青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

シーズン初滑りは

2017年01月05日 21時56分21秒 | 同上 (スキー)
1月5日(木)

ここは小海リエックススキーリゾート。

朝の6時起床。

もちろん晴れ。快晴率の高いところだ。




▲ リフトは8時半から稼働。

ゆうゆうと、9時前にゲレンデに出る。
アレはボクの板でして、まだ人もあまりいない。

ほんの少し屈伸運動して、すぐ開始。




▲ 雪も積もるが、いまのところほぼ人の造った雪。

スッキリしていて、気持ちが良い。

9カ月ほどのブランクがあるが、自転車と同じですぐ滑走できるようだ(笑)。




▲ 下から上を見上げる。

ここがメインバーンなので。

青い空でいいねー。




▲ 休憩・レストランのエーデルワイス。

スキー場にはこういう名のところが多い。




▲ 11時過ぎまで滑った。

もうあがろう。
1日券だが、ここはシニア1600円の格安だから惜しくはない。




▲ Sさんからヘルメット姿のボクの雄姿を、というリクエストもあったが。

ここで撮ってくれと、誰かに頼むのも場違いのようで止めましたよ。

かわりに、自撮りで(トイレなのであしからず・笑)。




▲ じゃあね。また来週末来るよ。

昨晩自宅にホテルリエックスから電話連絡があって、キャンセル待ちしていたホテルの空室がとれたと。息子夫婦とボクは再訪だ。


クルマの中でランチして、1時ごろ出発。



▲ 山を下る途中、久しぶりにここに寄る.

松原湖。
(「君の名は」のモデルになった湖といわれている)
手前が薄く凍っている。
ここではスケートをしたり、穴を開けてワカサギ釣りをするのだが・・
暖冬だから?


小海リエックスから、130kmほど4時間走ってここへ来た。



▲ 一転して夜の白馬五竜のスキー場でして。

ここにはお風呂が併設してあり先ほど行ってきた。

ナイターもやっているが、滑るのはもちろん明日だ。


では

きょうは 「旅始め」の日

2017年01月04日 21時43分26秒 | 同上 (スキー)
1月4日(水)

皆さま、明けましておめでとうございます。
今年も当ブログへのご訪問ご愛読を、よろしくお願い致します。


大晦日、元旦初日は息子夫婦とともに過ごした。
そして別れの時が来て、ジーチャン、バーチャンは孫娘と涙の別れ・・

というのがよく報道されるシーンだが、幸い息子夫婦は同じ私鉄沿線に住んでいて月1ぐらいで遊びにきてくれるので、別段の感慨もなく帰っていった(笑)。

2日、3日は箱根駅伝を見ていたら、これまたなんとなく終わった。

思えば会社奉職の時は、正月3が日が名残り惜しかった。
翌日4日からは仕事始めだったから当然だろう。

しかしリタイヤの今は、テレビ番組もジムも図書館も早く通常スケジュールに戻ってほしい、正月は1日だけでいいと願っている自分がいた。
いい気なものだ。


で、今日は仕事始め・・でなかった、ボクの旅始めの日としよう。



▲ クルマにスキー靴を乗せる。スコップと長靴もだ。雪道スタックに備えて。

スキー板、用具もぬかりなく積み込んで、冬モノ衣料もケースボックスに入れて午後1時過ぎに出発!

スキー場は色々思案した。
本当は白馬方面に行きたいのだけれど、まだ雪不足で全コースはオープンしていない。
他の信州のスキー場も同様の雪不足だ。

しかし、ちょっとだけでもやりたいよね。
あのヘルメットとゴーグルを試してみたいよね。



▲ で、経費節減で高速を使わず、地方道150km余を走って今晩ここへ来た。

あの通いなれた小海リエックススキー場




▲ 明日信州は雪が降る。

しかし、ここ八ヶ岳近辺のスキー場は東京と同じで、晴れるはずだ。

さあいよいよ始まる(^^)。
ちょっと足慣らしだけどね。





スキーヘルメットとゴーグルを買った

2016年12月22日 12時47分35秒 | 同上 (スキー)
12月22日(木) 

きのう神田神保町のヴィクトリア本店へ行って、コレを買ってしまった。

今シーズンの安全な滑走のため、ゴーグルとヘルメット。
似合うかな。




▲ さてさて、クルマの中に持ち込んでチェックしよう。

ゴーグル(¥11,000税抜)~ Axeアックス製。
決め手は、可視光線透過率が58%と比較的高いこと。ボクがゴーグルをする理由はUV(紫外線)カット。が、透過率が低い(濃いレンズ)とギラつかないが、瞳孔がより開いてUVを余計に取り込むと読んだことがある。しかし透過率が60%以上だと晴天時に明るすぎる。で、60ぎりぎりのこれがちょうど良さそう。
次に、これはレンズが目の横まで拡がっているワイドレンズ。キャッチは「草食動物なみの超広角なワイド視野!」 期待しよう。
最後に、青色レンズも気に入った。

ヘルメット(¥15,000税抜)~ Salomonサラモン製。
ヘルメットは初めて。別に競技に出るわけではないので要らないが、前シーズンに不整地で派手にこけたとき、帽子とゴーグル、眼鏡が飛び散って。眼鏡が雪にうずもれて無くした。ヘルメットをしていれば、頭部の保護はもとより眼鏡等が外れないと聞いたので、思い切って買うことにした。


で、装着してみると。


▲ やはりピッタリだ。

ヘルメットで、頭まわりが温かい。
防寒にもいいなあ。


う~ん、その気になってきた(笑)。⛷





みちのくスキー紀行~八甲田山でスキー彷徨?

2016年03月21日 11時02分07秒 | 同上 (スキー)
3月15日(火)

道の駅碇ヶ関(いかりがせき)の朝。



▲ 予想どおり、今日は晴れのようだ。

しかし、今日これから行かんとする八甲田山近辺は一筋縄の天気ではない。
ライブカメラで八甲田へ至る道をチェック↓。



▲ 黒石ICからおりて上る国道394号、7:45AMのライブカメラ画像。

その酸ケ湯と八甲田への分岐点の城ヶ倉付近は、雪が残っているのが見て取れる。
しかも気温は、マイナス4.3度。
この温度では、この道路は今明らかに凍結している。

で、9時過ぎまで道の駅で待機。
八甲田ロープウェイの9時からの運行確認。現地は曇り。

じゃあ、出発するか。



▲ 国道394号は急登ではない。ゆるやかな坂道。

初めはドライ道。後半では写真のように雪混じりの道に。
しかし凍結はしていない。溶けたのであろう。

スピードは2nd, Low ギアで慎重に運転してきた。
幸い、スリップする場面はなく、



▲ 10時頃に、八甲田ロープウェイの駐車場に到着。


早速、滑走準備して10時40分発のロープウェイに乗る。



▲ ロープウェイは20分間隔で運行。頂上まで約10分。

片道1180円、往復1850円。
滑り降りてくるのだから、もちろん片道切符でいい。




▲ ロープウェイ頂上駅。1326m

ここから下りたスキーヤー、ボーダーは蜘蛛の子を散らすように、三々五々どこかへ消えてしまう。
こんなところに、もたもたしていると寒いからだろう。



▲ 一応案内図は立っていて、「山頂公園」になっているらしい。

雪がなければ、いろんな花が咲く「公園」なのだろう(笑)。




▲ この頂上から下へ下る、管理されたコースは2本。

左回りで降りるフォレストコース、右回りで降りるダイレクトコースだ。

それ以外はBCの山岳スキールートで、事前届け出制になっているようだ。




▲ スキーマップで見ると上のとおり。


最初は、左回りのフォレストコースに行ってみよう。

始め1kmが急斜面ですが幅は広いです。後半は緩斜面の林間コースとなっております。
中級~上級 5km 最大傾斜30度 平均8度





▲ さあスタートだ。




▲ 山の方面で谷間に向かって降りて行く。

粉雪が雪面に乗っているが下は硬い。
急になっている個所も確かにあるが、ゆっくり滑走すれば問題ない。

とにかく、赤いポールの間の中を滑走していけばいいのだ。




▲ 杉の木なのだろうか、よくわからないが、クリスマスツリーがいっぱい生えている感じだ(笑)。





▲ 赤いポールが見当たらないところは、この「フォレストコース」の表示が頼りだ。




▲ 緩斜面の林間が続く。

「フォレストコース」の表示を見失って、オロオロしかけた時があった。
雪が降り続いて視界が悪くて、初めて降りるときはヤバイと思ったな。
周りには、キミしかいないから。




▲ 後半のほぼ平地斜面。





▲ ロープウェイ下へ戻ってきた。

所要時間は、約30分。
写真をあちこちで立ち止まって撮っていたからな。
ただ降りるだけなら半分の時間か。




▲ 昼になっていたので、山菜そばを食べる。

冷たいカメラは室内暖気で曇ってしまった。



12時20分発のロープウェーに乗り遅れて、40分発で再度頂上に出る。



▲ 今度は、右回りのダイレクトコースへ行こう。

中級~上級 最もポピュラーなコースです。急斜面はありませんが、幅が狭い箇所があります。
3.5km 最大斜度 30度 平均 11度



ロープウェイ山頂駅のうしろに広がるのは、



▲ 八甲田山系。

八甲田山は、青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つ。「八甲田山」と名がついた単独峰は存在せず、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群である。青森県のほぼ中央に位置し、東北日本の脊梁奥羽山脈の北端である。 ウィキペディア

そう、八甲田山という山はないが、その主峰は写真↑の中央の大岳1584m だ。

1~2月には目の前の木々が、見事なアイスモンスター樹氷になるようだ。
見たいけれど、ボクのキャンカーで来るのは無理だろう。



▲ ワイドで見てみよう。

例の小説「八甲田山死の彷徨」(新田次郎)、それを映画化した「八甲田山」(高倉健等主演)の元になった事件は目の前の山並みの裏側の道、今の青森田代十和田線を通る雪道で起きた。

いわゆる八甲田雪中行軍遭難事件は、1902年(明治35年)1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう雪中行軍の途中で、訓練への参加者210名中199名が(当然の)大雪に阻まれ遭難死亡したもの。
集団のメンツと精神論重視のもたらす弊害の最たるものだった。

スマホでご覧のかた用Photo↓



では、自分の技量を冷静に判断して(笑)、ダイレクトコースを降りよう。



▲ 赤いポールに沿ってスタート。



▲ 遠くに少し薄日も見えて。

雪も降ってなくて視界は良く、死の行進にはならなさそうだ。




▲ アイスモンスターがあって、晴天だったら、もっと素晴らしい景色だろう。

この樹林のはるか向こうへ、単独で滑り降りて行った人がいるが・・・
どこへ出るのだろう?




▲ 中間地点まで来た。

かなり傾斜が緩やかになった。




▲ 赤ポールから外れて、しかしどこが正規コースかは目の隅で確認しておきながら、木立の中をかいくぐるようにして滑っていくのは楽しい。


ダイレクトコースを滑り終える。
今回も30分ほどの滑走だった。


さあ、3回目のロープウェイに乗る。
今度は頂上駅のカフェで一息。
オトナの滑走は、余裕に溢れるのだ(笑)。



▲ カフェの窓から。




▲ ケーキ&コーヒーセットで。700円ぐらいだったか。

ロールケーキの中にはアイスクリームが巻き込んであって、美味しかった。
客はボク以外誰もいない。みんな余裕がないな。

外気温はマイナス8.6度。
少し風が出てきて風速22m。
風速25m以上になると、ロープウェイは運行停止に。

このカフェには二名の授業員のみ。
マスターに「ロープウェイが止まったらどうするの」と尋ねる。

ここは急に突風がくることはない。
風速が高まってくる時は、この窓がガタつき始める。とキッチンの窓を指す。
その時は私達も店を閉めて早めにロープウェイで下ります。
「お客さんは、観光者でなくスキーを履いているから下りれますよ。」

「そんなこと言ったって、オレだって急に暴風雪になって先が見えなくなれば・・」
とつぶやく。

早くおりたほうがいいかな。
だからお客さん、いないんだ(^^;




▲ 下りる途中、スノーシュウを履いた数名の方に出合った。

コース外のところから、ひょこひょこ出てきたから、彼らも自由に楽しんでいるんだ♪

ハラさん、jun さん、八甲田山でのスノーシューいかがですか。

八甲田山は5月中旬まで滑走、走行可能。
むしろもっと天候の良くなった4月以降の春スキーのほうが盛んなのかも。




▲ ロープウェイの隣にある、八甲田国際スキー場の頂上リフトの方へ寄り道した。

スキー場の料金はロープウェイ料金とは無関係。




▲ スキー場のバーンを滑り降りよう。

これで、スキー場も滑ったことになる。




▲ ロープウェイだけを使っての非整地コースを、3回滑走してきた。

これで十分だろう。
あとは、ツアーに入ってあの広い樹林コースを滑走するかだが、まあそれはいい。
今回の滑走だけで、その雰囲気は十分想像できるから。

ボクは知らないこと想像ができないことは、やっておきたいというだけだ。
サードライフで。

八甲田、ありがとう。
エンジョイしたよ。


~・~・~・~

帰路は、青森方向へ向かって国道103号(十和田ゴールドライン)を下っていく。

この時ヒヤリとする走行に。

山影になる坂道では凍結箇所があったのだ。

ギアはLow に入れているからと、安心して下りて行ったが、クルマがドリフトし始めて制御できないまま、スーと反対側車線半分ぐらいまで流れて行く
対向車がいないから良かったものの。

これが2度起きて、やばかった。

Lowに入れていても、連続する坂道ではそれなりのスピードになる。
凍結の怖れのある坂道では、愚直に10km以下に抑えてソロソロと下りるしかないことを改めて思い知った。




▲ 青森市内を抜けて、五所川原へ向かう。

正面に裾を広げる山影は?
そう、青森の最高峰、岩木山(いわぎさん)1625m。




▲ 五所川原で立ち寄り湯、柏温泉に立ち寄る。

銭湯みたいな温泉350円だ。でも助かる。

なぜ、五所川原に??

それは、またあした。





みちのくスキー紀行~安比高原スキー2日目

2016年03月16日 23時49分28秒 | 同上 (スキー)
3月13日(日)

安比高原スキー場での2日目。

きのうはブログ友・仙人さんとの滑走だったが、今日はボク一人での滑りだ。
朝から、雲ひとつとない快晴だ!

昨日に引き続き8時半から即、開始。
午前中だけの滑走予定なので、向かって左端のコースから順にひととおり滑ろう。


頂上からセカンドゲレンデに向かうと、いきなり



▲ 岩手山(いわてさん)2038m が、迎えてくれる。(ズームを入れてます)

岩手山も今日は、雲がかかっておらず、クッキリ、ハッキリだ!




▲ 岩手山を左手に見ながら、ボクの好きなセカンドゲレンデを滑り出す。





▲ さあ、滑り降りる・・

クルマもスキーも、走らせながらシャッターを切るのが好きなボク(笑)。

きょうもピステンの跡がスガスガシー。
ほれぼれするー。




▲ うしろを振り向けば、ガンガン飛ばして降りてくる。

ボクも、来年はメットを買おう。
美味そうに 巧そうに見えるかもしれない。




▲ そしてここまで来る。

ホント、いいなー。この景色!

大好きだよ。





▲ よおし、あのオレンジリフト小屋へ向かって!

ボクは行くぞ!




▲ どうだあ、一気降り!





▲ オレンジリフト小屋(ボクの命名)。

このコースのリフトは、ビスタクワッド VISTA QUAD と名前が付けられている。

ビスタとは眺望(特に両側に並木・山のある)を意味する。
そう、ここはお気づきのとおり眺望が抜群なのだ。

なぜなら、再度右手には・・




▲ フジサーン! と見まがうほどの イワテサーン! なのだ。

このビスタは何度見ても、感涙 ものだ。


~・~・~・~・

涙にむせんだあとは、次は隣りのザイラーコースへ移る。




▲ 第2ザイラーコースA(上部非圧雪)

きのう仙人さんとは行かなかった非圧雪コースへ行ってみよう。




▲ きれいに圧雪・整地された安比の中でもこのコースは圧雪していない。

といっても大きくコブができているわけではないが。
これくらいなら、ゆっくり滑れば跳ね飛ばされることはない。




▲ 粉雪が乗っているが、下は硬い半アイスバーンだ。

ようやく、仙人さんの哄笑でしかなかったボクの幅広ファットスキー、大丸リングが少し似合うところにきたよ(笑)。


そのあとは、ザイラーロングコースへ。



▲ ロングコースの下部にはシンメトリーな幾何文様が伸びる。

パリのベルサイユ宮殿の雪庭だ。


そして一番右端のコースへ行ってみる、



▲ 正面の小高い山は、西森山1328m。

残念ながらこの西森ゲレンデ(非圧雪)はクローズ中だ。

林間っぽくていいのにねー。




▲ 昔なつかしい、Tバーにも乗る。

Tバーとは、文字通りT型した木製の腰掛棒に尻を軽く乗せるようにして牽引もらうリフトだ。

気が付いたことがある。



▲ Tバーは一応二人乗り。

男女ペアで来れば、この時ほど肩が、体が密着することはないよ。
ウフフー。

きのう仙人さんと一緒に乗らなくて良かった・・。




▲ 頂上の気温は11時現在で、マイナス7度。

昨日はマイナス8度だった。
これぐらいが寒すぎず、雪が溶けずでちょうどいい。




▲ 昼12時を過ぎた。

十分、十分滑った。
アドバイスいただいたことも復習できた。

夕方、仙人さんちにお呼ばれしているので、もうあがろう。




▲ これで、安比高原の滑り納めだなあ。

天気予報では、午前中は晴れだが午後からは曇り。
きっちり曇ってきた。

さようなら安比。


出発の前に、ランチを食べていこう。
昨日に続き、フードコートで。




▲ 注文したのは、白銀ミルク鍋 1200エン。

ネーミングがいいね。




▲ 見てのとおり、肉、野菜が色々あってそれをミルクで自分で煮るというもの。

赤いのはスイカじゃないよ、ニンジン。




▲ いつものように、写真をいろんな角度から撮ることに熱中していたら、

ミルクが焼けて、玉子焼きみたいになってしまって・・
バカだねキミは。





▲ リゾートセンターを通って、クルマへ戻る。

ここのスキー場は、GALAみたいにもろ都会風。
しかしお客さんは少ないかな。


出発するまえに、再度隣接する温泉へ行く。



▲ 結局、安比温泉パティオへは3回行った。

2回目からは割引券で、900円が700円になった。
スタンプが5個たまると、ソフトクリームがもらえると書いてある(笑)。
残念。

2時過ぎに安比高原駐車場を離れた。


東北道から秋田道へ入る。



▲ 秋田県・能代市近く、白神山地の南側近辺に来た。

コンビニは皆無の、こーゆーところだ↑。

折しも小雨が降ってきた。

そして仙人さんの居住地に5時前に到着。
そこで見たものは!!!

続きはまたあした。



みちのくスキー紀行~仙人さんと雪上ゴタイメ~ン

2016年03月14日 18時59分31秒 | 同上 (スキー)
3月12日(土)

いよいよ、きょうその日になった。
きのうは、珍しくよく眠れなかった。



▲ 安比高原スキー場駐車場。

昨晩ここで車中泊して待機していたクルマはほとんど無かった。
しかし7時半頃にはそれなりに集まってきた。

天気は晴れ。予想どおり。




▲ さあ、いくぞ!

ゴンドラは8時半運行開始だ。




▲ 綺麗なシマシマピステン跡が気持ち良い。

きのう降った粉雪が幾分残ったようだ。

ここの整地は行き届いている。




▲ このあとのブロ友仙人さんとの雪上対決、いや雪上ご指導を受けるために足慣らしをしておかなくては。

と、セントラルゲレンデ、ザイラーゲレンデを滑り降りる。
人も少なく、どんどん風をきるようにスピードが出てしまう。

9時20分ごろにケータイが鳴る。
仙人さんからだ。(初会話)

もう着いたので、待ち合わせ時間は11時ではなくて、10時に繰り上げるということだ。
これぐらいは日本標準語で話してくれるのですぐ分かったと言いたいが、ズーがジュウと判別できなかったのか聞き直してしまった。これでだいぶボクの印象を悪くしてしまったかもしれない。




▲ 失礼にならないように、10時15分前にスキーセンターの掲示板前に行った。

10時ちょうどに、かすかに笑いながら仙人さんが現れ、われわれはどちらかともなく握手をした。

この劇的瞬間を誰かに写真におさめるよう、頼まなかったのがかえすがえす残念だった。

仙人さんも1本はすでに滑っておられて準備OKなので、早速いっしょにゴンドラに乗って頂上へ。




▲ 白神仙人さん。ボクよりも1歳ほど年上だが背筋もシャキンとした大柄なかた。やはり豪農と自称されるだけあって風格がある。武蔵と小次郎に例えるなら、やはり仙人さんは武蔵、ボクは小次郎。これは強調しておきたい。

背景は、あの岩手山(いわてさん)。
きょうも残念ながら少し雲がかかっているか。



▲ 最初に滑り降りるコースは、ボクの好きな景色のいいセカンドゲレンデ。

仙人さんは、ボクに先にに半分まで滑り降りるよう指示して、その後ボクの滑りを見届けると、自分はそのままゲレンデ下のオレンジのリフト乗り場まですごいスピードで降りていってしまった。

この時点で雌雄は決せられてしまった感があった。




▲ 仙人さんは、地元のスキー場で請われて子供たちに競技スキーを教える指導員さんだ。

格の違い、技術の格差があって当然なのだ。
その後、ボクもいろいろ教えていただいた。

(競技)スキーで重要なのは三つで、スピード、体力、リズム。

夜、この「体力」が思い出せなくて、翌日また聞いてしまった。


レッスンがある程度終わったところでランチに。
スキーセンターのフードコートで、一緒に来られた仙人さんの奥様と合流。
ご挨拶。
奥様は、まったくボクとの顔合わせを知らされていなかったようだ。
仙人さんは、奥様には安比でオレはスキーをやる、そのあと温泉宿に泊まっていこう、とだけ言い聞かされていたらしい。いろんな夫婦関係があるようだ(笑)。



▲ ボクが注文したのは、温泉タマゴチーズカレー。

いつものように、ボクは食べるのが遅く、お二人には待ってもらった。





▲ 昼食後もまた滑る。

通常仙人さんが先に滑り、次にボクが滑る。
そして下で見ている仙人さんが、アドバイスするスタイルだ。

回る際の外脚荷重とその際の荷重側の腕の動かし方、そして抜重立ち上がりのリズムの取り方。




▲ 先をいく仙人さん。

仙人さんのリフト券は5時間券(私のは二日券)で午後2時20分までで、時間とともに仙人さんはゲレンデを下りていった。

明日は午後、仙人さんのご自宅に寄せてもらうことになった。




▲ そのあとも、仙人さんからもらったアドバイスを確認するように滑走を続けた。

安比は、頂上から各コースが放射状に垂れさがるように設計されており、どのコースも下まで届くため直線ロングコースが多い。

ボクの好きな4kmのザイラーロングコースを見下ろす。
陽が少し傾いてきたコースを、せっせと滑る。



▲ そして見上げる。

満足感を持って・・・





▲ 雲は流れていたが、今日は始終晴れた良い日だった。

4時にあがる。


明日も、午前中一人でだが滑る。





みちのくスキー紀行~アルツ磐梯スキー場

2016年03月11日 19時54分48秒 | 同上 (スキー)
3月10日(木)

ついに来た、アルツ磐梯。



▲ 会津磐梯山は宝の山よ~♪

時々日も差す天候。
気温も上がらず、終日粉雪を乗せたバーンは締まっていた。
思わぬ出合いもあって。



~・~・~・~・

磐梯山SAでの車中泊。
朝6時に起床。
東の空がうっすら青い。
いいんじゃない♪


磐梯河東ICを下りて、アルツ磐梯スキー場へ向かう。




▲ おお見えてきた、あのお山は磐梯山だ。

10年近く前に、同僚のOさんと秋に登った、なつかしい山。




▲ 30分ほどで到着。

まだ7時半だ。
左から到着順に赤い服の係員さんに並ばされる。
ボクは5番目だった。




▲ リゾートセンター前。

一番早いリフトは8時半から、大半は9時以降に運転開始だ。

平日ということもあるが、閑散とした感は否めない。
GALAの後だから余計だ。

ここも星野リゾートの傘下に入っている。




▲ センター前の第5ペアリフトに乗って初滑走。

シマシマ模様がいいねー。
昨日、やはりいくらか雪が降ったようだ。
準備体操も兼ねてゆっくり大回りで降りる。

頂上まで上がる第4クワッドリフトは9時からスタート。
まだ7分ほどあるのに、一人の男性の方が並んでいる。
じゃあボクも待とうか、と並んだ。

「ご一緒に、頂上へ初乗りしてよろしいですか?」

と私が声をおかけしたのが、本日の一合一会の始まりだった。



▲ この方は地元の方。アルツのシーズンパスをお持ちで、今シーズンアルツへは30回以上来ているとか。

ボクより年上で、もちろんリタイヤ組。
キャンピングカー様式に改造されたアルファードに乗って、あちこちに出かけられるとか。

「えっ!先輩!」

とそのあとは、わたくしが勝手にアルさんの後について滑ることに(笑)。

ところがこのアルさん、自己流だとおっしゃっていたが滅法早く滑る。
わたしなんか全くついていけない。
志賀高原には、一日で20000mの累積標高差を滑る20000mクラブなるものがあるようだが、おそらくアルさんのような方達であろう。

それでもアルさんはリフト下でボクを待っていてくださり、アルツを案内してくれた。

センターゲレンデをひとしきり滑ったあと、あっちの方が雪質がいいからと、上部の猫魔第1、第2ボウルへ移動した。



▲ そしてほとんど誰もいない、こういう斜面を滑っていた。

しかし、粉雪が乗っているからなんとか降りれるが、下地はアイスバーンだよ
新雪が積もっていれば、幅広だし面白いところだが。
アルさんは、リスク感覚にも優れたかた。
だから、「滑り尽くす」というボクを一回だけ案内したらこういうところは終わり(笑)。




▲ 次はゴンドラが掛かっているロングコースも。

陽が出てきて、白墨画の風景に少し色もついてきた。

確かにアルツは、コースバリュエーションが多彩だと思う。




▲ 向こうに、猪苗代湖が見える。

これも会津人の誇りなんだろうな・・。




▲ 昼はボクのクルマの中で一緒に昼食を。

アルさんは、暖めなくてもOKというグリコ製のカレーレトルトを持ってこられた。
熱いチンご飯にこれを掛けるとウマイんだよー。
で、ボクもご相伴を。確かに。

アルさんは、今までの人生体験をいろいろと話してくださった。
ありがとうございました。

そして持ち込まれたカップ麺2個と爽健美茶を置いてかれた。

カップ麺、レトルトはともかく、アルさんは意思の強い方とお見受けしました。

運動もはんぱではない。朝起きると、寝床の中で鉄アレイを200回持ち上げ、ウォーキング等々を毎日かかさないとか。Ummmmmm。


昼食のあと、再度滑走。

ボクはスキーで太ももが痛くなることは通常無いのだが、ああ連続して一気下りをやると・・。




▲ ゴンドラコースの横から見えるのは、猫魔ボウルコース。

その上に鎮座するピラミッド状の山が、猫魔岳1404m。

猫魔岳の向こう側に、裏磐梯猫魔スキー場があって、もっと雪質がいいとか。

3時過ぎて、アルさんはそろそろ家に帰らなくてはと。



▲ 「一合一会です」とアルさんは一言おっしゃって、滑り降りていった。

結局、アルさんは名前は最後まで名乗らず去っていかれた。

我々は、社交辞令で「またいつかどこかでお会いしましたら」と言い交わすが、我々の歳ではもう一度会う可能性はほとんどない。
むしろ、再会はないこれが最後、「一合一会で」と潔く言い切ったほうが、その出合いと時を大切にするからと理解した。


アルさんが去ったあと、太ももが痛いと言いつつも、ボクは撮り残しているシーンはないかと再度第4クワッドに乗った。しかしこのまま猫魔ボウルに上がったら、そこのリフトは4時過ぎにクローズするので、戻ってこれなくなるリスクがあると思い至った(笑)。



▲ で、ゆっくりラストランとあいなった。




▲ 磐梯山の上の雲が、ようやくとれはじめたかな・・




▲ さようなら。アルツ磐梯スキー場。

おまえとも、おそらく一合一会だろうな。




▲ きょうのスキーギア(用具)。

ポールが新しい。
月曜日に神保町のヴィクトリアまで出かけて買ってきた長さ調節可能、リング交換可能なポールだ。深雪用リングをつけているが試せなかった(笑)。長さは突き上げが強くてちょっと長くし過ぎたかな。仙人さんとの対決の前までに調節しておかねば。



立ち寄り湯が磐梯熱海温泉というところなので、猪苗代湖沿いの地道を走っていった。



▲ 野口英世記念館の近くで。

おお、野口清作少年はまさしくこの磐梯山を見ながら、励まされながら育ったんだ。


会津磐梯山はー宝の山よー♪








同僚とのGALA湯沢スキー

2016年02月17日 00時06分10秒 | 同上 (スキー)
2月13日(土)

単独で滑ったGALAの翌朝。
早めに起きて、同僚を出迎えにGALA湯沢駅に行く。

GALA湯沢駅と言ったって、Harmonyを停めているGALAの建物の2階にあるので直ぐだ。



▲ 東京駅6時24分出発の新幹線が、7時41分に予定どおり到着。

幹事のI君が改札口を通って出てきた。長身だからすぐ見つかる。

彼は見てのとおり全くの手ぶら。

他に男性2名、女性1名の同僚も降りてきた。



▲ 改札口と同じフロアにあるサロモンレンタルショップ↑で、スキー用具2690円とウェア1680円を全てレンタルする。

これが都市型スキー様式。

着込んで、8時半頃にゴンドラに乗り込んで中央エリアへ上る。




▲ もう一本リフトを乗って準頂上へ到着。ちとショボイ愛の鐘がある。

天気は予報どおり曇り。雨にならなかっただけマシだ。





▲ N君とK嬢。

「さあ、滑りますか」




▲ 先を滑っていくUさん。





▲ 長身のI君とN君。

みんな去年と同じメンバーだ。

途中で、上中級コースと初級コースとに別れても下のリフトで合流するように滑る。


10時半ごろにゴンドラ到着点のレストラン・チアーズへ。
混雑を避けて、早めに昼食をとる。



▲ チアーズ! 乾杯!





▲ ボクはカツ丼1200円だ。 ゲレ食プライス。


食事後、また何本か滑走。

同僚達のパックリフト券は午前中券で午後1時まで。




▲ 12時半頃に、下山コースの前でみなさんとお別れ。


ボクは1日券だから、お別れのあとは隣のスキー場の石打丸山へ移動した。



▲ 石打丸山ゲレンデ。

ここは長いコースが続く。

仙人さんとの安比対決を意識して、ここで猛訓、特訓に励んだ(うそ)。

さすがにいい加減飽きてきたので上がる。それでも3時。十分だよ。

GALAに戻り、下山コースに入ったころ、ポツポツと小雨が降ってきた。
ちょうどいいタイミングだった。




▲ ほんと、雪があるかヤキモキさせたね、キミタチ。


コーヒー淹れて休憩後、4時ごろに「よしっ GALA撤収だ」。

お風呂に寄っていこう。



▲ 駒子の湯。「雪国」のヒロイン駒子の名前を拝借しただけで、歴史的関連はない。

やはりこの時間スキー帰りで混んでいたが、共同湯「山の湯」ほどではなかった。

入浴を終えて、関越道に乗って赤城高原SAで車中泊。翌朝に帰るとしよう。






青と白の世界~GALA湯沢・湯沢高原スキー

2016年02月14日 20時51分07秒 | 同上 (スキー)
2月12日(金)

前日は関越道・高坂SAに車中泊。

朝8時頃出発。行先はGALA湯沢スキー場だ。
会社の同僚達とは翌日にGALAで合流するが、ボクだけ前日に行って一日余計に楽しもうという魂胆なのだ。



▲ 関越トンネル(左)、トンネルを抜けた越後湯沢(右)

前からご愛読いただいている方は、このビフォー&アフターの写真を載せるのは、ボクが次の文章を引用したいがためということをよくご存じだろう。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」  

そう、川端康成の「雪国」の冒頭セリフだ。
毎度すみませんね。湯沢といったらボクには「雪国」しか思いつかないので。

それにしても、どちらも雪があって今年は変わらないか(笑)。

9時過ぎにGALAに到着。
パッと着かえて、ゴンドラへ向かう。



▲ そこに雪はあるかって?

あるだろう。なけりゃ困るよ!
当初1月16日にGALAの予定を雪不足でキャンセル、今回まで延ばしたのだから。
(右端のスキー↑は、ボクのイタ)




▲ ゴンドラを降りると・・

あった!!


いつもの通りGALAのトップまで先ず上がってしまおう。




▲ 一つリフトに乗って、もう一つあのリフトに乗ればGALAの頂上・高津倉山1181mだ。

コースが一直線に下っていて、気持ち良さそうだ♪




▲ ヒョーツ! カイカーン!(準備運動待ちきれなくて・・)

数回滑って、隣りの湯沢高原スキー場に移動することに。

GALAエリアは、三つのスキー場が連結している。
左から湯沢高原、中央にGALA湯沢、右に石打丸山だ。
ボクは3スキー場の共通2日券を購入した。

明日くる同僚だちは、GALA湯沢の単独券で明日はそこを滑るから、今日は湯沢高原中心に滑ろう。




▲ 湯沢高原のリフトに乗って、同様に頂上を目指す。

木々と陽光の木漏れ日がいい。




▲ 頂上・大峰山1172mに到着。

うmm。そう、もうお気づきでしょうが、景色がいいのだ。
なかでも、大峰山のここからが・・




▲ オジさんが写真を撮っている。

ボクにも景色を見せてよ。




▲ オオー!

下が湯沢の町並み。右端が関越トンネルを出た土樽(つちたる)の方向。右は新潟の方向に続く。

正面の山並みは、群馬と新潟の県境いの、昔風に言えば上州と越後の国境いの山並みだ。

中央の白い山は、谷川岳連峰だろう。

高い白い山は、陽を受けて照り輝いている。
手前の越後の低山は、水墨画のような白と黒の味わい深いコントラストで波打って広がる。
こんなワイドな眺望はここでしかボクは見たことがない。




▲ 右端から中央へ通って中央上へ伸びる(関東と越後をつなぐ)三国街道は新潟へ、そして日本海へ出る。

この頂上から日本海が見えるというが、海が空と一緒になってよく分からない。




▲ では、日本海に向けて滑走だ。





▲ 湯沢高原の頂上からは初級者用のう回路もあって、山並みを眺めながらゆっくり下っていくのも楽しい。





▲ お昼は中腹にあるエーデルワイスで。

ボクは建物の左端に席をとった。




▲ 選んだのは、野菜いっぱいハヤシライス。

眺めも食事も満足♪


食事のあとは、湯沢高原スキー場の下部の布場ゲレンデに下りて行く。



▲ 布場へ下る林道コースはくねくねと細いコースだが、ところどころで湯沢の布場地区がよく見下ろせる。




▲ 布場ゲレンデに来た。

「雪国」にも出てくる昔からのゲレンデだが、一番左側にこじんまりと位置しお客さんも少なくなった。

左の赤丸印が、これから行こうとしている湯沢スキー神社。
右の赤丸印が、川端康成が逗留中に芸者駒子と出会い、「雪国」の中心舞台となった高半旅館




▲ 湯沢スキー神社。森の先にあって雪に埋もれかけている。

昭和51年に、スキーヤーの安全と住民の繁栄をねがって立てられたという。




▲ ボクは、3月12日岩手・安比高原スキー場での白神仙人さんとのスキー対決の必勝ではもちろんなくて、健闘を祈願した(笑)。

これで、大丈夫だ。(なにが?)





▲ あとは、GALA湯沢ゲレンデへもどり、主に北ゲレンデで心ゆくまで滑走を楽しんだ。

決して非圧雪エリアへは踏み込まない。

青い空のもとで、あたり一面に白い雪面、白い山肌が耀いて、自分の心がスッキリする良い日だった。



~・~・~・~・

スキーを終えて、コーヒーを淹れて休憩したあと、GALAの駐車場から歩いて10分ほどの温泉場へ。



▲ GALAの裏手、坂道を上がっていくと「山の湯」がある。

山の湯は「雪国」にも2箇所ほど言及される由緒正しき温泉だ。
「雪国」では共同湯と呼ばれている地域住民の温泉。400円。



▲ 共同湯の駐車場。下にも駐車場があるが、いつも満車状態だ。




▲ 温泉から出ると、もう真っ暗。

湯煙りが立ち昇り、屋根からは雪解け水がしたたり落ちてくるさまは、小説通りだ。





▲ GALA正面の駐車場で、GALAのロゴが浮かびあがる。

このロゴは関越道からも見える。

ボクのHarmonyが正面で待っている。

夕食は何にしようか? やっぱりパスタだな。






ほんとうに見えなくなった八方尾根

2016年02月01日 00時10分17秒 | 同上 (スキー)
1月30日(土)

八方尾根スキー場・第3駐車場での朝は、曇り空の朝。
きのうのようにみぞれ混じりではない。
なんとなくテンションが上がらないけど、意を決して、行くぞ!



▲ 名木山ゲレンデ。

7時半からリフトは動く。
8時に乗る。

リーゼンクワッドに乗り継いで、
兎平ゲレンデを左横に見ながらさらにリフトで上がる。



▲ モーグラーのための兎平ゲレンデ。

昨日からの新雪がかぶって、コブは無いようだ。
モコモコの雪面を雪煙を上げて滑り降りてくる。

よし、最初はここだ。




▲ 兎平ゲレンデのトップに立つ。

ゲレンデ向こうには雲海。
きのうよりは視界はマシだな。




▲ 山は、はっきり見えないが、晴れ間が出ないかなあ。





▲ 今乗ってきたリフトを左に、兎平ゲレンデを見下ろす。

新雪でパフパフというより、滑走跡もあってだいぶモコモコだな。

モコモコにつまづきながら、それでも降りて行く。

モコモコをモタモタしながら降りていく途中で、急にガスがかかる。




▲ その中を、ものともせずに滑走していく白い恋人たち。

うまいねー。

コブ状になっていれば絶対降りれない兎平ゲレンデ。
新雪のおかげで、今日は2、3回滑ったかな。


次は、さらに上部のリーゼングラートへ上ろう。



▲ リーゼングラートの上は、すこし煙っているな。

きのうは1度だけ上ったが、ホワイトアウト状態で即退散した。




▲ リフトで上がる途中に標識が。

「男子滑降スタート地点 1765m」。

そう、長野オリンピックではこの斜面を滑降の選手が滑り降りたのだ。




▲ 左手には五竜岳が見えるはずなのだが、雲に隠れて見えない。





▲ リーゼングラートの頂上の八方山荘。

夏に、ここから唐松岳を目指したよね。


山荘から、グラート斜面の方向に進むと、



▲ ケルン(石を積み上げた標識)が雪をかぶって、ツリーのようになっていた。

その向こうが、グラートの非圧雪の大斜面だ。

前進して、下を覗いて見ると・・



▲ リーゼングラートの非圧雪斜面が広がる。

いい眺めだ。
下のレストランピラールの右下の兎平ゲレンデも、左下の黒菱ゲレンデも、雲海の下になって見えない。




▲ オッ、ボーダー君降りるかね。

では、恥ずかしながらボクも。




▲ 下りながら、斜面の左には白馬三山が見えるはずなのだが、やはり雲に隠れている。


八方尾根スキー場の最大の魅力は、スキーをやりながら白いアルプスが間近に見えることだ。

まあきょうは、しょうがねーなー。


このあと、黒菱ゲレンデに移動した。
黒菱の下まで滑走して、そこから黒菱第三ペアでのぼって・・



▲ ここに立った。

ここは黒菱オフピステ(裏黒)。
今季も一番最後まで、滑走可能にならなかったコースだ。
今コースマップを見ると、※自己責任エリアとなりますと赤字がここだけ添えてある。

八方の悲劇はここで起こった!

この↑写真のあと、滑降開始。
何もブッシュの方角へ滑るこたーないのに、赤丸のブッシュを除けきれなくて突入、転倒!

転倒と同時に、キャップ、ゴーグルが外れ飛んで、メガネも飛んだ!
スキーも外れ転がっていった。

体に負傷はないが、メガネが見つからない!!
よく見えない裸眼で、フワフワ雪面を手探るが、分かるわけがない(涙)。



▲ マップ上の、赤丸印の所で転倒した。

あかん、メガネはあきらめた。
片方のスキーが流れ落ちてしまった。
はっきりは見えないが、板を拾ったボーダーさんが下で雪上に立ててくれている。
ありがとう。

そこまで歩いていこうにもここはオフピステ。足がめり込んで歩けない(涙)。
尻ソリの恰好でズリ落ちながら(ああ恥ずかしい)たどりついて、苦労して板を装着。

目が良く見えないまま、ソロソロと小刻みにリフト下まで下りた。

リフトの係員さんにパトロールを要請。

まもなくパトロールの兄さん到着。
メガネ無しでは、下に降りれないと訴えると。
「ゴムボート持って来ましょうか」

ゴムボート? それは止めてくれ。恥ずかしすぎると言うと、

「じゃあ、ボーゲンで私が滑るのでゴンドラまでついてきてください」
「はい」

黒菱第二クワッドに乗って、上からゴンドラまでパトロールの兄さんの後をボーゲンでついて行きました。はい。

ゴンドラで下まで降りたあと、テクテクと第三駐車場まで板を担いで戻る。

クルマには、幸い予備のメガネが置いてある。

悲しくても、腹は昼になって空くので、カレーレトルトを食べる。
コーヒーを飲んで休憩。


~・~・~・~

休憩していると、段々自分に腹が立ってきてこのまま帰ろうかとも思ったが、それではあまりにも意気地が無いので、体勢を立て直してもう一度、メガネを探しに行くことに。




▲ 午後1時半頃に、兎平ゲレンデ頂上に戻った。

しかし、相変わらずガス状態で、この先の先ほどの黒菱オフピステに行っても2次遭難(笑)しそう。
2時までガスが晴れるかレストランで待ったが、晴れず。
あきらめる。




▲ このまま帰ろうかともまた思ったが、あほらしいのでまた滑ることに(笑)。

下部の方は、ガスがとれていて名木山コースを何度か滑って3時頃にあがった。


また、郷の湯に行って、夜はピラフとシチューレトルトで簡単に済ませた。
こうして涙の八方はどうにか終わった。

~・~・~・~・


転倒することはスキーだからある。
やはりメガネにヒモを付けておく(山登りの時はしている)べきだった。
ゴーグルのバンドも弱かった。

パトロールの兄さんは、ヘルメットをしていればヘルメットは抜けないからゴーグルもメガネも外れませんよ、と言っていた。ヘルメットか・・。
災害用のヘルメットはあるのだが。