演説を聞いていても、自分に都合の悪い事は話さないような…
騙されない為にも、こういう事もあるという事を頭に入れて置きたいかも。
以下の「民意のつくられかた」の内容(「BOOK」データベースより)から抜粋
「国策を遂行するべく、民意を偽装し、調達し、操作するために磨き上げられたツールの数々が取材を通じて明らかになっていく。」
![]() | 民意のつくられかた |
岩波書店 |
内容(「BOOK」データベースより)
この半世紀、原子力発電をめぐる世論は移り変わってきた。「夢のエネルギー源」として導入された頃には歓迎され、スリーマイル・チェルノブイリの大事故では失速し、片方でオイルショックや地球温暖化問題では盛り返した。3・11まで、「民意」は「クリーンで安全な原子力」を歓迎していた。原子力ルネサンス、原子力立国、景気のいい呼び声が世論をくすぐった。世論はどのように形成されたのか。どこまでも営利的な非営利団体、限りなく誘導的な世論調査、ばらまかれる広告宣伝費…。原発だけではない。道路建設、捕鯨、使用済み核燃料の処分施設。国策を遂行するべく、民意を偽装し、調達し、操作するために磨き上げられたツールの数々が取材を通じて明らかになっていく。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤/貴男
ジャーナリスト。1958年生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学修士(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
つくられた原子力神話
国策PR
事業仕分けの思想
道路とNPO
五輪招致という虚妄
仕組まれる選挙
捕鯨国ニッポンの登場