青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

プチ秋旅は~ 飛騨高山の華 秋の高山祭へ

2017年10月13日 05時00分00秒 | 同上(お祭り)
10月9日(月)

「飛騨路の小京都で繰り広げられる絢爛豪華な歴史絵巻の世界」 のキャッチに曳かれて、高山祭を観に行った。


朝8時過ぎに宮川を渡って、宮川朝市を少しひやかして、櫻山八幡宮の表参道へ向かって歩く。



▲ 表参道へ出ると、おー、あった、あった。これか。

11台もの屋台がずらっと、奥の八幡宮の境内まで立ち並ぶ。

高山祭は、春の「山王祭」と秋の「八幡祭」のふたつを指す総称で、300年以上の歴史がある。
毎年10月9日、10日に行われる「八幡祭」(はちまんさい)は櫻山八幡宮の例祭だ。
高山祭の屋台行事は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。




▲ 屋台曳き揃え(やたいひきそろえ)だ。

屋台は国の重要有形民俗文化財の指定を受けている。




▲ 神楽台(かぐらたい)。

上に太鼓を載せ、楽人が笛、太鼓を奏でて、屋台行列を先導する。
一番派手な装飾が施された屋台だ。





▲ 行神台(ぎょうしんたい)。

上に役(えん)の行者を乗せる。


その屋台の下部には、


▲ 前鬼(ぜんき)と後鬼(ごき)の彫刻。

おおー、この眼。
見るほどに異彩を放ってくる。





▲ 獅子舞が始まる。

子供が演じる。

「キミらはココに並んで」

リーダーが命じて、整列させる。




▲ 前に子供、後ろで大人が獅子舞の舞い具をかぶって踊るようだが。

この子は小さくて、両手で持つ獅子の頭が重くて地面を向きっぱなしだった(笑)。




▲ それでも、皆さん舞ってくれて。

ハイ、



八幡宮の境内に入って、門をくぐる。



▲ この文様は?

菊の御紋ではないよ、サクラだ。
櫻山八幡宮だからね。





▲ 多くの参拝客が詣でる。

櫻山八幡宮は、1600年前の仁徳天皇時代の創建と伝えられている。


~・~・~・~・

11時を過ぎたので、早めに昼食を食べよう。

ということで、適当な飛騨牛料理のお店に入った。

家内の注文は、朴葉味噌焼き。



▲ まず野菜、漬物。

上の白い三枚は郷土料理の○○豆腐。(名前を忘れた)




▲ そして飛騨牛。




▲ 肉は、店員さんがやってくれた。



ボクが注文したのは、焼肉。



▲ 飛騨牛。





▲ そして自分で好きなように焼いて。

食べる。
噛むと、普通の牛肉以上に脂が染み出る感じが違うかな。

味わうようにゆっくりと食べたが、すぐ至福の時は終わったような。



~・~・~・~・

12時前に、八幡宮境内に戻った。


【からくり奉納】 12時から20分ほど




▲ この布袋台(ほていたい)の布袋様が主役でして。




▲ 唐子(からこ)が布袋様に飛び移ったり、いろいろアクロバティックな演技をするらしい。

しかし大勢の見物客のはるか後方からでは、ほとんど見えなかった(笑)。


~・~・~・~

【御神行】 (ごしんこう) 13時から



▲ 八幡宮を出発し、町を一巡する。

時代絵巻のような数百名の大行列が町を練り歩く、とパンフにあったが、ちと参加者数も寂しいような気がした。



【屋台曳き廻し】 (やたいひきまわし)13時30分から



▲ 実際に屋台を町なかを曳き廻すことで、屋台の動きの魅力が分かる。

4台が登場した。

これは神楽台。



御神行も曳きまわしも見たので、高山の古い町並みをそぞろ歩きしよう。



▲ となれば、「さんまち」 ストリートだね。


ちょっと、お茶したいということで、


▲ 適当なお店へ入る。





▲ カフェラテ と カフェオレ を注文した。

二つはどう違うのだろうかと疑問を持ちながら、注文した(笑)。

今調べて分かったが、どっちがどっちだ?




▲ しかし歩き疲れたら、甘いものだろうと、ぜんざいも一つだけ注文。

栗入り餅入りぜんざい。
栗は沈んでいて見えない。

最近は甘め控えめのモノが多いが、これは正真甘かった(^^)。




▲ 当ブログ専属モデルさんが、ドングリの首輪をしていたのを見つけて。

おお、いいねー。
朝市で買ったそうだ (^^; 




▲ 古い町並み散歩でした。


次のイベントの「宵祭」(6時から)までには時間があるので、いったん高山駅横の臨時駐車場へ戻って休憩。こういう時、キャンカーは便利だ。


~・~・~・~

5時半頃に再出動。

まずは、腹ごしらえ。



▲ 国分寺通り角のラーメン屋さんへ。

いきあたりばったりだが、三組ほど待った。


 

▲ 注文はもちろん、高山ラーメンと飛騨牛肉入り餃子。

高山ラーメンは、あっさり醤油系スープと細い縮れ麺が特徴(とガイドに書いてある)。
味噌ラーメンが多いので、この味は懐かしい感じがする。
餃子は飛騨牛であろうがなかろうが分からん(笑)。


~・~・~・~

さあ6時が過ぎたので、我々も繰り出そう。

【宵祭】 (よいまつり)

やはり祭りは、夜がなくっちゃ。



▲ 約100個もの提灯(ちょうちん)を灯した屋台11台が、闇夜の中、町を一巡するのだ。

これは大八台(だいはちたい)。




▲ 大八台を皆で引っ張る。






▲ 行列の先頭では、神楽台の上で鐘、太鼓、笛が鳴り、下では獅子舞が舞い踊る。

ムードは盛り上がる。





▲ 他の屋台も続く。

これは、鳳凰台(ほうおうたい)。





▲ 仙人台(せんにんたい)。

観光客は、時にはもみ合いながら屋台の写真を撮って、また行列の前に飛び出て曳き手さんとちゃっかり写真を撮っていた(こういう手合いは外人に多い)。

ボクはといえば、道端の変圧ボックスの上によじ登ってこの写真を撮っている(よい子はこういうことをしてはいけない)。

みなさん思い思いに、この日だけの宵祭を楽しんでいるようだ。





▲ 9時前に、駅西臨時駐車場に戻ってきた。

ここは9時半には閉鎖するので9時までに戻ってくるようにとの注意書きがあった。
120台スペースの駐車場に残っている車はもう僅かだ。

朝は9時にオープンなのに、8時に一番乗りで入ったHarmony。(一日1000円)

あいかわらず、朝から晩までよく見て回ったことだ。
高山祭は明日もあるが、もう全部見たので明日は帰ろう。

さあ、臥龍の湯に寄って、道の駅モンデウスで休もう。