写真1 マメヅタ、豆形の緑の葉(栄養葉)がコンクリート擁壁に這い描く
写真2 長い葉柄の先にへら状の葉(胞子葉)が伸びる。裏面は茶色の胞子のう群(ソーラス)に覆われる
写真3 鹿児島県立吉野公園の樹幹に這うマメヅタ
鹿児島の里みち・野みち歩きで目に入る植物の一つはシダ類
例えばマメヅル(注1)
コンクリート擁壁に這い描く(写真1)
円い豆形のテカテカの葉(栄養葉)が線状に描く
目を近づけると胞子葉が伸びる(写真2)
長い葉柄、箆(へら)状の葉
裏面に茶色の胞子のう群(ソーラス)がびっしり、初見
樹幹にも這う(写真3)
一枚ずつ摘まみ採りたくなる栄養葉、マメヅタ
注1 ウラボシ科 学名:Lemmaphyllum microphyllum
別名:マメゴケ、マメシダ、イワマメ
引用・参考文献等
*野草検索図鑑編集員会編『葉と茎から見分ける 野草検索図鑑 8 シダ』(82・84頁 株式会社学習研究社 1985年)
*『鹿児島の路傍300種図鑑 県本土編』(Plate1・10頁 鹿児島県立博物館 1991年)
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2017年05月13日 撮影地:鹿児島市吉野町