荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

イタリア大使館

2022年03月09日 | 散文

麻布は大使館の密集地帯です。それぞれに異国情緒をかきたてられます。やっぱり魅力的な街です。6年前に訪問した土地勘は残っていて、迷わずに各大使館に訪問できます。それでもちょっとだけ覗いて、写真を我慢しました。でも、イタリア大使館だけは我慢できません。郵便受けです。

 

大使館と職員宿舎が一体となった広大な敷地です。三田の丘の上から、長い坂の壁です。坂を下ります。

 

壁の絵が、いかにもイタリアです。

 

 

 

 

 

 

 

正門に来ました。

 

振り返ります。あの、頂上が見えない坂を下って来ました。

 

イタリアというよりも、和洋折衷の日本式の門構えです。

 

我慢できない思い入れがあります。

 

左にも先が見えないくらい広い敷地が続いています。ここは旧伊予松山藩の屋敷跡です。15万石にしては広大な敷地です。江戸城の西の防御地だったのだと思います。

 

ここで赤穂47士のうち10名を預かり、切腹を遂行しました。

 

その中には、大石主税、堀部安兵衛、大高源五などがいました。それもこれも徳川親藩だったからのお役目だったのでしょう。

 

最後にもう一度振り返ります。

久しぶりにやって来た伊予松山藩邸跡です。


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