こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

原風景

2023-03-22 15:30:54 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

宮城県柴田郡川崎町、釜房ダム湖です。
みちのく湖畔公園に行く時はここを通って行くのですが、
この景色が大好きです。

 

ダム湖に架かる大きな橋を渡って・・・
そこから見えてくる蔵王連峰の雄姿も、
この季節、美しさが際立ちます。

 

この場所は私にとっての原風景のような感覚を覚えます。

原風景と言えば、
もうひとつ、あの場所もそうです。


見える山は「岩手山」です。
南部片富士と言われる、
姿が綺麗な山です。

私にとって、ここから見る岩手山が一番好きでした。
盛岡市松園にある実家の墓所がある場所です。
不謹慎ですが、
ここの景色を見たくて墓参りが楽しみでもありました。
祖父母、両親、伯父も眠る場所ですが、
ジオラマのような世界観をも感じます。

 

 

お彼岸だったので、
姉夫婦がお墓参りに行ってくれたようで・・・
そんな日は姉が私が好きな景色を知っているので、
必ず、その写真を送ってくれます。

でも・・・何かがいつもと違うような・・・

 

とても高い網が張られていたそうです。
目線からはこの網が邪魔をして、
岩手山の写真が撮れなくなった・・・
高い網を張るにはそれ相当の事情があったのでしょう。。。
非常に残念に思いましたが、
故郷の山は、動かず・・・

 

 

先日、同郷の友人からお裾分けで頂きました。

南部せんべいです。

 

ごまや豆、ピーナツ、カボチャ、りんごなど最近は種類も豊富になって、
大きさも形、厚みなども変化してきましたが、
↑ これが原型のような気がしますし、
私は一番好きかも~(*´▽`*)

縁取りの部分が好きで、
よく、母に「そこだけちょうだ~い」
そうせがんでもらっていたような気がします。
食べ始めると止まらなくなって、
ちょっと焦りました~(笑)


ふるさとは遠きにありて思ふもの・・・

 

だからいつまでも美しく、
原風景に繋がる気持ちがそこにあるのかもしれません。

 

 

 

街の向こうにそびえる山も、
私にとっては大好きな山には変わりありません。

むしろ、この山の景色を見て暮らした年月の方が、
遥かに長くなってしまいました。

 

 

コメント (16)
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