10月10日(日)
▲ 八甲田 下毛無岱から上毛無岱 を眺める
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▲ 酢ヶ湯温泉公共駐車場での朝 6:56AM
クルマがどんどん集まってきていた。
▲ 薬師神社登山口 7:00AM
駐車場の端にある。
鳥居が大きく傾いている。
▲ 八甲田の地図
黄色の線で。酢ヶ湯 ⇒ 仙人岱 ⇒ 仙人岱避難小屋 ⇒ 大岳 ⇒ 大岳避難小屋 ⇒ 上毛無岱 ⇒ 下毛無岱 ⇒ 酢ヶ湯
八甲田山という山は無くて、ここにある山々の総称を八甲田山ないしは八甲田連峰と言う。中で一番標高の高い山が大岳(八甲田大岳)。
八甲田雪中行軍遭難事件(1905年1月)が起きたのは上記地図の上部の赤線地帯。標高は600mほどの平地だが寒波からホワイトアウトが続いて迷走状態になった。ほぼ全員の199名死亡。
さあ、Soraのボッチ紅葉行軍を開始しよう。
▲ 枯れ木状態の原を通って
▲ 樹林帯の中を上がっていく。
▲ 振り返る。地獄湯ノ沢を登ってきた
硫黄臭がただよう、岩場。
沢を登り切ると、平たん路に出る。
▲ 仙人岱(せんにんたい)と呼ばれる湿原
手前の木道を右に行けば、仙人岱ヒュッテ・避難小屋へ。
正面には最高峰の八甲田大岳。山肌にはアオモリトドマツが。
▲ 大岳を左から巻いて登って行く。
▲ 岩からなる急傾斜だ。
▲ 大岳頂上に到着。1585m 9:30AM
寒くはないが、風が強い。
ガスさえなければ、岩木山、岩手山等々 展望がいいらしが。何も見えまシェーン。
早く下りるにかぎる。
▲ 下り始めると、下方に避難小屋が見えてきた。
▲ ログハウス風の大岳避難小屋に到着
背後に大岳山頂。
ボクはそのまま通過。
小屋をあとにして砂礫路をしばらく歩くと、
▲ 上毛無岱(かみけなしたい)へ下りていく小径となる。
▲ 上毛無岱に着き、木道を進む。
▲ 振り返ってみれば
右に大岳、左に井戸岳。
▲ さらに上毛無岱の湿原を進む。
木造展望デッキが現れて、登山者が休憩をしている。
▲ 展望デッキでボクも昼食だ。
相変わらず、おにぎり2個とホットコーヒー。
▲ 皆さんも草紅葉と大岳、井戸岳、赤倉岳を見ながら休憩タイム。
▲ ワイドで観れば
▲ 上毛無岱の湿原も終わりがきて、この木道階段を下りていくと
ここから下に広がる下毛無岱(しもけなしたい)を見渡す風景が、今回のハイライトだ。
▲ 下毛無岱
登山者が木道を歩いていくのが小さく見える。
上部左端には、また木造展望デッキが見える。
▲ 上からの下毛無岱をワイドで観れば
この右端の稜線の先に、八甲田スキー場の頂上建物が見えたが。
▲ 上と下の毛無岱をつなぐ階段を下り切ったら・・
そして、後ろを振りかえらなければだめ。
▲ 上毛無岱の斜面が燃えるような紅葉で埋まっている!
▲ 紅葉の斜面をワイド撮影
▲ 上と下をつないだ階段はあの紅葉樹林帯の中だった。
▲ このハイライトスポットでは、何度も写真を撮ってしまう。
ボクもみなさんも。
▲ 下毛無岱を前進。
▲ しばらく進んで、振り返ると・・
今度は、紅葉樹林帯の上に大岳、井戸岳、赤倉岳が顔を見せてくる。
▲ 下毛無岱の展望デッキでは、紅葉樹林帯と山々が眺められる。
▲ ズームして撮れば
なかなか、山のうえに覆いかぶさる雲群がとれなかった。
あそこが、雲のない青空だったら・・・
とないものねだり。
名残り惜しいが、行かねば、去らねば。
アディユー
▲ 下毛無岱も、これで下りて行く木道へ。
▲ ああ、駐車場が見えてきた。
Harmony ちゃんは、いるかなあ。
▲ あ、いるいる。
ちゃんと有る。
ま、それにしても道脇にまでクルマがあふれているよ。
▲ 酢ヶ湯温泉前の駐車場まで戻った。13:00PM
朝7時に出たから、6時間の行程か。問題なし。
いったんHarmonyまで戻って、入浴用意をして温泉に入りにきた。
▲ 左が名物・混浴千人風呂。右が別々風呂。
Soraがどちらの選択をしたかは、ご想像にお任せ。
風呂から戻ると
▲ 晴れて、山もきれいだ。4:00PM
でも、まだ大岳は山頂に雲が覆って。
▲ 陽が傾いて山肌を夕陽が照らし始めた。5:00PM
大岳も夕陽に染まった・・
山旅最後のいいシーンになったな。
よしっ、今夜はビールで山旅打ち上げ乾杯だ。
翌朝、酢ヶ湯温泉をたって黒石から高速にのる。自宅まで740km。
前沢SAで車中泊し、翌々日の午後5時に無事自宅着。
みちのく山旅 10月2日~10月12日 総走行距離1754km
了