こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

桜想い、白石城へ

2023-03-27 16:26:13 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

昨日の頭痛を、風が飛ばしてくれたようで、
私の頭の中も、
青空が見えるお天気に回復しました。
ご心配ありがとうございます。


26日、仙台市も桜の開花宣言がありましたが、
福島県に隣接する白石市は、
県内でも桜の開花が早く、
白石城ではライトアップも始まったとのニュース。
夫が出かけてみようかぁ~と誘ってくれたので、
今年初めての「桜」を訪ねてみました。

 

白石城・・・
関が原の戦いの後、
刈田郡は伊達政宗が領有することとなり、
青葉城の守りとして伊達家の重臣・片倉小十郎景綱を
白石に入城させた歴史があります。

 

毎年桜の季節になると想い出すことが2つあります。

ひとつは、当時はおそらく不治の病・・・
夫が病気になった翌年、
最後の花見に・・・
そう言って、二人で電車に乗って、
大河原の「ひと目千本桜」を車窓から見ようと、
白石市まで電車でやって来た日のことです。
気持ちに余裕がなかったのか、
その日の千本桜はまったく記憶にありません。
白石駅前で名物の「白石温麺」を食べて帰りました。




今日は、30回目のお花見になりました。

 

 

もうひとつは、
息子が就職で、東京へ発った日のことです。
最寄り駅まで車で送って行き・・・
涙をこらえて見送って、車に戻って、
40分、動けないまま車中で号泣しました。
外国へ旅立ったわけでもないのに、
一人息子を手放してしまったかのようで・・・切なすぎました。

その日の夕方・・・
息子から電話が掛かってきました。
「お母さん、東京は桜が満開だよ~~」

その言葉に救われました。
息子の社員寮があった大泉学園という所は、
後に知りましたが、桜の名所だったようです。
もう、今年で15年になりますが、
3月30日、東京の桜は満開・・・
長く私の記憶にメモされました。


 

今日、白石城の桜、シダレザクラは良く咲いていましたが、
全体的には3分咲きほどでした。

桜への想いは誰にでもあるもの。
その桜の開花が年々少しずつ早まって、
東北の桜も3月に咲くようになるなんて・・・
想い出のページは少しずつ変化してゆきます。

 

夫がどこからか撮ってくれていました。
相変わらずのんびりの様子のワタシです。

 

さくら、さくら・・・

弥生の空は・・・


宮城県も弥生の空に桜を詠う今年です。

    

 

 

コメント (14)
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