荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

上川口屋閉店風景

2022年08月02日 | 散文

前回の訪問は雨漏りした屋根の修理中でした。お婆ちゃんは店の周りの掃除をしていました。今日は暑い夏の話になるのでしょうか?木漏れ日の中の上川口屋です。好い風情です。・・・あれっ?!店頭の駄菓子の入れ物が仕舞われています。

 

ガタガタと雨戸を閉めています。

 

店じまいの手際が良いです。そういえば、前回訪問時に雨漏りを直していた屋根の修繕は無事終わったようです。トタン屋根の継ぎ目を塞いでいます。

 

ガラス戸も閉めようとしていました。ここで目が合います。「どうしたんですか?」「午後から用事で出かけるのよ。明日は空いているわよ」「さすがに今日の明日は来ません」苦笑いしながら、急いでいるのでしょう手が止まりません。

 

ガラス戸を閉めて奥に下がります。

 

新たな雨戸を持って来るのだと思います。

 

あっというまに閉店しました。

取り残された私です。

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真夏の鬼子母神参道

2022年08月02日 | 散文

踏切の向こうにケヤキの繁りが見えます。青い空と白い雲の下を都電が来ました。空と同じカラーです。見た目涼しくはあります。

 

真夏の鬼子母神参道です。

 

ケヤキ並木です。

 

足を踏み入れます。

 

真夏の太陽光が繁ったケヤキ葉に遮られて薄暗くなった参道を行きます。左の大ケヤキに一条の光が射しています。

 

今日も見詰めます。

 

陽射しを追います。

 

静かな参道です。普段も人は少ないですが、この暑さでは用事も無いのに人は出歩きません。

 

風が渡ります。静かな参道をざわめかせます。

 

振り返ります。

真夏の鬼子母神参道です。

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