木造三階建ての階段下に新築建造物ができます。いつものように「樋口一葉の井戸」を観に行こうとしていました。路地の入り口が工事中です。驚きました。
菊坂下は静かに古い建物が消えていっています。
ここでも古い建物がコンクリートになるようです。
路地をここまで入って行って、やっと馴染みのある景色になります。
樋口一葉が住んだ街です。ここは変わっていません。
樋口一葉が使った井戸です。数年前にポンプが緑色から紺色に塗り変わりました。いまだに馴染めません。
背景も含めて、この界隈の景色が好きです。
木造三階建ての民家を見上げます。
そもそも、この時期は苔が広がった石段が観られるだろう、とやって来たのですが、今年は空梅雨でしょうか?しっとりとした風情でなくて、光が印象的な角度で射します。
石段を上がります。
そして振り返ります。樋口一葉が暮らした小さな広場です。
木戸から見下ろします。
この話、続きます。