テーマとしては重いですが、商店街や質店や銭湯等、日本が失おうとしているものを記録に留めようとしています。ガソリンスタンドもその一つです。
ここは何度も通っていることもあって、直ぐに違和感に気付きました。ガソリンスタンドのカラーリングが変わっていました。
変わったのはカラーリングだけではありません。サインポールの看板も替っています。元は「ENEOS」でした。今、日本のガソリンスタンドは外資系企業が撤退して、殆ど「ENEOS」と「出光」になっています。元ENEOSなのに、どうしたのでしょう?
綺麗に掃除されていて清潔感がありますが、敷地は狭いです。
ガソリンの需要が激減した結果、合理化を推進する元売りはスケールメリットを追求します。例えば、大きな地下タンクを持っていると、ガソリン等の配送が少ない回数で済みます。
ENEOSとどのような話し合いがあったかは知りませんが、経営者は元売りから独立した営業形態を選択しました。
「SKY」の看板がよく目立ちます。
よく見ると、防火塀には「(株)日の丸リムジン」と書いています。大手タクシー会社です。恐らく、同社が自家用給油所兼一般販売スタンドとして買収したのでしょうね。頑張って欲しい。