荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

田中一村展

2024年11月13日 | 散文

随分と展覧会に行っていませんでした。体調もあるけど、観たい作家の展覧会がありませんでた。「田中一村」です。

木枯しが吹く日です。観賞者は少ないと思ってやって来ました。

東京都美術館です。

何と、超満員です。私と似たようなじじばば世代ばっかりです。絵が飾られている壁から、三重の観賞者です。

私、一村をアンリ・ルソーのような作家だと思っていました。

多くの流派に学んだ作風が多種に及んで、しかも多作です。一時期ルソー風になったようです。

今回見直しました。

次はモネを観たいです。でも、西洋美術館は大変な混雑でした。まあ、2月までやっています。

ミロも観たいです。

でも、インフルエンザも怖いです。

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煙突の解体作業行程全部見

2024年11月13日 | 散文

クレーンが下りて来ました。

太い鎖を穴に通して、クレーンでピンと張ります。

ずいぶん低くなりました。もうすぐ塀で見えなくなります。一段を撤去するのに2日掛かります。昨日15時前から1時間ほど眺めましたが、解体撤去の瞬間を見る事ができませんでした。

今日は13時前にやって来ました。

既に先日撤去して残った部分です。足場の所で横に切ります。落ちないようにクレーンで吊り上げて、煙ならぬ粉塵を飛ばして切って行きます。この切る作業が2時間くらい掛かります。

切削作業の様子は外からは見えません。煙突の内側から切っています。従って、足場に居る作業員は見守るだけです。ずいぶん経って、作業員の動きが慌しくなりました。

暫くして気がついたら、切片が傾いていました。危ないあぶない。この瞬間を約3時間半じっと待っていたのです。

クレーンが吊り上げます。

移動します。

下ろします。

短くなったこともあって、吊り上げて塀に隠れるまで僅か2分くらいの作業です。行き当たりばったりではこのシーンに立ち会えません。これ迄見た作業の進捗状況を元に予測して、見逃さないように早めに来るしかありません。

3時間半眺めるのはしんどかったです。ずっと見上げているので肩が凝ります。とうとう半日潰してしまいました。夕陽に染まる寸前の、短い煙突と足場が残ります。

また明日足場を3mくらい下げて、縦に4等分して、足場の位置で1片ずつ切り取って、クレーンで下ろす。工事業者は、この作業を、内部煙突を含めて3年間、ずっと繰り返して来ました。あと1週間くらいで塀に隠れて見えなくなりそうです。

見届けます。

コメント (2)
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