花曇りの下を行く都電の向こうの桜は、東京の観桜の名所飛鳥山です。一山丸々桜です。
八代将軍吉宗が、幕府に対する庶民の不満を発散させる為に造った、花見の場所です。
平日なのに、この混雑です。
駐輪場がママチャリで一杯です。
平日の午後です。桜の下は母親と子供の花見です。
屋台も出ています。
人出が多すぎるので興味の先を転向します。後日、桜の終盤の人出が落ち着いた頃に、名残りの桜を眺めに来ます。 飛鳥山といえば、渋沢栄一が住んだ場所でもあります。旧渋沢邸です。
こちらが晩香廬です。大河ドラマにも登場した、グラント将軍を接待した館です。
栄一の喜寿を祝って、清水建設からプレゼントされた館です。誕生日祝のスケールが違います。
若い時の渋沢栄一です。
壮年の渋沢栄一です。
渋沢史料館です。
そして、老年の渋沢栄一です。
山の下は都電の線路です。沢山の人が横断歩道を渡って向かって来ます。桜の下を都電が往きます。
飛鳥山は都電と共に在ります。
数日後、散っている最中に行ったらもう殆ど人が居ない・・・。こんなに綺麗なのに、、これも東京の春景です。