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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ビートルズの曲をやるならばっ! その18

2024年02月02日 06時49分03秒 | 演奏曲

さて、長らく書いてきましたこのシリーズも、今回でやっと終わりですな(遠い目)

ビートルズのアルバムは、すべて取り上げて語ってきたわけですが、

「マジカル・ミステリー・ツアー」

で最後になるわけですね。

この作品を、オリジナルアルバムに含めるかどうかは、議論がわかれるところでして・・・

まあ、そこらへんは、あまり深く考えずに、取り上げるとしましょう。

 

結論から言いますと、これ、名盤ですよね!

ビートルズが望んだ形になっているかどうかはともかく、

後半に当時のシングルが収録されていて、まあ、とにかく、名曲ぞろいですわ。

 

誰が何と言っても、

「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」

この曲はもう、神がかっております。

誰もがこの曲をライブでやりたいと考えるでしょうけども・・・

無理ですね(遠い目)

なんでも、全く違う2つのバージョンを、ムリヤリくっつけて作られているらしく。

この音源の通りに再現するのは、不可能と言っていいでしょう(涙目)

 

さらに再現不可能な名曲と言えば、

「アイ・アム・ザ・ウォルラス」

でしょうなあ。

もはや何がなんだか、全く意味不明の状態です(苦笑)

この時期のジョン・レノンの楽曲、リズムもコードも、何もかも、複雑怪奇ですわ。

 

「愛こそはすべて」

も、比較的単純なように聴こえますけども・・・

いざ、演奏して歌ってみようとすると、全く歌えませんでした・・・

最初の「ラブ、ラブ、ラブ」のところで、もう挫折(爆笑)

 

そして、この時期のポールの曲は、ポップだよなあ(讃嘆)

どの曲も憶えやすくて、メロディがきれいで、キラキラしていて

ビートルズと聞いて思いだす曲の、ど真ん中って感じですな。

 

そんな中、

「ハロー・グッドバイ」

を演奏しようかなあ、と考えた時期があったんですが、

あまりにも、ど真ん中すぎて、恥ずかしくなってしまってやめました(苦笑)

 

 

 

んで、このアルバムの中で、おいらが演奏したいなあ、と考える曲は、

The Fool On The Hill (Remastered 2009)

「フール・オン・ザ・ヒル」

でございます。

この曲は本当に大好きですわ。

この幻想的な感じ、メロディのきれいさ、なんか、ジョンの

「ひとりぼっちのあいつ」

に通じるところがあって、哀愁がただよってるんですなあ(讃嘆)

 

ただ、おいらたちとよく共演する

ヨメトイチ

がレパートリーにしているんですよねえ(遠い目)

なもんで、掟破りを覚悟で取り組んでもいいんですが(笑)

さすがに、そこまでしなくても、他にも名曲がいっぱいあるところがビートルズの凄いところですなあ。

 

 

というわけで、これまで長々と書いてきたビートルズ・シリーズをまとめておきましょうか。

 

 

おいらの今後の課題曲は、

カンサス・シティ

これが最優先じゃ!

この曲で、ライブを締めくくれるようにしよう。

 

あとは、

涙の乗車券

オール・マイ・ラヴィング

あたりを、余裕があったら頑張る!

 

とは言っても、ビートルズって聞いているうちに、

この曲も演奏したいなあ。

と思ってしまうから、時々刻々と変わっていってしまうんですけどね(笑)

 

というわけで、このシリーズはこれでおしまい。

 

次は別のテーマで書きますぞい。

 


ビートルズの曲をやるならばっ! その17

2024年01月26日 07時37分15秒 | 演奏曲

さてさて、みなさまお元気ですか?

おいらは、仕事でへとへとではありますが、なんとか元気でございますぞ。

 

ところが、うちのバンドの店長が、先週末に発熱。

いや、これ、この時世柄、珍しくもなんともないとお思いでしょうけど。

ものすごくレアな事なんですよ。

おいらは、店長の記事にもあったように、もう30年近く店長を知っているのですが。

店長は、平日は仕事、土日はバイト、という生活をしているので、ときどき、

疲れがたまってて、調子悪いから、今週の練習はお休み。

なんて言うことは、けっこうあるんですけども。

発熱

なんてことは、ここ30年で、数えるほどしかないはず。というか、記憶にないですな。

少なくとも、バンドを再結成してから10年以上、発熱なんてしてないはず。

もちろん、ちょっと風邪気味、とかになったりすることはあるんですが。

店長はそういう時、絶対、無理をしないで体調を復活させるので・・・

その店長が、発熱したということは、

これ、ただの風邪じゃないかもしれないですなあ(遠い目)

というわけで、大事を取って今週もバンド活動はお休みですわ。

 

 

 

さて、それはともかく、長らく書いてきた、

「うちのバンドでやるならビートルズのどの曲か?」

というテーマのこのシリーズも、まだまだ続いておりますな・・・

ビートルズのアルバムについては、ほとんどすべて取り上げて考えてきたはずですが。

まだまだ、いろいろと残っているのが現状。

 

 

たとえば、

「イエロー・サブマリン」

とかね(苦笑)

 

いや、世間的には評価のあまり高くないこのアルバムだって、

「ヘイ・ブルドッグ」

という大名曲を収録していますからなあ。

語ることはあるはずっす。

 

 

 

いや、それはともかく、今回語りたいのは、冒頭の写真の、

「ウィズ・ザ・ビートルズ」

ですよ!!(鼻息)

まあ簡単に言えば、ビートルズのセカンド・アルバムですね。

ジャケットの写真、キリっとしていて、カッコいいですなあ(讃嘆)

 

これも、あまり話題にのぼることのないアルバムではありますが。

数多くの名曲を収録しておりますぞ。

 

まずは1曲目の、

「イット・ウォント・ビー・ロング」

でしょう!

最初の1秒から全力で行くスタイル、たまりませんなあ。

やはりこの頃は、何と言っても、ジョン!

ビートルズの半分くらいは、ジョンが占めている感じがします(笑)

 

とは言っても、ポールだって負けてはいませんぞ。

このアルバムといえば、

「オール・マイ・ラビング」

でしょうね。

これは、演奏したい曲でもあります。

かなり有名な曲だし、ジョンの3連のバッキングその他、非の打ち所がない名曲ですわ。

うん、この曲については、もっと真剣にアレンジを考えてみよう。

 

その他にも、ビートルズがストーンズにプレゼントした? ことになっている、

「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」

なんて曲も収録されています。

そうか、本家ではリンゴが歌っていたのか、などと新鮮な驚きもありますな。

 

 

 

 

んで、このアルバムの中で、おいらが1番やりたい曲といえば、

Please Mister Postman (Remastered 2009)

この曲でしょう!!

あまりにも素晴らしいコーラス・ワークで聴くたびにわくわくします!

これが、カバー曲だなんて、信じられないっすよね(讃嘆)

こんな曲をうちのバンドで演奏できたら、たまらなく楽しいでしょうなあ(遠い目)

 

そう思って、チャレンジしてみたことがあるのですよ・・・

あっという間に、挫折しました(滂沱の涙)

これ、前にも書いた「ヘルプ」と同じで、あまりにも複雑なコーラスでして。

ジョン以外の誰が、何を歌っているのか、よくわからんうちに曲が終わる(笑)

って感じでしたなあ(遠い目)

ジョンの声は、ものすごく目立つから、すごくわかりやすいんですけども。

 

 

いずれ、ここら辺の曲を、うちのバンドで演奏できる日が来ることを祈っておりまする。

まあ、祈っている暇があったら練習すべきなんですけどね(苦笑)

 

 

というわけで、以下次号じゃ。


ビートルズの曲をやるならばっ! その16

2024年01月19日 06時29分44秒 | 演奏曲

さてさて、東京ではもう、梅が咲いているという・・・

暖冬、というやつなのでしょうか、でも、けっこう寒いけどな。

 

そして、ビートルズについて語りつづけて16週間、いやあ、ネタが尽きない尽きない。

今回は、冒頭の写真にもあるとおり、

「ヘルプ!」

でございます。

ご存じの方が多いとは思いますが、邦題はもちろん、

「4人はアイドル」

でございますね(遠い目)

 

これも「ハード・デイズ・ナイト」と同じように、同名の映画のサントラ盤という扱いになってます。

おいら、ちゃんと映画も見ましたよ。

リンゴの指輪が悪の組織につけ狙われて・・・みたいなドタバタのストーリーなんですが。

ビートルズがみんな若くてカッコよくて仲良さそうで、観ていて楽しくなる映画です。

 

もちろん、アルバムも良い曲がたくさん入っていて、ご機嫌ですぞ。

まあ、何はさておき、表題曲の

「ヘルプ!」

でしょう! これはすさまじいまでの名曲!

コーラスに力を入れているうちのバンドとしては、是非やりたい曲です。

なもんで、アレンジして演奏しようと試みましたが・・・

挫折しました(遠い目)

「なんでも鑑定団」とかでよく聞く曲だし、メロディは暗記しているから、簡単にやれるかもと考えたのですが。

いざ演奏してみると、というか歌ってみると、あんなに複雑な曲だったとは(驚嘆)

絶対無理だね、今のうちのバンドには・・・

という結論になって、断念しました(遠い目)

 

もちろん、その他にもこのアルバムには、

「イエスタデイ」

という名曲が入っていますからね。

これは、もう、問答無用の名曲ですね。

ただ、伴奏がバンド形態じゃなくて、ストリングスだから、うちのバンドでは、まず無理。

 

あと、このアルバムには、

「悲しみはぶっ飛ばせ」

という邦題の、ジョンの弾き語りの名曲もあります。

うちのバンドとよく共演させていただいているユニットの

ヨメトイチ

の持ち曲でもありますね。

 

そして何より、おいらがやりたい曲としては、

Ticket To Ride 「涙の乗車券」

ですよっ!!(鼻息)

 

この曲は、ギターリフもカッコいいし、コーラスも素晴らしいし。

言うことなしの名曲でございます。

これは、うちのバンドのレパートリーにしたい曲だなあ(垂涎)

ただ、試しに演奏しようと思ってやってみると、リズムがものすごく難しいです・・・

これ、3人できちんと合わせて演奏するのは、かなりハードルが高い気がしますな。

ギターリフを弾きながら歌う、というだけでも、かなり難しいので、これは無理かなあ(遠い目)

 

 

というわけで、憧れの名曲を聴いていただきましょうか。

Ticket To Ride (2023 Mix)

これも2023年のリマスターで、さらにカッコよくなった感じがします。

 

 

というわけで、以下次号じゃ!!


ビートルズの曲をやるならばっ! その15

2024年01月12日 07時54分21秒 | 演奏曲

みなさま、お元気ですか?

今年は年が明けたらすぐに、能登半島に大きな地震があって・・・

羽田空港で大きな事故もあって・・・

いや、ほんとうに、しんどい幕開けになってしまいました。

関係者の方々に、心からお見舞い申し上げます。

 

 

さて、ビートルズについて語り続けて、もう15回目ですよ。

それなのに、まだ語っていないアルバムがあるのですよ。

いやあ、あらためて、ビートルズのすごさを感じてしまいますな。

 

 

 

そして、今回語るのは、冒頭の写真にもあるとおり、

「ビートルズ・フォー・セール」ですね!

直訳すれば、ビートルズ売り出し中(バーゲン中)みたいな意味でしょうか。

ビートルズの中では、名盤としては、あまり取り上げられることのないアルバムといえますな。

ジャケットのメンバーの顔も、疲れ切っているように見えるし(苦笑)

というか、帯でジョージの顔が完全に隠れてしまっておりますが(笑)

 

そんなアルバムですが、おいらとしては、かなり好きなアルバムに入ります。

カバー曲がけっこう多くて、それがとても楽しい。

「ミスター・ムーンライト」

とか、

「ロックンロール・ミュージック」

とか、

聴いているだけで、わくわくします。

 

それに、オリジナルの曲も、良い曲が多いです。

おいらとしては、1曲目の、

「ノー・リプライ」

は、相当な名曲なんじゃないかなと思ってます。

イントロなしでジョンの声が聴こえてきた瞬間に、

かっこいい!!

雨あられ状態に突入してしまうほどですわ。

この曲をカバーしてる人、あまりいないし、できれば演奏してみたい曲ですね。

 

その他にも、

「エブリ・リトル・シング」

とかも、素晴らしい曲だと思いますぞ。

これ、やっぱり、日本のあのバンド名の元ネタですよね?

と思って調べてみたら、やっぱりそうでした。

 

あのバンドのギタリストの方・・・

おいら的には、うちのバンドの店長と、顔とか雰囲気が似ているなあ、とずっと思ってました(笑)

 

そう思い続けて、もう20年以上になりますな(爆笑)

これがうちの店長で、

こちらが、そのギタリストの方(いっくん)ですね。

似ていると思うのは、おいらだけなのか・・・

 

 

 

まあまあ、それはともかく、このアルバムの中で、おいらが1番やりたい曲は・・・

「カンサス・シティ」

でございます!

前に、このブログにも書きましたが、うちのバンドは

「ツイスト・アンド・シャウト」

を演奏しておりまする。

そして、ライブの最後の曲にして、盛り上がっておいしい思いをさせていただいてきました(笑)

そう、この2曲の共通点は、ボーカルの掛け合いがあるんですよ。

特に「カンサス・シティ」は、

「ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」の応酬

盛り上がること間違いなし!!

と思って、何度かレパートリーに入れようとしたことがあります。

諸事情で、今まで演奏してこなかったんですが、そろそろやりたいな~(垂涎)

 

 

というわけで、本家のバージョンを聴いてみましょうか。

 

Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey (Medley / Remastered 2009)

 

いやあ、盛り上がりますなあ~!!

今年中には、やろうかな~。

 

以下次号じゃ!!

 


ビートルズの曲をやるならばっ! その14

2024年01月05日 07時15分31秒 | 演奏曲

みなさま、あけましておめでとうございます!

2024年も、どうぞどうぞ、よろしくお願いしますっ!

店長のブログにもありましたが、昨年末には、おいらがポカをしまして・・・

 

まあ、簡単に言うと、店長から来た集合時間の連絡読まずに、

りょーかい!

と、かるーーーーく返事をして(笑)

集合時間を、勝手にいつもの時間(15:50)だと思い込んでいたところ、20分早い時間だったという・・・

 

余裕で時間に間に合うと思って、うきうきと歩いていたら、

VROOOMから電話がかかってきて、

「おい、集合時間(15:30)が近いけど、今どこにいる??」

と聞かれて、

「え?? 何言ってんだ? 15:50じゃないのか?」

と言ったら、

「お前、店長はかなり早い段階から15:30にするって書いてたぞ??」

と言われまして、

「うわ、まじか・・・!!」

(店長、何で時間を早めたんだよ~怒)

と思いながら、あわてて走って、VROOOMに助けてもらって、ギリギリ間に合いましたわ。

 

しかも「集合時間を早めろ」と言ったのは、おいら自身だったらしい。

先週の飲み会の時に、おいらが酔っぱらって、

「来週は忘年会をゆっくりやりたいから、早めに集合しましょうや」

と提案していたらしい・・・(記憶喪失)

いやあ、バンドメンバーを巻き込んだ、壮大な独り相撲・・・(滝汗)

大変、申し訳ございませんでした・・・

 

 

 

それはともかく、ビートルズについて書き連ねている、このシリーズ。

 

 

前回は、

が名盤だと言われているけども、

おいらは、そんなに、評価できないんだよなあ、というところまで話しました。

 

どうして、そう思うのかについては、前回、3つ挙げて説明したんですが、

4つ目の理由を、言わせていただこうかなと。

 

それは、

ギターの伴奏が粗い

感じがする。

ということなんですよ。

どういうことかと言いますと「ラバーソウル」までのビートルズは、

ギター伴奏を、アコースティック・ギターで行うことが多かったんです。

エレキ・ギターを使ったとしても、音量が低めで、サステインがほとんどない。

 

ところが「リボルバー」から、機材が発達したからなのか、

ジミ・ヘンドリックスとかに影響されたからなのか、

エレキ・ギターの歪んだ音色でバッキングをするようになります。

 

エレキの音を制御しきれてなくて、リズムがうまく表現されてないように感じるのですわ・・・

特に感じるのは、ミュートがされてないってことですね。

ミュートされてないから、なんか、リズムがぼやけちゃっているような印象があるんですよね・・・(汗)

もちろん、それが良い味だ、という人もいらっしゃるんでしょうけども。

 

それが、だいたい「サージェント・ペパー」あたりで改善されてきて。

「ホワイト・アルバム」くらいから、エレキの伴奏も気持ちよくなるんですけども。

「リボルバー」を聴くと、そこが気になっちゃうんですわ。

なもんで、おいらとしては前回に書いた3つの理由とからめて、

「ラバーソウル」が最高だなと。

 

なんかの記事で、ザ・フーピート・タウンゼントが、

「ビートルズはボーカルは確かにすごいけど、

ボーカルを聴かずに、楽器の演奏だけ聴いてみろ、

ひどいもんだぜ。」

と言っていたのを思い出しましたわ・・・(遠い目)

 

いやあ、ピート・タウンゼント、勇気ありますなあ(苦笑)

 

 

というわけで、本年もどうぞよろしくお願いします!!

 

以下次号じゃ!!


ビートルズの曲をやるならばっ! その13

2023年12月29日 10時01分29秒 | 演奏曲

さて、いよいよ今年も終わりますな・・・

おいらがアップする今年最後の記事になりそうです。

 

いやあ、2023年も、本当にありがとうございました!!

特にバンド関係でお世話になった方、感謝しておりまする。

今年は、やっとコロナが落ち着いて、バンド活動を始めとして、日常が戻ってきた年でした。

うちのバンドも4月くらいから、3人での活動を再開しました。

 

我がバンドはどんどん高齢化が進んで、若返りに失敗していますから(笑)

というか、メンバー・チェンジが無いんだから、高齢化するに決まってますけども。

あと何年こうやって活動できるのか、と考えさせられる年でしたね。

なもんで、活動再開してからは、

今やれることを精一杯やっておこう!

という気持ちになりまして、いろいろと新しいことにチャレンジしました。

新しい機材をたくさん導入したのも、そうですね。

そこらあたりのことは、また来年に、ゆっくりと語っていきたいと思っております。

 

さて、それはともかくとして、ビートルズですよ。

まだまだビートルズについて語っていきますぞ。

今年最後の記事は、ビートルズの名盤について語ろうと思ってます。

 

 

 

そう、冒頭の写真にもあるとおり、

「リボルバー」ですね!!

ここ最近の音楽業界での評価が、ものすごく高くなっていまして・・・

 

 

 

 

30年くらい前までは、ビートルズの名盤といえば、

「サージェント・ペパーズ」に決まりでしょ!

という風潮だったのですが、いまや圧倒的にリボルバーを評価する流れになってます。

おいらが読む音楽関係の書籍や、サイトなんかでも、ロックの名盤として軒並み1位になってます。

 

 

 

んで、ここから先は、おいらの個人的な意見なんで、目くじら立てないでくださいましね。

 

 

 

 

おいらは前にも書きましたが、ビートルズで最も名盤だと思っているのは、

「ラバーソウル」です!!

圧倒的に「ラバーソウル」が最高の作品だと思ってます!(鼻息)

 

で、なんでそう思っているのかについて、書いていきたいわけですね。

おいらが「ラバーソウル」を高く評価する理由をいくつか列挙して、説明していきましょう。

 

1 作曲者のバランスがいい。

これはですね、ジョンとポールの作品が、だいたい同じくらいの比率で入っているということなんですよ。

数だけじゃなくて、作品の質も、「ラバーソウル」では、2人はほとんど同等だと思ってます。

これ以降、「リボルバー」から、ポールの楽曲の方が多くなってきて、質も高くなってきますからね。

「サージェント・ペパーズ」にいたっては、ほとんどポールの作品なんじゃないかとすら思ってしまいますわ・・・

 

2 ジョンとポールの音楽性がそんなに離れていない。

「リボルバー」から、ジョンはどんどんポップな作品を書かなくなります。

そして、どんどん前衛的で過激な方向にシフトしていきます。

逆にポールはどんどんポップで親しみやすい名曲を量産するようになります。

さらに2人の共作もどんどん減ります。

もちろん、「ラバーソウル」も共作はほとんどないんですが、2人はかろうじて同じ方向を向いているように感じてます。

そう、だから「リボルバー」以降のアルバムは、統一感が薄れてる感じがするんですよね。

もちろん、それが良い、という方がいらっしゃるのは、よくわかってます。

 

3 ジョージの曲がインドになってない。

これはもう、そのまんまです(笑)

ジョージは「リボルバー」と「サージェント・ペパーズ」の時にはインド音楽にハマっていまして・・・

それぞれインドのミュージシャンと演奏した曲を、収録しています。

そのインド熱が冷めるのは、「ホワイトアルバム」の時ですから。

いやあ、いらないんだなあ、おいらにとっては、ジョージのインド曲は・・・(苦笑)

 

 

とりあえず、3つまとめてみました。

もちろん、何度も言いますが、これはおいらの私見なんで、気に障ったらお許しくださいまし。

 

さて、4つめについては、新年に書きたいと思います。

 

とにかくみなさま、

今年もありがとうございました!

良いお年をお迎えくださいませ!!

 

以下次号じゃ!!


ビートルズの曲をやるならばっ! その12

2023年12月22日 07時48分30秒 | 演奏曲

さてさて、ビートルズについて語っているうちに、もう12回目ですよ・・・

いやあ、語ることが尽きませんなあ~(遠い目)

そして、ご覧の通り、今回はデビュー・アルバムですよ。

ここから、ビートルズの伝説が始まったわけですね。

 

この時、ジョンは風邪気味で、鼻がつまっていたらしく。

最後のツイスト・アンド・シャウトを1回歌ったあと、声が枯れて歌えなくなったとか。

つまり、バンドのコンディション的には、あまり良くない状態だったようですね。

 

ところが、そんなことを一切感じさせないような、はつらつとした演奏ばかりですよ。

しかも、ほとんどスタジオ・ライブのような状況で録音されてます。

いや、これ、とんでもないことだと思うんですよね。

新人バンドとは思えない、貫禄のある演奏です。

 

このアルバムは、個々の曲を聴くというより、全体として味わうアルバムかなと思いますわ。

通して聴くと、当時のビートルズの、若さとパワーを感じることができます。

 

 

ただですね・・・

 

このアルバムはモノラルで発表されていたものを、無理矢理ステレオにしているところがありまして・・・

楽器の位置が、無茶苦茶です・・・

片方のスピーカーから、ドラムが全部聞こえてくるとか・・・(涙)

 

何度も言っていますが、ここ最近、2023年版の赤盤青盤を聴きまくっている、おいらとしては・・・

 

このアルバム、リマスターしていただけないでしょうか?(爆笑)

赤盤の中に入っている、このアルバムの曲を聴くと、楽器の位置も直っていて、とても聴きやすくなってます。

リマスターしてくれたら、絶対買うんだけどな~(遠い目)

こんなふうに考えている人は多くいると思うので、ビートルズはまだまだ売れると思いますぞっ(鼻息)

ビートルズの初期のアルバムは、全部こんな感じなので、全部リマスターしてほしいなあ(垂涎)

 

マスター・テープの中から、各楽器や声を抜き出すことができるなんて、技術の進歩は素晴らしい・・・

かなり多くのビートルズ・ファンが待ち望んでいますので、ぜひぜひ、リマスターしてくださいまし!

 

 

さて、このアルバムの中で、うちのバンドが演奏するとしたら、

Twist And Shout (2023 Mix)

この曲になりますよね・・・(讃嘆)

前にも書きましたが、ジョンの声が枯れてしまって、1回しか歌えなかったというのに、この凄まじさ。

 

ビートルズの作った曲ではなくて、カバーなんですけど、誰もカバーだと思ってないですよね(笑)

しかも、アルバムの最後を締めくくるように、ライブの最後も締めくくれるんで、使い勝手が最高です。

日本での知名度も高いですからね、言うことございません。

 

最後の曲とか、アンコールとか、何度も何度も、使わせていただきましたわ(鼻息)

うちのバンドのライブを、全てこの曲で締めくくっていた時期があります。

 

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

Twist and shout アップルビデオ高津店 2015 自宅

おいらがリゾネーター・ギターじゃなくて、マーチンを使っていた時期の映像ですからね。

もう10年くらい、この曲を演奏してきたんですなあ(遠い目)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


ビートルズの曲をやるならばっ! その11

2023年12月15日 05時40分03秒 | 演奏曲

さてさて、年も押し迫ってきましたなあ。

いよいよ、2023年も終わりに近づいておりますなあ。

相変わらず、ビートルズの赤盤青盤を聴き続けている、つぁんでございます。

 

前回「パスト・マスターズ1」について語りましたな。

これは名盤でございまして(ドイツ語の曲以外・笑)名曲ばかり入っておりまする。

それだけでもすごいのに、今回の「パスト・マスターズ2」については、もっと名曲だらけ・・・(陶然)

それこそ「名曲じゃない曲」を探す方が難しいくらいです。

ビートルズのシングル盤は、それくらい、練りに練られた作品ばかりが、発売されているということなわけですな。

恐ろしいのは「シングルのB面」とされる曲も、名曲ばかりだということです。

 

ビートルズのシングルの

「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」

と、

「ペニーレイン」

がA・B面になっているのですが。

このシングルが史上初めて、両A面の扱いになったそうです。

そのせいか、このシングル盤は票が割れて(?)1位を取れなかったらしく、ジョンが大変悔しがったとか何とか。

 

これはおいらの私見なのですが、この時期のジョンとポールは熾烈なシングル争いをしてまして。

ほとんど、

ポールが勝ってます(驚嘆)

なもんで、ジョンとしては自信作を持ってきても、ポールがA面になってしまうものだから、ご機嫌ななめ。

俺の方もA面扱いにしろ!

とごねて、両A面になったとかならないとか(笑)

 

 

どうやら、このCDにも入っている、

ウィ・キャン・ワーク・イット・アウト(恋を抱きしめよう)

デイ・トリッパ―

で争ったときあたりから、こういう話が出てきたらしいっす。

いや、実際「ジョンの気持ちもわかる」というくらい、どちらも名曲ですわ・・・(讃嘆)

 

そしてどうやら「ストロベリー・フィールズ」も、

アメリカでは、B面だったらしい(遠い目)

 

 

なんか、こういうところから、ビートルズの人間関係がこじれていったのかもしれませんねえ。

 

 

 

んで、うちのバンドで演奏する曲としたら、

We Can Work It Out (2023 Mix)

恋を抱きしめよう

しかないでしょう。

ジョンの曲を押しのけて、シングルA面になっただけのことはある、名曲中の名曲です。

しかし、この邦題もなかなかすごいですな。

恋って抱きしめることができるのか?

なんて思ってしまいますけども(笑)

 

この曲の魅力は、

ポールが作った明るいAメロ

ジョンが作った悲観的なBメロ

ジョージが作った最後の3拍子

リンゴにしか出せないリズム

いやあ、本当にビートルズの傑作中の傑作でしょう!

しかも3分くらいの短い曲だというのも扱いやすくていいですな。

 

 

というわけで、うちのバンドでもこの曲をやろうと思ってやってみました・・・

 

 

は、恥ずかしながら・・・

We can work it out アップルビデオ高津店 2020 カラオケ

店長のタオル姿がたまりませんな~(笑)

いや、問題はそこじゃなくて。

テンポが速すぎなのでは、とか、いろいろと思うところがありますけども。

というか、大変つたなくて、申し訳ないっす・・・(涙)

これがもう3年前の映像なので、もっと良くなっているはず!

この冬の間にしっかり練習して、YouTubeにあげたいと思っております。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


ビートルズの曲をやるならばっ! その10

2023年12月08日 10時48分47秒 | 演奏曲

さあ「シー・ラブス・ユー」ですよ。

当時、この曲の反響がすごくて、ビートルズが、

イェーイェーイェーズ

と呼ばれた、なんていう逸話もあります。

 

スピッツ「ロビンソン」があまりに売れて、

ロビンソン

というバンド名だと思われた時期があった、というのに近いでしょうか(笑)

なんかの歌番組で、ご本人たちが話されていたのを聞いた記憶があります。

 

しかし、それぐらい、この曲の発するエネルギーは半端ないですな。

最初から最後まで、全速力で駆け抜ける感じで、

間奏がない!

というのもすごいところ。

 

 

そう、初期のシングル曲はたくさんあるのに、この曲をどうしても演奏したかった理由というのは、

この本にあります。

この本の最後に「ビートルズの曲の中で好きな曲はどれか」をいろんな方にアンケートしていまして。

その中で、多くの人が選んだのが、

シー・ラブス・ユー

だったのですよ。

うわ、こんなにこの曲の評価が高いんだ、とびっくりいたしましたわ。

 

この曲と

イン・マイ・ライフ

が最も評価が高かったような気がするっす。

この本の著者の2人も、最も好きな曲はイン・マイ・ライフだと書いていました。

 

おいらは、けっこう、こういう音楽関係の書籍を読むのが好きでして。

書籍の影響力が強いと、自分でも思うっす(笑)

いろんな人が熱く語っているアルバムなんかは、すぐに聴きたくなって買ってしまうし。

そこらへん、ミーハーといっても良いかもしれません。

 

これだけ多くの人が好きな曲として「シー・ラブス・ユー」を挙げているのなら、

ライブで演奏したら、盛り上がること間違いなし!

という気持ちで、この曲を選んで、レパートリーにしたのです。

 

ただ、ライブで何回か演奏して、満足してしまったのか、数年間、お蔵入りに。

 

この曲はもったいないだろう、という意見が飲み会(ミーティング)で出されたので、

ここ最近復活させて、練習していることは、前回に書きましたな。

この冬の間に、YouTubeに動画をアップできたらいいな、と目論んでいるところですわ。

 

この曲の素晴らしいところは、とにかく、コーラスのパワーが圧倒的だということです。

なので、うちのバンドでは、VROOOMにも店長にも、全力で歌っていただきたいところですわ。

声は出せば出すほど、力が増していきますからね。

継続は力なり、ということですな。

 

そしてここ最近はずっと2023年版の赤盤青盤を聴いているのですが。

やっぱり、ビートルズのコーラスはすさまじい!

そして、音がよく聞こえるようになったことで、ジョージの貢献が目立つようになりました。

これまで、ジョンの特徴的な声と、ポールの高音に隠れがちだった、ジョージの声がよく聴こえます。

うわ、こんなに難しいパートを歌っていたんだ!

と思うことが、かなりありまして。

つくづく、ジョージは縁の下の力持ちだったんだなあ、とため息をついてしまいます。

 

同じバンドにジョンとポールがいたら、そりゃあ、さぞかし、大変だったでしょうな(遠い目)

しかも、ビートルズがデビューした時には、ジョージは20歳くらいだったわけで。

そのころの数年の歳の差は、大きな違いだったでしょうし。

そこらあたりのことも、いろんなビートルズ本を読むと、より理解が進んで、感情移入できるようになります(笑)

 

ただ、それによって、後期になると、その2人にも負けないような名曲を書くようになるわけですから。

ビートルズの歴史は、ジョージの成長の歴史といってもいいかもしれませんね。

 

今回の赤盤・青盤には、ジョージの曲が多く採用されていまして。

正直最初のころは、

こんなにジョージの曲を入れるくらいなら、あの曲とかこの曲とか、入れてほしかったなあ(傲慢)

なんて思ってしまっていましたが、今では、ジョージの曲を聴きながら、感慨にふけっておりますぞ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


ビートルズの曲をやるならばっ! その9

2023年12月01日 05時48分50秒 | 演奏曲

さてさて、みなさま、お元気ですか?

おいらは、なんとか、無事に生きておりますぞ。

いやあ、ちゃんと寒くなりましたなあ。

そろそろ年末だと思うと、かなりびっくりしておりまする。

振り返ると、今年もいろいろあったなあ(遠い目)

 

それはともかく、ビートルズの曲で、何を演奏するか、というところですね。

いや、これは、じつは無理難題でして、結局のところ、

できるだけ多く演奏する!

ということにつきるのではないかなと(笑)

 

だって、ほとんどの曲が、基礎教養のような曲ばかりですからね(鼻息)

 

そんな中、今回は、冒頭の写真にもある通り、ビートルズのシングル盤の曲からですよ。

ビートルズは、アルバムの中からシングルをカットするのではなく、

シングルだけのために、曲を作っていたのですよ・・・

まあ正確に言うと、出来のいいと思われた曲をシングルにして、その曲はアルバムに入れなかったのですね。

これって、すごいことだと思うのですが、まあ天才の集団ですからね(遠い目)

しかもそのシングル曲は、ジョンとポールが競争して作っていたとのこと。

自分の作品がシングルにならなかったら、本気で悔しがっていた、という逸話もあるほどですわ。

 

というわけで、彼らのシングル盤の曲ばかりを集めた、このアルバムは、名曲の嵐!!

まあ、有名曲のドイツ語版だけは、ちょっといらないけども(苦笑)

なもんで、ここを語ろうと思うと、かなり長尺になりそうです。

 

しかもこの「パスト・マスターズ」というアルバムは、1と2がありまして。

前期と後期に分けて、シングル曲が、山ほど集められております。

おいらとしては、かなり聴きこんだアルバムでもあるので、思い入れたっぷりです。

 

似たようなアルバムに、赤盤青盤というのもあるんですが、あれはベスト盤のあつかい。

相変わらず、2023年度版を、毎日のように聴いております。

これは、しばらくビートルズ熱が冷めないかもなあ(陶然)

 

さて、ビートルズを初期と中期と後期に分けたりしますけども、

ビートルズの初期のシングルだったら、まずはこれでしょう!!

She Loves You (2023 Mix)

もちろん、2023年のバージョンをリンクしましたよ!

この曲のすばらしさは、説明不要だと思うのですが。

これを聴くだけで、元気になれますもんなあ(遠い目)

もちろん、うちのバンドも、この曲をレパートリーにしてました、というか、ここ最近復活させました。

 

この時期のシングルは、どれも明るくて、ライブで演奏するには最適です。

 

Please Please Me

I Want to Hold Your Hand

From Me to You

She loves you

 

ちょっと列挙してみましたが、全部演奏したい曲ですよね。

この中のどの曲も、ライブのオープニングでもアンコールでも、どこでも使えそうな曲です。

曲の知名度もバッチリだし、3分弱くらいの短い曲なので、扱いやすいし。

 

うちのバンドは、ここ最近コーラスに力を入れているので、これらの曲は絶好の教材になりますね。

なので、ここに挙げた曲は全て、うちのバンド用にアレンジできるか挑戦してみたことがあります。

どの曲も、わりと単純な構成の曲なのかと思いきや、ひと工夫もふた工夫もされていて、驚かされましたわ。

ビートルズって初期のころから、コード進行とか、リズムとか、コーラスとか、すごく凝っていたんですな。

というわけで、これらの曲はレパートリーにしたいけども、かなり時間がかかりそうです。

 

 

そんな中、

シー・ラブス・ユー

だけは「どうしても演奏したい」と思って取り組んだわけですが。

そこらあたりの事情、次回、ゆっくりと語らせてくださいまし!!

 

 

以下次号じゃ!!