焼け一人きり
買い物に行けない程の秋旱
八月は鰻を食えぬ財布かな
出来事が成る時を待つ秋日和
背後では時も熟して秋気差す
散歩道黄花秋桜かき分けて
学童のないしょ話や百日紅
空駆けて何を告げるや流れ星
絵筆から溢れて光る星月夜
車窓から夏の名残や遠花火