
写真1 打ち上げ花火を連想させるベニバナ。葉の縁には棘

写真2 紅色と黄色のベニバナ畑 埼玉県桶川市

写真3 ベニバナは、まず中心枝に黄花が開く。周りの枝には白蕾

写真4 中心枝の花は黄色から紅色になり、周りの枝の蕾は開き黄色の花となる。

写真5 中心枝の花、周りの枝の花ともに紅色になる。

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埼玉県桶川市は、江戸期、ベニバナ・紅花の産地。
それに因み、市内数ヶ所にベニバナが栽培され、
6月下旬から7月上旬に「べに花まつり」が開かれる。2013年は第18回。
ベニバナは1年草あるいは越年草、高さ約1m。
枝先に頭状花をつけ、初めは黄色でじょじょに赤くなる。
その一端は写真3~写真5のとおり。
ベニバナはエジプト原産、日本にはシルクロードを経て4~5世紀頃渡来。
江戸時代中期以降、最上地方・山形県や埼玉県桶川市などで栽培された。
しかし、化学染料の登場などで衰退。
山形県の県花はベニバナ。
源氏物語にも登場するスエツムハナ・末摘花はベニバナの別名。
学名:Carthamus tinctorius キク科
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2008年06月28日 撮影地:埼玉県桶川市
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