10月27日(日)
同窓会があった翌日の朝。当初、きょうの天気予報は小雨であり出動しない予定だった。が、今の天気予報は曇りそして午後には晴れる予報へ変わっている。
ならば、出動!
行く先は予め調べてある。道の駅・禅の里から40分ほどの白山方向の山奥に位置する刈込池だ。刈込池は紅葉が綺麗ということで当地では有名だ。
▲ 8時半ごろに、刈込池への駐車場・上小池駐車場に到着。
今日は日曜日、週末は混むということで狭い林道を急いで辿ってきた。案の定30分もすると40台ほどの駐車スペースは無くなった。時間的にあとほど晴れると信じていたボクは、ゆっくりとトレッキングの準備をしていた。すると、ポツポツ、とそのうちにザーと雨が降ってきた! アカン!これは車内待機と、クルマの中で11時まで雨が上がるのを待っていた。待っているあいだ、昼食に調達した助六寿司も食べてしまった(笑) 雨は止んだ。では出発!
地図:
▲ 左上の駐車場から出発して、刈込池を見て周回には3時間ほどかかるようだ。
時計周りで行くと、すぐ急登に出会う。逆時計周りで行くとなだらか上昇で、逆時計周りがいいかな?
駐車場を出てまもなく
▲ 両コースへの分岐点へ来た。
ちょうど、周り終えたグループの方が来た。尋ねてみると、やはり逆時計周りのほうが楽と。
では、左の方向へGO!
▲ 打波川をいったん横切って、ほぼ直線の山道を30分ほど歩き続ける。
▲ 「刈込池まで20分」の標識の立つ橋で再度、打波川を横切って、上昇登攀。
▲ 前方を、団体さんが歩いていく。ボクは急ぐ必要もなく、ずっと30分ほど後をついて歩く。
少しづつ紅葉が見えてくる。
▲ ヤマモミジ も赤くなっているものと、まだ緑とが併存している。
紅葉のピークには、まだ1週間ほど早いかな?
▲ 皆さんが立ち止まった。
右手に、刈込池が目に入ってきたのだ。
▲ ワーツ! 刈込池!。
みなさん歓声のあとは、即、撮影タイム。
▲ 水辺にはススキみたいな穂と、紅葉しかかった樹々が池を囲む。
▲ 水面に、葉がいっぱい浮かんで(名前は知りません)それも綺麗だ。
しばらくこの第一のスポットで紅葉の池を鑑賞したあと、さらに次のビュースポットへ回って行った。
▲ 次のビュースポットは、湖面より少し高い位置にあった。
ベンチも設置されていて、皆さんはお弁当を広げていた。
お弁当をスタート前に食べてしまったボクは、そのまま湖面近くへ下りていった。
▲ こっちのスポットの方がいいわ。
▲ どれ、どれ・・
確かに。ここからは池全体が見渡せる。
そのうち、晴れ間も出てきて。
▲ 青い空とともに、池の上の正面の山、三ノ峰も山肌が見えてきた。頂上はまだ雲が覆っているが。
この池はなぜ刈込池というか? その昔、白山を開山した最澄大師が、白山に棲んでいた大蛇を、刈込池に閉じ込め(刈り込め)たという伝説から、名付けられたといわれている。
▲ この池に流れ込む小川はあるが、池の水が流れ出るところはない。
しかし水の水位は一定。それにしても、周囲の樹々を綺麗に完全に映す水面だこと。鏡面だね。
▲ 周囲の浮き草の点在するさまも・・きれいだね。
▲ 紅葉と池と浮草の妙
▲ ネコを連れてきている人
▲ ネコと池
三ノ峰の頂上が晴れるのを待つこと30分。晴れなかった。でもボクの心は少し晴れて、来て良かったな。
では、戻ろう。
帰りは急坂に設えられた階段を686段下りて行った。これを上がるのはたいへんだろうな。
▲ 周回コースの分岐点の橋に戻った。
▲ 晴れた。
ちょっと晴れるのが遅かったかな。
ま、もういいか。
▲ 駐車場に戻ってきた。14:45
もう ほとんどのクルマは出払っている。
林道の途中にある温泉宿で停める。15:20
▲ 鳩ヶ湯。
入浴は30分で切り上げた。せわしないが、もう4時過ぎだ。
早く次の登山口まで、暗くなる前にたどり着かねばならないからだ。
明日は晴れ。
明日は、福井県唯一の百名山・荒島岳へ登るのだ。
刈込池の所在地は