写真1 ヒレアザミの種子。綿毛に魅かれる。1個の頭花に1個の綿毛つき種子
写真2 茎の凸凹・翼に棘がある。この翼を鰭・ヒレに見做し、頭花がアザミのそれに似るのでヒレアザミの和名がつく
写真3 頭花の基部にある数多い総苞片の先端にも棘
写真4 葉にも棘、茎にも棘、花の総苞片にも棘、とにもかくにも棘が多いヒレアザミ
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本種・ヒレアザミは茎丈70~100cmの越年草
茎に凸凹・翼があり、これを鰭・ヒレと見做して和名に冠する
葉だけでなく、翼や総苞片(花の基部にあり、蕾を包んでいた葉)にも棘がある
とにかく棘が多い
本種はヨーロッパから東アジアに広く分布
日本には古い時代に渡来した帰化植物と考えられている
渡良瀬遊水地では普通に見られる
本種は一般のアザミ(キク科アザミ属)と属が違う
学名:Carduus crispus L. キク科ヒレアザミ属
引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)86頁
*岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科植物生態研究室(波田研)植物雑学事典;ヒレアザミ
*『渡良瀬遊水地の植物図鑑』(財団法人渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団2008年)28頁
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2009年06月13日 撮影地:栃木市・渡良瀬遊水地
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