荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「続・男はつらいよ」の現場を訪ねて、

2024年11月24日 | 散文

寅さん映画が好きです。本作は1969年11月に公開された、シリーズ第2作目です。マドンナは斎藤オリエさんです。寅次郎が中退した柴又商業高校の恩師、坪内散歩先生のお嬢さん役です。

寅次郎が恩師を訪ねてやって来ました。

背後にJR常磐線が走る江戸川の土手下です。

恩師の家は、葛西神社の前を下った最初の家です。

現在映画の家は在りません。もうとっくに建て替わっています。

例によって、ここでマドンナに一目惚れする訳です。

源ちゃんは恋の邪魔です。寅次郎に追い返されて、泣きながら帰ります。

・・・坪内散歩先生が、天然の鰻が食べたいと言います。江戸川の鰻が食べたいと言います。苦労して、やっと吊り上げました。喜び勇んで恩師の元に走ります。

源ちゃんも坂を走り下ります。遅れてマドンナも走って帰ります。

恩師坪内散歩は寅次郎の鰻を待たずして、秋の陽射しの縁側で、揺り椅子に座ったまま亡くなっていました。・・・恩師の葬儀シーンです。

寅次郎が誤って、マドンナと恋敵が乗っている車に乗り込みます。

この坂周辺で多くのシーンが撮影されました。

もう55年前の話です。

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東金町/葛西神社

2024年11月24日 | 散文

葛飾区東金町の葛西神社に来ています。東金町と言えば、東京の東のどん詰まりです。

これから黄葉が始まります。

思ったより大きくて厳かな神社です。

境内には大きな銀杏が数本植えられています。

由緒書きです。

初冬の陽射しに、始まったばかりの黄葉が映えます。

木洩れ陽の下に、厳かに舞殿が佇んでいました。

見ると、「酉の市演芸大会」の提灯が出ています。今でも氏子で演芸大会を開催しているんですね。郷愁を誘います。

酉の市のポスターです。ここでも市を催しているようです。

境内に、熊手の屋台のようです。

今年は「三の酉」があるので、まだ片付けていません。

奥まった場所に「葛西囃子」発祥の地碑が建っていました。いわゆる祭り太鼓の叩き方です。昔は各地で、それぞれおらが村の祭り拍子があったのでしょうね。

裏は江戸川の土手です。葛西神社が東京のどん詰まりです。

・・・で、何で私はここに居るのか?

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